◆◆第11話◆◆

 

 真魚の撮った津上の写真が欲しい。
 被害者の女性に見覚えがあると考えこむ氷川に「昔泣かせた女じゃないのか?」と河野さん。ここまではありがちな会話なんですが「え、どういう意味ですか?」と聴き返した氷川があまりに真面目で、天然。彼って、やっぱり天然なのか。天然過ぎるほどの天然。冗談通じないんだね。それで、津上のすんごい駄洒落にも面食らってたのね。
 真魚ちゃんの能力。「知ってるのは氷川さんだけです」だけってそれは、二人だけの秘密? しかし、腹も立たないけど、楽しくもないなぁ、この二人じゃ。
 聴聞会の北條。見事なまでの責任転嫁。ここまで自信持って言い切れれば立派。でもって、あかつき号の名前を出して、逆に脅し返されてました。管理官のが一枚上手だったのかも知れません。
 ミイラ化した死体発見現場。北條VS氷川。二人の横顔のにらみ合い。あれだけ見事な怯えっぷりと逃げっぷりを披露してしまったあとでも、堂々たる態度の北條。恰好いい。しかし、親の心子知らず。河野さんは自分がいなけりゃ、二人が協力しあうかも知れないとか言ってましたが、どう見てもあの険悪ムードでは、逆効果。油は溶けないって、やっぱり。でも、ここで一句。にらみ合い 見詰めあいに見えたら もう末期。字余り。おそまつさまでございました。
 美杉教授の言葉には、思わず本気で想像してしまいました。津上みたいな子が友達だったり彼氏だったりして、それが唐突にいなくなってしまったら、やっぱり哀しいだろうなぁ、とか。まぁ、友達はさておき、彼女だったら必死に探してるかも知れないよね。半年(?)かかって見つけ出せないのってトロいかも。だいたい、捜索願が出てないってことは、そういう相手はいなかったってことか。
 篠原兄。これがまた長身だぁ。あぎとって、男性に関しては(子供は別だが)最低身長制限があったりして。
 さて、またアンノウン出現の報にG3で出動する北條。今度は銃以外でもそれなりに健闘しましたが、やはり殴り倒されてしまいました。その北條を、必死に呼ぶ氷川。あれだけすっごい顔でにらみ合ってても、そんなに心配ですか?
 砂浜で車輪が回らなくなった車を押してもらって「借りは返す」と篠原嬢。JAF呼んだら高いしねぇ。と、思って見てたら、結局「知らない」ようには全然見えないのに、「知らない」と手帳の件を突っぱねる。話聴いてあげただけで、もう借りを返したつもりでしょうか? それは、あまりにも涼君安く見られすぎ。
 生身でG3の武器を使ってあぎとを助ける氷川。反動がものすごいらしくて、連射したあと気を失って、それが本日のラストシーン。なんか、いい眺めでした。
 じゃなくて、あぎと=津上って知らないところが、つまんないなぁ、と思ったりしました。知ってて、あれだけ必死になって助けてくれたなら・・・。

 

◆◆第12話◆◆

 またまた寒そうな彼ら。ようやく、津上と涼のツーショットが見られるらしいです。いや、そんなにすごく見たかったわけでもないんですが、ライダー同士生身のツーショットが12話目で実現。とか思ったら、すれ違ってばっかりだったので、なんとなく感慨深いものがあります。
 G3の装着員は氷川に戻るらしいですね。まぁ、もともと彼のもんだし、いつまでも北條だと番組的にも問題が・・・。やっぱり、北條には普通に刑事さんやっていながら、氷川の顔を見るたび、条件反射のように厭味を連射(韻を踏んでみました)していてもらいたいもんです。


 

第10話第12話


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