また焼肉を食べるG3チーム。お揃いの制服でさぞかし目立つことでしょうね。ちょっと、居合わせたい光景です。
で、相変わらずお互いに誉めあってる上司と部下。そのわきで、焼肉を食べられず席を立つ尾室。もっと、一度にたくさん焼けばいいのに、それとも二人の仲良しさんぶりが妬けてしまったってことでしょうか? 挙動不審な態度にも小沢さんは「青春ってことかしら」と一刀両断。案外この二人が、気が合ってるところは、がさつで無神経・・・よく言えばおおらかで細かいことは気にしない太っ腹なところ、ということかも知れません。
ちょっとご無沙汰だったような気がするけど、28話にも少しは出てきた北條。ちょっとだけ、髪型がマシになったような気がするのは、昨日きたメルマガが面白かったせいで、贔屓目になっているせいでしょうか?
その北條は、河野さんと二人で風谷邸へ。風谷殺害事件は、今起きているアンノウンの事件と繋がっている。発端はあそこにあるんじゃないのかという推理らしいです。「きっとすべてがひとつに繋がるときがきますよ」という台詞に、手品でひもを繋げて満足そうにしていたあの顔を思い出して笑いそうになってしまいました。そして、なんとなく制作者側の祈りの言葉のようにも聞こえるのでした。綺麗に、ひとつに繋がっていってくれることを、私も一緒に祈りたい気持ちになったりして。
真魚のテニス。ラケットは卓球のように真横に振ったら、ネットにぶつかるのは当然です。結局、あれだけ騒いで津上も氷川もちゃんと教えてあげなかったんですね。初心者相手に、ちゃんとラリーが出来ないと怒る先輩はバカすぎる。だいたい、テニス部でいじめとかしごきとか言ったら、とにかくラケットを持たせてやらないことなんだと認識してたんだけどな。私が中学、高校時代って、テニスは大人気で、入部希望者が殺到してたんだけど、コートの数は限られてるから、新入部員なんか半年くらい球拾いと基礎体力作りしかやらせてもらえなかった。で、それを我慢して頑張った子だけが、残ってラケットもコートも使うことが出来るんでした。でもまぁ、今時はそんなことしたら誰も残らないのかも知れないしね。にしても、出来ない奴にいきなりコートに立たせてってのは無謀過ぎる。ちゃんと素振りから教えてやれよ。というか、あのサーブの打ちかたを見た限りでは、先輩のほうもかなり下手くそ。いじめっこ役なんか、誰にやらせても大差ないんだから、テニスが出来る女優連れてくればいいのに。なんなら私が・・・どっからどう見ても高校生に見えないんだから、いくらテニスが出来ても論外でした。失礼。
美杉家。広告を広げて悩む津上。家計を預かる身としては、少しでも安くて美味しい素材を仕入れようということでしょうか。教授の給料は高そうなイメージがありますが、たくさんあるからっていくらでも使っていいってもんじゃありません。なので、君の態度は正しい。と、貧乏人根性ばりばりな私は思ってしまうのでした。そこへ帰ってきた真魚は、なんとなく元気がなく、美杉は悩みを相談されたことがない、なんて言い出す。で、太一は真魚姉は、そとに出さないタイプだからとかなんとか。でも、普通今時の高校生は(中学生でも多分)学校での悩みなんか保護者に相談したりしないと思う。ピアノを習いたいからピアノを買ってくれとか、英語が喋れるようになりたいから留学させてくれとか、経済的な問題の絡むことなら、たいそう上手に相談する子供も多いだろうが、居候の身ではそれも出来ないだろうし。逆に、なんでも保護者に話して、あれこれ相談するような高校生がいたら、精神的にちょっと遅れているかもとか友達が誰もいないかも知れないとか、心配になるんじゃないかしら。
そして、花火大会のチラシで盛り上がる津上。教授に浴衣を貸してあげると言われ、それもとっても嬉しいらしい。こういうとき、同じくらいの身長というのは便利です。チラシにある、夏風川ってのは、いったいどこのことでしょう? どうやら過去にもう10回も花火大会が開かれているらしいですよ。
花火大会と聴いて、また父とした線香花火のことなど思い出し、涙する真魚。たった二年くらいで、まだ高校生の女の子が父の死を冷静に受け止め、ふっきることなんか出来ないというのは、おおいに頷けるところなんだけど、母親はどうしたんでしたっけ? 今まで、それに触れてる部分ってありましたか? 思い出の記憶に父しか出てこないのが不思議になってきました。美杉さんって、母の兄とかだったんですよね?
また階段で出会うG3チームと北條。北條は、小沢さんの顔を見て、ニヤリ。意味深な台詞を吐きつつも、核心に触れることはなく、焼肉臭いこと、そのうち角がはえてきても知りません、なんてことを言う。小沢さんも、負けてない。でも、彼女には角なんか必要ないんじゃないかと。そんなもんなくても、彼女は最強です。
久し振りに登場の、謎の青年。沢木相手に、悲しみが見えますとか言ってる。なんだか、占い師みたいです。こんな見映えのいい占い師がいたら、若い女性客が殺到しそうですね。儲かるかも知れない。これだけ、見映えがよければもう、当たらなくてもよし! みたいな感じで。
けど、この二人の会話って、理解不能。人間を愛しているというのと、人間は皆同じだというのとを繋げて考えると、すべての人間を愛しているというように解釈出来るんだけど、それでいいんでしょうか? そんじゃ、私も愛してくれてるの? なんてことじゃなくて、どれもこれも同じで、それでも愛せるとしたら、ちょっと気持ち悪い。どれもこれも同じで、だから全部大切ってことなら、アンノウンを押さえる力を持ちながら、その殺人を放置していることが矛盾しているんじゃないのかしら? それとも、アンノウンに殺された超能力者は全部彼から見たら規格外で、人間ではないものを持っているせい? とすると、一応辻褄は合うのかなぁ。
そして、また寝ているだけの涼。水に浮かんでるよりはまだ、死体置き場でも普通に寝かされているだけマシなんでしょうか?
先日の事件解決のお礼に美杉家を訪ねてきた氷川。真魚の力を借りたせいもあったけど、犯人逮捕については、実際に手伝ったのは津上のほうだったと思うんだけど、津上にはお礼はないのか? やっぱりそれは、影でこっそり?
そこへ訪ねてくる北條。風谷事件の犯人は超能力者だったんじゃないかと仮説を展開して、真魚に周囲に超能力者がいなかったかと聴く。これが彼のキャラだったとしても、ちょっと怖い聴き方だったなぁ。女子高校生相手にもっとやさしく質問できないのか? 思い切り尋問口調でした。
で、その緊迫した空気を和らげようと手巻き寿司を勧める津上。もうこうなったらお約束通り、自分で作ってご飯をこぼす氷川。でも、氷川だってこれは、真魚の超能力を知る者として、精一杯のフォローというか、場を明るくして、気をそらそうという努力だったわけですよね。こぼしたのは、とてもわざととは思えませんが。「手巻き寿司は久し振り」などと言いながらのりを手にする氷川は、可愛かった。そして、ご飯をぽろっとこぼしたのを見て、笑った津上の表情がまた・・・この続きはあぶりだし。
そして、北條にも寿司を勧める。けど、北條は自分が亜紀に簀巻きにされかかった事件を思い浮かべて、その手を避ける。気分が・・・って、ネクタイをゆるめる顔がなんだか可愛らしいのでした。
相良家では、写真を見ながら奥さんを回想してます。「買ってきたの」という口調が亜紀そっくりで、気色悪い。なんで、脇役の女、どいつもこいつも、男(含む弟)相手に、こんなに媚びうるようなというか、鼻にかかった甘え声でいちいち話すんでしょうか? 相対的に真魚や小沢の好感度をあげようという作戦なら、見事に成功していると言えますが。
そんな克彦の背後に立つ沢木。沢木、君のその行為は住居不法侵入ではないのか?
で、君たちを救うとか言ったら、簡単に知ってるのか? なんて聴いてしまう克彦も結構迂闊。あれだけ化け物に狙われて怖い思いをしてるくせに、のこのこと知らない男についてっちゃいます。怖い思いをしているからこそ藁にもすがる気持ちなのかしら。
で、沢木の案内した先には涼の死体。克彦は、こいつのせいで俺たちの仲間が死んだと主張したが、沢木は彼もまたあぎとの一種だと言う。あぎとというのは、何かの総称で、ぎるすってのは、個人名だってことなんでしょうか? としたら、津上が変身した姿にも、ほかに名前が???
沢木はそうして、克彦の力で涼を生き返らせようとするんだけど、魂返しの術失敗。やっぱり、芦屋道満とかよんでこないと、生き返らせるのは無理かと・・・ああ、何かの読みすぎ?
またテニス部の真魚。先輩はわざとらしくボールを柵超えさせて真魚に球拾いさせてます。そこへ、沢木がやってきて手をかざすと、真魚の力も増幅させられ・・・。真魚はその場に崩れ落ちて、それでも沢木を見上げている。なんか、色っぽい場面だ。けど、ここが高校の敷地内とか考えるとこれじゃあ沢木ってば変質者。真魚が、沢木を呼び止めもしないってのが、ちょっと不自然な気もしましたが、沢木よりも先輩のほうが怖かったということでしょうか。球拾いが遅いとか因縁つけられ、校庭十周だそうな。この部活動には、教師は参加しないんでしょうか? 先輩にそこまでの権限がある部活なんか、怖いから誰も入らないんじゃないのかって思ってしまう。それとも、ブスはいじめられないから安全なの?
さて、花火大会当日。浴衣の美杉ファミリー。いい眺めです。津上の浴衣姿も凛々しい。
そこへやってくる、意地悪な先輩トリオ。一緒に花火を見ようと真魚を誘う。で、人気のない駐車場で、真魚に「いつまで居座るつもりなの?」などと詰め寄る。なんか、ストレートないじめかた。「ちょっと可愛いからってつけあがらないほうがいいわよ!」というのが、やっぱりいじめの理由らしいですね。今時見映えのいい子なんかいくらでもいるから、ちょっと可愛いくらいの子をいちいちいじめてたら、練習するひまがなくなるんじゃないかと思うんだけど、本当はちょっとどころじゃなく可愛いからいじめられるわけだ、と妙なところで納得してみたりしました。
そうしている間にも花火が始まってます。すごい綺麗。で、それを見て大盛り上がりの美杉家男性陣。しかし、これってどう考えても花火の場面と、見ている側の場面は別撮り。なにもない空を見上げてのこの演技。ちょっとわざとらしいくらいの騒ぎようだけど、花火って、見上げていると、なんだかわけの解らないことを口にしながらいつのまにかそのボリュームがあがっていくのってありがちなことですよね。今年は私も、屋形船から花火を見るなんて贅沢な機会に恵まれたので、感慨深く見入ってしまいました。
真魚は突き飛ばされ、そのすぐ脇にあった車のバンパーが外れて、筆頭でいじめてた先輩に襲いかかる。でも、普通のひとはそういうことが起きても、それが真魚の仕業だという発想にはいかない気がするんですが、この三人は真っ先に真魚を疑い、怖がって逃げ去るのでした。どう見ても真魚はそこに倒れてただけで、指一本動かしてないんですがね。
花火見物を楽しんでいる最中にアンノウンの気配を察知する津上。また、克彦が狙われていて、彼はすぐに逃げる。対向手段の能力を持ちながら、逃げる意味はどこにあるんでしょうか? 見た目が怖いから嫌なのか? それとも、亜紀ほどサイキック能力は強くないのか?
津上が駆けつけ、浴衣で変身。浴衣にベルトが出てくるのって初めてかも。変身ポーズも浴衣だとなんだか新鮮でした。
そして、少し遅れてG3Xも出動。また、共闘してます。アンノウン1体しかいないと、ちょっと卑怯者っぽく見えてしまう。ショッカーでもいれば、別なんだけど。とか言いながらも、中味があの二人だと思うと、ちょっとにやけてしまう駄目な私。
で、ラストは花火を見上げる真魚の憂い顔で、以下次週!
◆◆第31話◆◆
生きてたんですね、あのめがねの姉ちゃん。涼に突き飛ばされたくらいで死ぬわけもないか。
んでもって、真魚は誘拐されちゃうのかな? なんか、涼の代わりに一身に不幸を背負うキャラになりつつありますね。でも、そんなことよりも、真魚を探すためなんだろうけど、あのポスターはかなり可哀想だと思った。あんなの、貼られたら、助け出されても、その後辛いんじゃ?
本日のあぶりだしは、たいしたことは書いてないです。多分。あ、いつものことかも。
笑った津上の表情がまた「氷川さんったら、やっぱり俺が世話してあげないと、駄目なんだなぁ」と言っているようで、楽しかったv