◆◆第31話◆◆

 

 戦闘シーンの続きから。1対2だってのに、あぎともg3xも弱い。で、川ぽちゃ。これが、夏風川っすか? なんてことはさておき、川に落ちたあとにどうしたかが見たかったのに、やはりCM明けには何事もなかったかのように、エプロンして掃除してる津上が出てきちゃうんでした。ちゃん、ちゃん。
 そして、テニス部は辞めたという真魚。早すぎない? とか言いながらも「やなもん続けたってしょうがないし」とあっさりした言い方をする津上は、真魚が辞めたくなった理由に心当たりでもあったんでしょうか? それとも、何に対しても執着しない彼ならではの反応だったのか。
 居間でなんでか太一の赤ちゃん時代のアルバム見てる美杉家の皆さま。こりゃ、本人の写真だろうね。可愛い。子豚のようにとまた言ってる。小豚ってそんなに可愛かったっけ? たいてい人間も含め動物の赤ん坊ってのは可愛いもんですが。
 気を遣って真魚に紅茶を運ぶ津上。どこまでも優しいなぁ。でも、真魚は部屋にいなかった。
 公演のベンチに座っている真魚の足許にスケートボードがあたる。「すみません」と声をかけられ、拾い上げようとしたのか真魚が手を伸ばすと、ボードが真っ二つに割れてしまう。足に当たったとしてもわざとには見えないし、あの先輩たちと違って通りすがりの見知らぬ相手の持ち物なわけだし、それでも無意識に割っちゃうような力だったら、ホントに怖い。
 で、警視庁に「自首」しに行く真魚。対する氷川の喋りは、随分マシになったなぁ・・・なんてことはさておき。
「北條さんの言ったことなら気にしないでください。少し思い込みの激しいところがあるんで、すみません」
 同じ警察官として謝ったんだろうけども、なんとなく笑ってしまうのだった。本人が聴こえるところにいたら、どんな反応をしたものか、見てみたかったな。
 で、とにかく氷川になだめられ、警察から帰る真魚。途中で津上に声をかけられ、二人は公園でカキ氷を食べながら話す。
「翔一君から見て、私ってどう?」こんなシチュエーションじゃなきゃ、告白めいてるよな。
 だが「なんか、よくわかんないけど」という津上に「私ってわけのわかんない人間なんだ」と速攻突っ込む真魚。思わず「ホントにわけわかんねーよ、それじゃあ」と思ってしまったけど、津上は真面目にそうじゃなくて、と説明している。笑顔も好きだけど、こういう表情の津上を見られるのも嬉しいv
 で、真魚はまたファザコンぶり発揮して父親はわかりやすい人間だったとか、手が大きかったとか言いつつ、津上の手と自分の手の大きさを比べたりしている。津上、身長もあるし、それなりの大きさだと思うんだけど・・・どっちかと言うと真魚の手がすごくちっちゃいように見えるのは、私の手が大きいせいかな。
 自分が父親を殺したかも知れないと疑っていることを話す真魚。そんなことないんじゃない、と否定する津上に、ブランコが襲いかかる。
 公共物破損。どうやって撮影したのかと、わざわざ壊す用のブランコ作ってやったんだろうけど、なんか変なところで心配になっちゃいました。
 真魚は驚いてその場から逃げ出す。追いかけようとした津上は、慌てたせいで買い物籠を忘れそうになり、取りに戻って転んだりしてるうちに真魚を見失う。
 真魚は、克彦@あかつき号生き残り に、連れ去られてしまう。この人、こんな車持ってたんだなぁ、としみじみ思ってしまった。先週も車の中にいたんだっけ。目立ちすぎで、とても誘拐には向かない車種だと思いますが。
 あの眼鏡の姉ちゃんのマンションも広いし、相良って表札の一軒家もそのままみたいだし、あかつき号のひとたちってみんな、お金持ちなのかしら?
 津上は真魚を探し回ることもなく帰宅。真魚に話があるという氷川が待っていた。あれ? まだ帰ってきてないの? って、津上、それはいくらなんでも、お気楽過ぎる反応なんじゃ?
 氷川は先週に引き続き、美杉家の客となっております。ああ、もう腐った頭で見ると、あれやこれやと理由をつけては津上に会いにきているんだろうとしか思えない。
 なのに、今日は漫才なしでちょっと残念でした。
 真魚はあの怖い眼鏡の姉ちゃん家に連れてこられてます。眼鏡は仲間にしたくないと訴え、克彦は同じ力を持つ仲間だとか言う。
 そこにもう一人のあかつき号生き残りメンバーらしい男の子登場。真魚を見て言った台詞は、そのままそっくり、ご本人にお返ししたい。「へぇ、この子が新しいあかつき号チーム? 結構可愛いじゃん」
 美杉家では、みんなで真魚を心配してます。午前零時23分。時計を見て苛立つ教授に、落ち着いてと言いつつお茶をこぼす津上。めずらしく、一緒に動揺しているらしいです。
 それはいいけど、太一は学校があるんじゃ? 零時過ぎまで一緒に起きてていいのか? その太一がもしかして家出? と言うと、あとの二人もその可能性はあるという反応だった。教授なんか、自分の配慮が足りなかったと反省している。
 また相良邸で、奥さんとの会話を回想している克彦。喋りかたは気持ち悪いけど、顔はマシな気がするこの奥さん。
 そこにまた、不法侵入の沢木。真魚を仲間に引き入れろという。安っぽい同情より来るべき日のために云々。このひとが言うと、なんかよく解らない迫力がある。
 真魚にサンドイッチと牛乳を買ってきた眼鏡。「食べなさい」とベッドに投げ出すが、食べようとしない真魚を見てすぐにキレる。出してから引っ込めるまでの速攻技を思うと、最初からあまり食べさせようという気持ちはなかったのかも。「苦労知らずのお嬢様が」などと罵っているけど、このひとは真魚のことをどこまで知ってるんでしょう? こんな広いマンションに住めるこいつも、お嬢様ではないのか?
 鍵をかけられた真魚は、バラの花びらに「助けて」と書いて窓からばら撒く。
 氷川と津上は、家出人捜索のチラシを作って、木に針金でくくりつけたりしている。「すいません、こんなことしか出来なくて」と氷川は恐縮している。それって、北條の不用意な発言が原因でいなくなったと思ってるせい? 捜査能力を発揮して、即座に見つけ出すことも出来ないで、こんな地道なことしか出来なくて、という意味? 私としては二人でチラシはってる姿も、なかなかいい眺めで嬉しいですが。
 張り紙をする途中で、克彦の車を発見する津上。車の窓についていた手形の大きさに見覚えがあって、自分のとあわせてみて、真魚がいなくなったときに近くの道を走り去った車と同じだろうと断定。駐車場に部屋番号が書いてあって、マンションの301号室に向かう。真魚がいるものと確信して、いきなりインターフォンも鳴らさずに、名前を呼びながらドアを叩く津上。いなかったら、すごい近所迷惑って場面ですが、あっさりドアが開いて真魚が出てくる。
 やっと見つけたと思ったものの、克彦から「帰るところがあるのか? 仲間がそろったら、そこが俺たちの居場所になる」などと言われていたせいで、帰りたくないとか言ってる。自分の居場所を探したいと。
「真魚ちゃんには先生も太一もいるじゃない」って、津上、自分のことは?
 また、サイコキネシスで排除しようというのか、そんな二人のようすをうかがっていた克彦にアンノウンが襲いかかる。
 この人って、毎週派手にやられるよね。でも、毎回暴力によってで、アンノウンの特徴であるところの不可能犯罪攻撃は受けないところが、どうよって感じ。ま、それはあぎとにもg3xにも言えることですが。
 すぐに気配に気がついた津上が克彦と真魚を逃がして、変身。
 克彦と真魚は相良邸へ逃げる。克彦は真魚に、今までテニス部の先輩や津上に起きたあれこれは、全部自分がやったので、真魚のサイコキネシスではないと告白する。結局自分は居場所を見つけられなかったと、おまえは見つかるといいな、などと言って死ぬ。
 治癒能力はどうしたんでしょうか? あれって、自分が治す気力を持たなければ発動しない力だったのかしら? 今まで女性ゲストキャラは、何人も死んで、死んでもざまーみろ、とか、ああすっきりとか、そこまで思わなくても何も感慨などなかったわけですが、彼はちょっと可哀想でした。他人から言われるままに、涼を殺したり真魚にサイコキネシスを勘違いさせて追い込んだり、ろくなことはしてなかったにも関わらず、それでもこんな風に最後に優しいことを言って死んだりされると惜しい人を亡くしたって感じ。
 今後のあかつき号チームは、新人の彼と眼鏡とまだ出てこない木野さんとかいう人で、どうなっていくやら。
 

 

◆◆第32話◆◆

 ぎるす復活? この流れからすると、真魚の力でって感じですね。そんな力があるくらいだったら、お父さん、火葬にするんじゃなかった、って感じ? 氷川の「女性はガラス細工のように扱わないと」って台詞に爆笑。君は、ガラス細工なんか真っ先にぶっ壊しそう。
 

 

第30話第32話


 今回、これといって突っ込みどころもなく・・・あぶり出しも一回休み。