◆◆第39話◆◆

 

 素朴な疑問。津上が小沢さんの運転する車から降りてあれだけ大きな声で「変身!」って言った声は、氷川には聴こえなかったんでしょうか?
 なんでか、知らないけどずっとあぎとの正体が解らないままの氷川。今回は、氷川の「あぎとの人間体をもとめて三千里」な展開。
 しかし、涼と真島を連れてせっかく車で逃げた小沢さんと氷川。どうして、あんのうんに襲われて「逃げて!」とか言って、徒歩で逃がしてしまうのか? どう見ても、涼ってば瀕死の重傷なのに・・・。しかも、逃がした後ではもう探しもせずに、自分らは焼肉っすか?
 あんのうんから涼をかばって、全身で覆い被さる真島! 恰好いい。健気すぎっ。ホントに、素敵vv
 チャンスになると、弟の腕に邪魔される木野あぎと。いっそのこと、あんたは右腕に殺されろ! と、思ってしまったりして。そんなことになっても、面白くはないんだけど、どうも子供な私は時々本気で真島や涼の側に立って、木野が憎たらしくなってしまうんでした。
 暗い部屋で、上層部と対峙する小沢さんと北條。何故この二人の立ち位置はずれてるんでしょうか? なんでまた、こんな暗い部屋で話をしなきゃならないの? 他言無用って、内緒話だから? どう見ても不自然なんですが・・・。
 そして、その後またしても廊下での会話。北條を呼び止める小沢さん。前回の膝蹴りについてうえに報告していなかったのは「私は知的な人間ですから」というのが理由なんだそうです。「いい人間」で「心が広い人間」で「知的な人間」なんですね北條さん。
 そして、さっき書いてしまったけど、焼肉屋三度(? もっとか?)のG3チーム。今日は食欲のない氷川の変わりにか、尾室がたくさん焼肉にありついてます。嬉しそうに食べるなぁ、と、世間の風潮はどうであれ、肉が食べたくなった私です。
 そんな席であぎとが誰なのかと、小沢さんにせまる氷川。こんな話の流れで「津上翔一」をどう思う? と聴かれても、全然気がつかないほどに、津上は氷川にとっては、あぎとでは有り得ない存在らしいです。
 そして、次の場面は大笑い。なんとわざわざフランス料理デートをしながら「北條さんがあぎとなんですか?」と聴いている氷川。小沢さんが、素晴らしい人間だと言っていたのに、「既知の人物で、意外な人物」というところしか、頭に残っていなかったらしい。対する北條の、なんて嬉しそうなようす。そのあとの、小沢さんと一緒の反応も笑った。「言い辛いですね」って、言葉には同情が伺える。北條も、氷川のあぎと信望者ぶりを知っているだけに、可哀想に思っているらしい。というか、そこまで可哀想に思われる津上の立場は?
 そのあと、河野さんのところにまで聴きにいく氷川。でも、途中で思いとどまる。私は、誰があぎとか知っていますか? という質問を思いとどまったのだろうと勝手に思ってたけど、よく考えてみたら、そうじゃなくて「もしかして河野さんが?」という発想だったのかも。美杉教授とか、真魚とかにも聞いてくれたら面白かったかも。
 またしても、どこかの廃墟に逃げ込む涼と真島。苦しむ涼をまえにして、苦悩する真島。ああ、やっぱり可愛いv で、そこに唐突にわいて出る沢木。ホントに物凄く神出鬼没なんですねこのかたは。涼を救うには「おまえの力が必要だ」って、あの言い方がまたイケナイ妄想を呼ぶ。あれ、私だけですか?
 で、涼を助けるには、真島のあぎとになる力が必要で、それを使うと真島は普通の人間になるのだと。真島は、ほとんど考える間もなく、頷いている。あんなに力を得ることを楽しみにしてたのに、それでも涼のためならあっさり捨てるんだね、真島!!!
 沢木にが手をかざすと、苦しんで叫びだす真島。で、発光したそっから出てきたのは何故か謎の少年。少年は涼の体にすいこまれてって、涼は一瞬目を見開いたあとで、ばたんと倒れる。速攻、元気になるわけじゃないんですね。あの男の子が育って、病院にいる謎の青年になったはずなんですが、これっていったい?
 とうとう美杉家を訪ねる氷川。それでもまだ気がついたわけではなくて、津上にあぎとについて質問したりしている。
 一方、真島は木野に連絡をとる。会いたいと言って二人で待ち合わせしてるのが、映画館ってのが・・・ヤバイ想像を誘う。いや、そういう場所の場合は、アニメじゃないとは思うんですけどね。なんで、こんな場所で?
 用はないとか言って去っていきながら、その実、真島をつけて涼を探し当てる木野。変身したら、すぐに攻撃出来そうなのに、何故か涼と真島は逃げる、逃げる。途中で、携帯から真魚に連絡する余裕まであったりして。木野ってば、逃がして遊んでるのか? それとも、津上も呼び出させて一度にみんな倒そうというハラだったのか?
 真魚とほぼ同時に、小沢さんからの携帯連絡を受ける氷川。
 そして、真魚から聴いた津上がバイクで涼を助けにいこうとするところに、氷川のバイクが追いついてくる。すでにg3xを着てる氷川は、その恰好のまま津上に「どこ行くんですか?」変身しかけていた津上は、前のめりになってベルトを隠しつつ「買い物に」って。どこまでも笑わせてもらいました。ベルト、見えないところがまた氷川ですね。
 かなわないと解っているのに、それでも涼を守って木野あぎとに立ち向かう真島! 一発で吹っ飛ばされちゃったけど、恰好良かった。
 あぎとは、木野あぎとに涼を人質にされたりして大苦戦。とうとうg3Xのまえで、変身が解ける。狼狽する氷川。これ、顔が見えないのが、すっごく残念。g3xで困惑を表現するのには、限界があるでしょう。
 で、驚いてないで助けろよ、って状況なのにg3xが動けず、絶体絶命の津上。うわー殺されるっ、というところで涼がぎるすに変身。物凄い雄たけびとともに新フォーム披露、で以下次号!
 ホント、次週じゃなくて、再来週ってところが辛いです。

 

◆◆第40話◆◆

 「これから津上さんとどう接していけばいいのか」と、悩むようすの氷川。今まで通り仲良しだと、嬉しいです。

 

第38話第40話


 今回のあぶり出しは・・・俳優さんのファンだったら、ごめんなさい。


 氷川と津上があぎとについて激論してる場面。二人が横向きで向き合ってる。ついつい二人の顎のラインを見比べてしまった。氷川の顎がとがってるというのもあるかも知れないけど、それにしても津上の顎のラインは消えてない? まんすりーらいだーず、呼んだらまたどこぞのケーキが美味しかったなんて話してるし。真面目にダイエットしてないんだな。(泣)