◆◆第47話◆◆

 

 一ヵ月後、なんて展開、安い連ドラみたいでがっかり。それとも、その空白の一ヶ月は、好きなように埋めてもいいというお許しなのかしら?
 氷川の目には、既に異常がなくて完治したものと思っているんだそうで。何かの兆候なのかと思ったけど、これでこのまま治ったとしたら、ただあの北條がGトレーラーから援護するシーンのために一時的に目が見えなくなっただけってことなのかしら? 
 警察上層部の決定は、G3チームの一時活動停止。根拠は、一ヶ月あんのうんが出現していないから、だそうな。何を根拠に一ヶ月なのか。最初にあんのうんって名前で呼んだ化け物が出てから、一ヶ月続けて出てこなかった例がなかったってことなのか? それでも、どこから発生したものやら、何を目的に出てきたのやら、何も解らないうちにただ出てこないから絶滅したかも知れないと思うというのは、強引というか、安直。警察病院から逃げ出したはずの、謎の青年が何かに関わっているらしいことは、氷川だって目撃しているんだから、そっちの捜索をするなり、他にもすることってありそうなんですが。彼の捜索にg3x着ていくことはないって判断なのか。
 畑作りに精を出す津上は、元気らしいです。どうやら、姉ちゃんのことはこれ以上追及しないってことのようですね。でも、なんとなく不満。姉が自殺するはずなんかないと思ったから、本物津上に会おうとしてたのに、あぎとになっちゃったんだったら死にたくなってもしょうがないやって、納得しちゃったということなのでしょうか? で、真魚にしてもさ、パパのことは、もううやむやでいいのか?
 バイク屋のバイトを頼まれる涼。そのまえに、このバイク寿命だから買い換えたらどうだとか言われて、気に入ってるんだ、とか答えてましたけど、プーのはずの涼に買い換える金はどこにあるのでしょうか? それとも、実家が実はかなり金持ちだったのか? この一ヶ月の間も全然仕事してなかったみたいだし、家賃とか食費とか、謎だよなぁ。
 記憶喪失の間には一度も会わなかったのに、何故か買い物途中で調理師学校の頃の先生に再会する津上。いや、彼には沢木哲也として認識されているはずなんだけど、呼びかける場面というのがないんですよね。子供を混乱させないための配慮なんでしょうか。店に行って、そこで働く女の子を紹介する場面があったけど、そこでも津上のほうの紹介はないんでした。
 で、その先生のレストランで住み込みで働くって話を、美杉家に持ち帰り太一以外の賛同を取り付けてから、しっかり涼にも報告にいく津上。友人というよりは、身内というか、なんだか微妙な空気ですよね。津上ってば、話してるうちにちゃっかり涼のベッドに寝っころがったりして・・・。もしもし? その体勢は、誘ってますか? というのは、考えすぎ?
 ホンモノ津上。街中でいきなり自分以外の人間が静止画像になっちゃったら、かなりホラーですよね。謎の青年が出てきて、一度死んだ君に与えた時間はあとわずか、とか言ってます。美杉教授も後を追ったとか言ってたし、やはり彼は死んでから生き返ったということのようですね。あの、大邸宅が死人に維持されているというのは、それもまたホラーな話です。
 で、謎の青年の謎の言葉。「もう一度最初からやりなおしましょう」って、まさかシャンゼみたいなことにはならないよね? まさか、亜州みたいなことには(解るひとだけ解ってください)ならないでしょう? 最初からって、海辺に倒れてる津上に波が寄せては返す場面で終わる、なんてことじゃないですよね? それとも、オーパーツから赤ん坊が生まれる場面とかか? で、自分で書いてて思い出したんですけど、謎のオーパーツってのは、いったいどこに行ったんでしょう? 当初の予定から、軌道がズレまくった結果のこのストーリーなのか、それとも予定調和だったのか、是非とも作者に問い質したいところですね。
 バスケやってて、自分そっくりな人間に会って・・・絶命するまでモノを食べ続けた? 人間の機関は、多分そんなことでは死ねないような仕組みになってるんじゃないかなぁ。食べ過ぎたら腹くだって、出てきちゃうでしょう。汚い話ですみませんが。一定量超えたら、口に入れても飲み込めなかったり、吐いてしまったりするんだろうし。食べたものを喉に詰まらせて窒息死することはあっても、食べ過ぎで死ぬのって、無理じゃないんでしょうか。それとも、別に死ぬまで食べてただけで、死因は別にあったということ? で、その現場に行ったのが氷川と河野さんでしたが、北條は何やってたんでしょうか? 氷川は捜査一課に戻るたびに、河野さんの相棒になるとしたら、その間に北條は・・・まさか、一緒に戻ってきた小沢さんと組んでる、なんて恐いことにはなってませんよね?
 さて、津上の就職先。ちょっと、皿を落としたくらいのことで、物凄い剣幕で怒る先生。あんなうざいオヤジにいまどきの若いのがついていけるとは、あんまり考えられません。食品扱う職場で、あんな唾飛ばしそうな勢いで怒鳴るなんて、まずそうなレストランだぜ、って気もしちゃいます。津上、就職先間違ってない? あの、無愛想な女も嫌い。
 白バイ尾室。別にいいんですけど、なんで「今ごろどうしてるかな?」で、氷川さんなんでしょう? 小沢さんじゃなく。
 津上の働いているレストランを見上げて、バイクで通りかかった涼「頑張れ津上」と囁いてました。記憶戻って一ヶ月以上経って、それでもまだ津上なんですよね。で、このレストランって、バイク屋からの帰り道に偶然あったんでしょうか? それとも、気になって遠回りですか? やっぱり、偶然より、遠回りのが美味しいですよね。いや、美味しいじゃなくて、在り得そうってことで。
 でも、その帰りにまたまた偶然(?)あんのんに襲われている民間人に出くわして、変身する涼。番組的には、どんな展開の場合でも、とにかく一場面だけでも戦闘シーンを作らないとならないから、大変です。ぎるすでは歯がたたず、えくぎる(?)になっても、やはり負けそうなほど、強い敵らしいです。で、結構近くにいるような気がする津上のあの「ぴきーん」というあんのうん察知能力はどうなってるんだ? そろそろ助けに出てくるんじゃないのか? おーい! ってなところで、以下次週。

 

 

◆◆第48話◆◆

 予告編で、色々な台詞が耳についたわけですが、とりわけ最後の涼の台詞「夢なんかなくても生きていける。普通に生きていくのが俺の夢だ」って、それ日本語変じゃん。つーか、なくても生きていけるけど、俺には夢があるんだ、という自慢? なんて言ったら、屁理屈ですかね。いらん女性キャラ二人も増えて、真島君の出番なさげなので、すねてます。

 

第46話第48話


 今回のあぶり出しは・・・正直モノは石を投げられるかも知れない。から、真面目な津上ファンの方は見ないでくださいね。

 当初の見映えは見る影もなくお肥えになったとは言っても、それでももう少しバランス考えて女優さん連れてきてもらいたいもんです。つりあってないでしょう、どう見ても。
 つりあってないって話になると、涼のほうも一緒。棒読みじゃなく台詞喋れる女優って、そんなにいないもんなんでしょうか?