のっけからシリアスな涼君の場面と、ついついキューピーの姿をだぶらせてしまうイケナイ私。でも、これって、私のせいかしら? 面白かったから、水泳大会。でも、今週もあんまり台詞のない涼君でした。
あの美少年は、三雲さんの次はぎるすゲットに乗り出したってわけでしょうか?
1レースずつずれてれば当たりだったって片平氏の買った馬券。全部1万円。つまり4枚で4万円。ギャンブラーである。なんてところ、目がいっちゃうのは私だけでしょうか?
G3システム、保留。で、小沢さんの「納得いきません」発言に「君が納得するかどうかが問題ではない」とばっさり言い渡す上層部。なんだか、耳が痛いのだった。指摘されるまで気がつかなかったけど、私も随分なにかにつけて「納得いかない」とほざいているらしいので。
そして、その上層部の申し渡しを聴いてる氷川のあの斜め上あたりからほぼ横顔のショットは、なかなか綺麗でした。喋らない場面なら、イケてるなーってよく思うよ、彼は。
そうして、いいタイミングでやってくる今週の北條刑事。ちょっとばかり厭味が足りないので不満である。というか、自分が装着員にとって代われそうで嬉しいから、厭味なんか忘れちゃったんでしょうか。つまらん。
真魚のお父さん。風呂敷みたいに大きい手。って、それはすごいって言うより怖い。
あかつき号事件が何故警察にとって隠蔽すべきものだったか判明。だけど、全員死亡したわけじゃなくて、行方不明者以外は氷川によって助かってるわけだから、今更行方不明者1名だけ捜索しないで放置するってのは理屈に合わない。これが津上以外の誰かだと物語的につまらんと思うんだが、津上だったとすると記憶喪失で発見されたわりには、警察がトロいということになってしまう。
涼君を看病しているようすの美少年。途中で育つ。こうしてあのシャンゼの悪役の彼になるのかなぁ、と密かに期待したりするのだった。いや、出てくるって噂聞いたもんで。
真魚の部屋を掃除している津上。「女の子の部屋のわりに散らかってるんだよねー」という台詞に思わず「どこが?」と聴きたくなってしまった。あのくらいで散らかってるなんて、言わないじゃんって思う私の部屋は・・・推して知るべし。
お父さんの新聞記事。わざわざとっておいたわりには、スクラップブックに貼るでもなく、無造作に本にはさんであるあたり、真魚ってなかなかずぼらな性格って設定なのか? にしても、大学教授が殺されて犯人の手がかりがないという状況であんなに大きな記事になったうえ殺害現場の写真まで載せるかな、新聞に。
そして、その新聞記事を見て具合悪くなって気を失う津上。その額に手をあてて、真魚ってばサイコメトリーらしい。しかし、普通のひとには出来ないことなのに、あっさりと津上の記憶だろうと断定。ESPカード的中させたりしてたから、彼女にはそれなりに自覚があるってことなのか。
ところで本日のメインイベント! じゃなくて、目玉! いや、見せ場!
なんでもいいけど、美杉教授の留守に氷川が訪問。お客様ですからと、いそいそと嬉しげな津上。お茶の淹れかたにまでこだわりを見せます。
先週までのようすを見れば、津上がただの居候なのは歴然としているのに、それでも「超能力を信じますか?」と訊ねる氷川。これが、路上で超能力が神だったら、どこぞのインチキくさい神父さんみたいだったかも。んなことはさておき。一度否定してから、やっぱり信じると言い直す津上。どうやら変身出来るのは超能力と同等のものだと判断したらしい。変身出来るのが、テレパスやサイキックよりも、もっと全然すごい力なのかどうかは、ちょっと疑問だったりしますが・・・。津上は自分は超能力者だから信じると言い切り、氷川に見せてくれと言われて拒む。しかも、かなり嬉しそうに焦らしているような拒みかた。
そのうえ、「からかってるんですか?」と訊かれ「マジです」
この会話、そのまえがこれじゃなかったら、なかなか楽しかったのに。「パンチやキックで戦うんです」じゃなくて、「あなたの魅力にノックアウトされました」なんてどうよ?
いかん。ここは、感想の頁だ。創作してる場合じゃないって。
そうして、お茶菓子の羊羹切ってるうちにアンノウンの気配を感じて家を飛び出してしまう津上。言いつけを守って、お預けくってる氷川が、妙に可愛いのだった。キッチンに声をかけない氷川も、一声かけてから出かけなかった津上も、なんだか変ではあるけれど、面白いからOKかな。
ラスト近く。「どうして翔一君の記憶のなかにお父さんが?」とか言ってる真魚の記憶映像には、翔一がちらっと映る。でも、それが翔一の記憶を反芻してるところだとすると、本人の姿が見えるのって矛盾してない? 普通、鏡でも見てる場面じゃなきゃ、自分の姿なんか記憶に残らないのに。って、あれってショウウインドウに映った自分とかだったかな? ありがちだなぁ、外だと。なんだか、感想書きながらひとりで疑問あげつらって、勝手に納得するパターンにはまっているような気がしてきた。
そして、遊園地のきったない水に浮かんでいる津上。どうやら、水難の相がありそうなお三方。こんなところで以下次号とは、またまた引っ張ってくれるのだった。ああ、早く見たいけど、またイベントじゃん、来週。
◆◆第8話◆◆
G3の装着員は北條になっちゃうらしいっす。来週は今週の分もまとめて厭味を炸裂させてもらいたいもんです。
津上に対する不信感を募らせる真魚。変身出来ると解っても味方でいてくれた子に、預かり知らぬところで恨まれちゃうなんて、可哀想な展開です。1話で実は凶悪犯だったりして、なんて会話があったのは、この展開への前振りだったのか。ぼんやりしてると、伏線見逃しそうです。