帰ってこない津上に対する太一のコメント。「年頃だからね。夜遊びくらいするよ」これって、自分が《年頃》になったときには、朝帰りくらい見逃してもらおうという、そのための布石か? いや、それよりもこういう台詞をさらりと言ってのけて、クソ生意気というよりは可愛らしい生意気さに見せるうまさに拍手! だけど、津上って記憶喪失なんでしょ? だったら、連絡なく一晩帰ってこないってのは、もう少し真剣に心配するひとがいてもよさそうじゃないですか?
アンノウン対策会議(なんて名前じゃなかったか?)「選択肢はひとつしかありません」と、強弁する北條。要するに「早く俺にG3やらせてよね」ってことのようです。今日もまた飛ばしております。氷川をわざわざ呼び止めて「あたなが優秀な刑事であることには変わりありません」とまで言ってのけ、オマケ(?)に肩まで叩いて去ってゆくあたり、ホントに素敵です。そして、先輩刑事の「思い込みが激しいだけ」発言も、ツボ。もう、テレビのまえで「ブラボー!」と叫んでしまいました。北條にはずっと思い込み激しいままでいてもらいたいもんです。
そして、なにげなく「不器用だから」ともらす氷川の同僚。(←名前忘れた)真面目に反応する氷川が、おかしかった。そのあと、髪をかきむしる小沢さんは、やっぱり男前だった。自棄酒行ったんでしょうか? 同じ店で、見ていたかったです。親父ばっかり来るような小汚い炉辺とか、平気で入っていきそうな気がします。で、コップ酒煽ってクダ巻いたりしてくれたら、すごく見てるのが楽しそう。
何故か自力で遊園地の池から起きて公園でまた寝てた津上。遊園地で起きた時間が判然としないけど、普通あんな場所に人間が浮かんでたら、遊園地の係員がなんとかしないもんすかね? ということは、遊園地で浮いてた時間は、思ったほど長くなかったわけか。どうも、自分的には一週間あのまんまだったような錯覚があったのでした。
で、その公園でペーパーグライダーで遊ぶ子供。その飛び方にアンノウンを思い出し、次こそ倒すヒントを得ていたんですね。なんか、無言のシーンだったもんで、最初に見たときは出かける用意しつつだったせいか、すっかり見逃しておりました。いやぁ、芸が細かくて一秒たりとも目を離せない番組です。
朝帰りではなく昼帰りした津上。太一とじゃれる場面がまた可愛らしい。で、突き飛ばされて真魚のベッドに寝てしまって、そのままぬいぐるみなど手にとってしまう。で、タイミング良く(悪く?)帰ってきた真魚に見られて、すっかり嫌われてしまう・・・と、多分津上は思ってるんだな。記憶のせいじゃなくて、ベッドに寝てたりしたから。そのうえ、そのベッドを壊したせいで、だと。でも、あの記憶のことがなかったら、真魚は怒らなかったよね。なにせ、オモチャなんだから。ベッドに置いてるぬいぐるみと同等の存在でしょ。自分のベッドに寝ててもたいして気にならないんじゃ? ああでも、やっぱり、自分が寝てるときに入ってこられたら気になるか。つーか、邪魔だよな。あれ、なんの心配なんだか。
このまえは、大人で恰好いいとか言ってた氷川に「ちゃんと刑事の仕事してるんですか?」とくってかかる真魚。不機嫌大爆発なときには、ちょっと見映え良く思ってる男相手でも言いたい放題なところがいいですね。
そして、日曜大工に励む津上。とっても器用です。手伝えと言われて不器用ぶりを発揮する氷川。さっき真魚にそんなひまあるのかと怒られたばかりなんだから、ノコギリなんか受け取らなきゃいいのに。津上の頼みだから断れなかったのか? 一本お釈迦にして、まだ続けようとする氷川と、もういいですと断る津上の間でノコギリの取り合いになる。なんだか、二人とも楽しそうだった。そして、実年齢はホントに年下なわけなんだけど、こうして見比べるとやっぱり氷川のが幼い印象なんでした。むきになってて可愛かったからなのかな。
真魚の父親の記憶。白い鳥は逃げてしまったけれど、それでも亡き父に向かってお礼を言ってる真魚。なんか、泣けます。誰か、代わりに買ってやれよ。
ベッドを完成させて、運ぶのにまた氷川を使う津上。「お客様ですから」とか言いながら、お預けのポーズで置き去りにしてみたり、実は下僕扱いなのか? 階段のうえで、ベッドに挟まってたような気がするんだけど氷川。それでも、文句も言わず付き合ってやるあたり、なかなか・・・。
そうして、結局大きすぎて運び込めず、分解して真魚の部屋で作り直し。そんなようすを見て真魚は「許そう」と一言。さすが、オモチャに対する態度は、尊大です。いや、そういう位置関係がこのひとたちの場合は、自然で、居心地がよいのだろうな、という感じなんですが。そう見えるのは、恋愛になんか間違ってもなるなよ、という主観ゆえでしょうか。一緒にベッドを組み立てている姿は、仲のいい兄妹のようで微笑ましいのでした。
そうしてまたアンノウンに男性が襲われ、連れの女性が悲鳴をあげて、津上がアぎトになってかけつける。もしかして、悲鳴に反応してるのか? という基準が正しいかどうかは、1話から見直せば解るかも知れないんだけど、今日はとてもそんな余力はないんでした。また、おいおい。
G3トレーラーを出動させようとしている小沢さんに、無駄だとわざわざ言いに来る北條。君は、そんなことをしてないで、現場に急がなくてもいいのか? まぁ、二回も出番あって、嬉しいですけども。
謎の少年は、青年に成長するのでした。なんか、あの声って役者と別のひとの声じゃないのかな? でも、たまに見かけと全然違う声のひといるからな。本人かな?
◆◆第9話◆◆
とーえいの四枚目の写真が、G3装着した北條。これ、この微妙に得意げな表情が、なんとも言えない感じです。早く、来週の日曜にならんかなぁ。
そしてサイトの予告によると、津上の過去を知る女性が登場。でも、死ぬらしい。どうやらこの番組は、女性が絡んでも、すぐにいなくなるのがお約束か? そういうお約束なら大歓迎v←正直すぎ?