さすがゴールデンタイム進出バージョン!ということで、いきなり三人のライダーの説明から入ってます。ちょっとだけ、今までの内容紹介もありで、アンノウンの殺人をありうべからざる・・・とか。あ、本日のパスワード・・・じゃなくてキーワードは『さすが』だったりして。(こういうのは、キーとは言わないか。てへ)
そうして、始まった場面は、何のドラマだったっけ? というような、普通のオフィス。そこで、人間が灰になって崩れてしまうというショッキングな事件が起きる。人間ハイになってぶっ飛んでることはあっても、灰になっちゃう奴はあんまりいない。って、いきなり寒い? すみません。最近、あんまり津上のオヤジ駄洒落が聴けないんで、ちょっと考えてみたんですけど、かなり不謹慎でした。
現場に登場する北條あーんど河野刑事。と、思ったらすぐにこんどは警視庁の会議室の場面。そしてお約束の北條VS小沢。「どこかでその輪を断ち切らなければ〜」という北條に「その前に、あなたの舌を断ち切るべきじゃないかしら」と小沢さん。北條の台詞が聞けなくなったら残念だけど、小沢さんのこの切り返しがブラボーv すかさず、出るところがさすがです。
そこで、上層部の見解としては、抜本的な見直しだそうな。抜本的。まだ何の対策もない時に、急場しのぎで政治家が口にする言葉。という認識があるのですが、違いますか? いや、一応の策はあったみたいですけどね。この場合には。
さて、美杉家で食卓の場面。みんなで美味しそうに食べているのはピーマン。津上のUPに、津上翔一(アギト)なんてテロップが、妙に笑える。今回は、どうやらこの調子で主要登場人物は出てくる毎に文字でも紹介されるらしいです。さすがSpecial!
私がずっと始まった当初から気になっていたこと。美杉教授がどうして、記憶喪失で身許不明の青年を預かることになったか? の答え。同業者で一応素面のときは尊敬してやまない国枝という心理学者に頼まれたから。だったらしい。ずっと、ずっと気になってたことが、ひとつクリアになった。さすがSpecialだ!
けど、息子はまだ小学生。姪もまだ高校生になったばかりで、妻は海外に単身赴任中。というのは、見ず知らずの青年を引き取るのに適した環境とも思えないような気もします。他にも、理由があったのか? ちょっと勘繰ってみるなら、太一と真魚との三人暮らしでは、真魚だけが浮いてしまって、何かと遠慮させてしまう。ここで、血縁もない他人をもう一人預かることで、真魚にのびのびと暮らしてもらおうとした。とういう意図もあるとか? そういう理由だったら、そのもう一人が同性で家事万能なんてことになったら、真魚はますます肩身が狭くなるから、比較対象にならないような存在が好ましい、と。国枝のお勧めもあって、決断した。なんてとこでしょうか。考えすぎ?
そして、その食卓の会話で、津上が懐かしんでいる国枝という心理学者。特別ゲストだそうなきょーもとまさき。どんなぶっとんだ演技を展開しているのかと思いきや、案外まとも。お婆ちゃんをバイクのタンデムシートに乗せて、振り回された挙句に芋羊羹で怪獣じゃなくて懐柔されてます。変に気取って二枚目されるより、このくらいのが似合いますね。
G3マイルドテスト装着員募集! 誰にでも乗りこなせるG3だから、マイルドなんだそうな。けど、どうもマイルドなんてついてると、洗剤の名前かと思ってしまいますね。募集のためのチラシを見て、俄然、やる気になる尾室。小沢と氷川から「誰にでも出来るんだから」やってみろと勧められても、ただ素直に激励の言葉とだけ受け止めてはりきる姿が、なかなかかっちょええ!さすが、Special!
菜園で太一と真魚相手にピーマン自慢の津上。野菜も真魚ちゃんも育ち盛り。肌なんかぴちぴちしちゃってさー、今すぐ食べちゃいたい。とか言ってる津上に「オヤジみたいなこと言わないでよ」と呆れる真魚。しかし、お約束通り、津上は気がつかず、ピーマンに頬ずりしている。さて、ここで問題です。この場合、あらぬ疑いをかけた真魚がおませさんなんでしょうか? それとも、誤解させるような発言をした津上にイエローカードを出すべきでしょうか? 子供たちのヒーロー津上としては、もちろん、まったくの無意識で、他意のない発言。ということなんでしょうが、どうも津上の場合、わざと狙ってるように見えてしまいます。というか、狙ってるような奴のが面白くて私が好きなだけかも知れないんですけどね。
最初の被害者の弟と思われる護衛付きの民間人が、江戸川区の遊歩道でまたアンノウンに襲われる。警察は、何度も拳銃はアンノウンには効かないことを確認しているはずなのに、それでも刑事は拳銃で対向しようとするんですね。どうして、こんなに学習能力がないのか不思議です。そして、護衛も虚しくターゲットは灰。そこにかけつける氷川g3x!しかし、アンノウンが滅茶苦茶強い。氷川、頑張るが、かなり劣勢。な、ところに菜園から気配を察知して走ってくるアギト。でも、キックも結局は通じなくて、アンノウン逃走。
津上は、そこからの帰り道に、自分に向かって走ってくるバイクに出くわす。それが、国枝だった。バイクに乗れるから、こいつにしたのかなぁ、とぼんやり考えてみたりして。この役村上ひろあきあたりがやったら、もっと話題性もあって視聴率だってどーんと取れたかも(とは言っても、現段階でどのくらいだったか知らないんですけどね)なんて思ってしまうのは、私も特オタ化が進行している証拠でしょうか?
さて、美杉家でもてなされる国枝。羊羹好きでしたよね、と、津上が羊羹を出そうとすると、羊羹はいいから酒を買ってきなさいと、上機嫌な美杉教授。酒はいらんと、必死に拒む国枝を押し切り結局酒。結果、美杉教授酒乱でした。酒を勧められて「俺はバイクだから」と断った国枝に「おまえはバイクなのか? 心理学者じゃなかったのか?」と、揚げ足とりな絡み方までしてます。ベタなノリだと思いつつ、大笑いしちゃいました。
で、次はビヤガーデンかなにかでしょうか? また、アンノウン出現。バーニングフォームで戦った津上は、戦闘体勢ばりばりのところでアンノウンを見失い国枝の姿を見て、殴りかかる。国枝にでかい声で「翔一!」と呼ばれ、ようやく我に返り、そのまま倒れる。いやぁ、この場面。なんとなく、アギトもっと頑張れ!ボコボコにしてもよし!とか、思ってしまったりして。
津上が必死に逃がしたつもりでいた被害者は結局、橋の上で灰化。その現場に、また北條と河野さん。この橋の上は、ある意味、サービスショットだったんでしょうか? なんだかすごい風で、北條の髪乱れまくり。まだ、ズラではないと証明しようとしたとか・・・なわけないか。で、北條はアンノウンの行動をプロファイリング出来ないものかなどと言い出し、河野さんは以前の事件関係者で心理学者の知り合いがいると言う。プロファイリングって、心理学者? えーと、犯罪心理学者だったか? 美杉教授にそれが出来るのか? ということよりもまず、北條は河野さんからもらったメモを片手に美杉家を訪れたらしいんだけど。住所と名前で気がつけって感じ。着いてから「ここは!」なんて、反応はかなり無茶。手品に夢中になって、装着員になる機会を逃した思い出の場所なのに。
一方、どうやってか(またバイクだし)美杉家に連れて帰っている国枝。津上の寝室で、息子のことを考えている。
そこに津上が目を醒まして、自分がアギトだと打ち明ける。通りがかりに、その会話を聴いてしまう北條。なんで、あっさり信じるんだ、北條? 津上のキャラ知ってるなら、少しくらい疑うというリアクションはないのか??
毎度お笑いの警視庁松の廊下。(嘘。そんな名前ではない・・・じゃなくて、だいたい廊下に名前はついてないだろうって)g3マイルドのテスト装着員に小沢と氷川が尾室を推薦したらしい。強く勧めてもらって感激しているようすの尾室。「あなたに出来れば誰にでも出来る」とまで言われても、まだ喜んでいるところが・・・さすがSpecial?
お約束通り向こうから歩いてくる北條。g3マイルドの装着員には尾室君が・・・彼こそホンモノの凡人よ!と胸を張る小沢さん。凡人と言われても、まだ嬉しそうな尾室。さすがの小沢さんも、北條が凡人ではない、ということは認めているということみたいです。凡人。普通のひと。北條が、普通には見えないから、当然と言えば当然でしょうか。
その北條は、異様に上機嫌。g3マイルドになどまるで興味なしという態度で「わたしは赦しますよ。小さな子羊たちをね」などと、意味不明な言葉を残して歩き去る。その後の三人が大笑い。「子羊?」と自分を指差す小沢さんに絶妙のタイミングで「いえ」と答えてしまう氷川。笑いすぎておなか痛くなりそうでした。
北條はまた、階段で携帯片手にアギト捕獲計画の相談。「長期にわたって監禁」なんて言葉が耳につく。いいなぁ長期にわたって、監禁vずっと、手許において飾って鑑賞して・・・あれ、目的が違ってます?
落ち込んだ津上はバイクで出かける。ようすのおかしい津上を心配する真魚は、またしても涼に探して欲しいと言いに行く。すっかり、頼りにしてます。が、俺はあいつのお守をする気はない。と一度は突っぱねた涼。結局、「俺の知ってるあいつはよほどじゃなかったら嘘のつける奴じゃない」だそうです。で、探しにいってます。いつの間にか、よくご存知のようすで嬉しい限りですvv
しかし、先に津上を見つけるのは国枝のほうでした。一緒に走ろうと誘う津上に、嫌だと言って、いきなり殴りかかったりする。昔の青春ドラマだったら、よくとことん殴りあいの喧嘩をしたあとではすっかり仲良くなって、なんてクサイ話があったわけですが。それもまだ、対等な立場での殴り合いだからこそ、ある程度の説得力があったわけでしょう。いじいじ落ち込んでる津上に対して、喝を入れたってことにしても、あんな風に一方的に殴る場面というのは、見ていて辛いし、ピンとこないです。そんなことで、立ち直ってしまうんじゃ、アギトになった自分のコントロールがきかなくなった、などという重大な悩みだったのに、なんだったの? という感じです。まぁ、他にも国枝の息子もアギトになってしまい、それに耐えられなくて自殺した。なんて告白を聞いて考え直した、とも取れるわけなんですが。それなら、最初にその話をすればいいわけで、殴る必要がどこにあったのか疑問です。
疑問って言えば、アンノウンはアギト予備軍を襲っていたわけで、そのターゲットは血縁者すべてだったりした。ということは、息子がアギト化したというこの国枝も、能力者ということなんでしょうか? コアなフィギアを山ほど探し当てる能力とか?
二人で青空を見上げ、国枝が津上を励ましているところで、またアンノウンの気配を察知する津上。
バイクで現場に向かおうとするが、北條と彼の引き連れてきた警官たちに足止めをくらう。津上が連行され、乗せられた車。北條、津上、もう一人は知らない刑事。という三人乗ったら、かなりきつそうでした。三人目が氷川だったら、もっといい眺めだったのに、と関係ないことを残念がってしまいました。
さて、出番は少ないけど、美味しいところは逃さない涼が、津上を連行しようとしている車とすれ違い、すぐに津上に気がつく。窓際でもなかったのに、それでも気がついてくれるこの動体視力は、やっぱり愛でしょうか?
バイクで進路を遮り、急停車した車から津上を抜け出させ、後を追いかけようとする刑事を体当たりで止める涼。その刑事が、北條だと知って「一度殴りたかったんだ」と、パンチ一発。殺されそうな目にあったのに、殴るだけですませるなんて、涼ってば恰好いいv 大好きな北條との場面があって、ともいくんはさぞ嬉しかっただろうとか思って、つい頬が緩んでしまうのでした。
現場では、はりきる尾室。しかし、あっさり仮面が取れたりして、まるで歯がたたない。g3xは、少しだけ健闘するけど、やっぱり今日のアンノウンってば、強い。大苦戦の二人。そして、苦戦しすぎてバッテリー切れを起こしたg3xに、自分のつけてたバッテリーを付け替える尾室。実践では役に立たないが、後方支援は出来るなんて、どこかの国みたいでしょうか? 強くなくても色々な活躍の仕方があるもんです。
そして、ひとにやさしいg3の結論。あんのうんにもやさしかった。お手軽に使えるものは、所詮、それ相応の戦力ということでしょうか。大量生産したらどうなんだ? という意見はずっとまえからあったようですが、外身だけ大量に作っても無駄だというのが、その答えだったようです。
さて、そんな大苦戦の二人のところに、かけつける涼と津上。丁度いい具合に氷川が見てないところで変身。あぎとはまた新しいフォームで美味しいところをもっていきます。まぁ、主役なんだからこのあたりは当然か。って、そんなことより、並んで走ってきた涼と津上。絶景v
そして戦闘後のg3チーム。落ち込む尾室を氷川と小沢で慰めたりしつつ。アンノウンはますます強くなってますよ、小沢さん。g3xよりもっと強いシステムが必要になるんじゃ? という言葉から、映画に繋がっていくんですね。さすがSpecial!
大雑把に言って。と、国枝の口癖を真似て喋る美杉家の若いほうから三人。嫌そうな美杉教授。酔って絡んだ記憶はあるんでしょうか? なんにせよ、太一の口調とか、すごい面白かったです。大雑把に言って。
ラストシーンで、深海らしき影。ああ、映画もう一度観たくなって、劇場の上映時間確認したら、最終回が早すぎ。平日、会社終わってからで間に合うところって、都内とうちの近所にはないことが判明。しくしく。土日の昼なんて、子供がうるさくてゆっくり観れなさそうで・・・。
今からDVD心待ちです。ついでに、このSpecialも収録してくれないかなぁ。そん時は国枝は別のひとで。って、無理か。
読み返したら疲れました。1時間分ってやっぱり長い。全部、読んでくださったかた、ありがとうございました。
◆◆36話◆◆
真魚が嫌いって言ってたのは、やっぱり木野のこと? うん、私も嫌い。キャラがどうのじゃなくて、単に容姿の話ですが。
涼は正義の味方に目覚めちゃうのか?