◆◆第17話◆◆

 

 ガイを殺す寸前でトドメをさせなかったナイト。逆にガイにやられそうになったところを龍騎に助けられ、どうしてかは解らないけど4人でミラーワールドから帰還。丁度時間切れだったということでしょうか。
 で、苦しそうにしている蓮を罵る純。今回はなんだか彼の口調がすごく聴きなれた調子だったのが気になった。自分もこういう喋り方してるんだよなぁ、若ぶってるつもりないんですけど。「ライダーなわけでしょ」「今更、何言ってんのって感じだよ。ま、一人リタイヤってことで」ってところですね。「なワケ」ってな言い方とか「何言ってんの?」も使うし「って感じだよ」とかもつい言ってしまう。(勿論その台詞のまんま繋げてもよく言う)そのうえ「〜ってことで」も言ってる気がしたもんで、これは今時の若者の普通の喋りなのか、それとも私らの世代が若い頃から引きずってきたちょっくら昔の言葉遣いなんだろうかと、妙なところで引っ掛かってしまったんでした。でもって、こんなとこで何故かノーマーク(苦笑)だった純君が妙に身近に思えてしまうのでした。可愛いじゃん、彼。と、今更思ってしまったりして。
 そして、路肩に倒れて苦しむ蓮の姿に見蕩れました。へへ。
 言われ放題の蓮が言い返せない状況で、海之が怒ったようすで一歩純に近寄った。わーい、生身なら純が最弱に見えるし、どうせならもうここでボコボコにしちゃえ! と、さっき書いたことをひっくり返すようなことを考えながら見ていると、それより先に真司が蓮を庇う。
 真司は蓮に、あんな奴の言うこと気にすることないからな。むしろ見直した。とか言ってるんだけど、今の蓮には真司に見直されたりしちゃうのって、純に罵られる以上にショックだったりして。真司に悪気がなくても、あれで決定的に追い討ちかけられて、すっかり落ち込んでしまったんじゃないかと思う。海之には逆効果だってことは多分解っていて、それで真司の真っ直ぐだがあまりにもお気楽な言動に腹を立てていたってところなんでしょう。ストーカーして得た情報を流すわけにもいかないから、説明は出来なかったんだろうけど。
 兄の研究室の生き残りに食い下がる優衣。ヒロインらしい行動かと思ったら、電話切られてすぐにリダイヤル。ちょっと、恐い。まぁ、それだけ必死なのよってのを見せる場面なんですね。
 怪我をした蓮を真司と海之で花鶏に連れ帰ってくる。多分、真司が海之を呼んだ場面はここが初めてなんだけど「手塚君」だったんですね。ああ、間違えた。小説に「手塚さん」って書いちゃったよ。と、変なことを気にしながら見てしまった。で、調べようとしたんですが、何故だか今日出てきた浅倉のキャラクター紹介は、てれ朝のHPにUPされてるのに海之はないので、設定年齢が解らないんですよね。とうえいの方で、実年齢より高めに見えるようにとか、なんかそんなようなことが書いてあった気はするんですが、さて、彼はいくつなんでしょう? 真司よりは年上に見えますが、というか年下であの態度では偉そう過ぎると思うんですけど、何故に君づけなのでしょう? まぁ、だいたい蓮だって真司より一つ上って設定でも、名前を呼び捨てに(優衣にまで)されてるんだから、歳とか気にしても意味ないかも知れないんですが。今日の感想から外れてしまいますが、だいたい優衣は彼女でもないのに、なんで蓮を呼び捨てにするのかが謎ですね。なんとなくキャラ的に呼び捨てしやすい人っているもんですが、それを言うなら真司のがよっぽど呼び捨てしやすそうな親しみやすいキャラなのに彼には「君」がついてる。最初の印象ではすごく付き合いが古くて親しいからかと思いましたが、それにしては優衣ってば蓮のことあんまり知らないみたいです。
 花鶏で蓮をベッドに運んでから、店で口論になる真司と海之。原因は、海之の占いで、蓮は戦っても戦わなくても破滅。そして、このままの運命なら、蓮も海之も死ぬという占いの結果に真司が反発したせい。二人とも死ぬって話してるのに、結局真司は蓮は死なないって言いたいようすで、この正直者! なんて、思ってしまった。視聴者には真司が主人公だという前提があるけど、物語のなかではそんなものはないはずだけど、それでも海之は真司が死ぬとは言わないのもちょっと気になる。彼の占いは、やはり真司だけが生き残るという結果を出しているのかしら?
 口論の末の真司と海之のにらみ合い。綺麗な顔のアップは見ていて嬉しいもんですね。例え怒った顔をしていても。
 翌日すぐに謝りにいく真司ってば、素直でいい子。海之は、そんな真司に背負ってるものが借金くらい、と鋭く言い当てる。やっぱりこの人は、占い師というよりは、サイキック、千里眼って感じですね。真司は借金を否定してたけど、あの様子ではまだ払ってないようですね。下手したら増えているのかも知れない。バイトさぼってばっかりいるし。
 オレジャーナルの件と、ゲームで同じクラブの人たちを戦わせた件で警察に捕まった純。けど、取調室でも相変わらずふてぶてしい。警察官の前では、クラブにいる時みたいな態度なのかと思ったら、そうでもなかった。弁護士に頼めば無罪になると安心してるってことか。
 メルマガにも書いてあった真司の生跳び蹴り場面。恰好良かったけど、一瞬で勿体無かった。どうせなら、ちょっくらスローでやってみるとか、画面を三分割して三方向から映してくれるとか、三方向からのを連発リピートかけるとか、もっと見せ場らしくやってくれれば良かったな。これじゃ瞬きしてたら見逃しちゃう。
 非常に忙しそうな弁護士。もうすぐ死にそうな人間がそんな激務に耐えうるもんでしょうか? だいたい、あまり病人くさい描写もないんですね。どんな病気なんだか。
 変身後の龍騎とライアの会話もなんだか可愛い。それは、私の色眼鏡のせい? 占ってよ、なんて言ってみたり、ライア踏み台に使ってみたりで、龍騎ってばやりたい放題。しかし、最後は逃げられて「逃げた」とか言ってるの、かなり間抜け。二人がかりで逃げられるのか〜。
 浅倉威は、設定年齢25歳に無理ありすぎ。異様な色気があって、素敵です。出番がちょっとで残念でした。
 でも、出番がちょっともなかったのがオレジャーナル。玲子さんは、レギュラーかと思ってたんだけど、違ったのか。いや、玲子さんよりむしろ島田さんが見れなかったのが残念かも。その分、海之の場面とかが多かったんだと思えば文句は全然ないんですけどね。
 

 

◆第18話◆◆

 弁護士と浅倉の対決とか、神崎しろーが浅倉にカード渡す場面とか、とうとう優衣が蓮の彼女の病室に辿り着いちゃうのねの場面とか、色々な進展がありそうです。萩原さんの凶悪犯罪者っぷりに期待してます。

 

第16話第18話



↓妄想ばっかりなあぶりだし。


 

海之ってば、花鶏に泊まってました。三人で川の字で寝てました。うわー。うわー。うわー。(←理性喪失中)そして、とうえー公式では、真司の性格ゆえにベッドを海之に譲ってあげるってことになったと書いてあるんですが、自分より蓮の近くに海之が寝るのを阻止しただけなんでは……と妄想をたくましくしたのでした。
それから、ごろーちゃんに「俺を殺す気?」と言った弁護士の台詞にイケナイ妄想をかきたてられちゃったりした人……私だけじゃあるまい。