七夕の夜に…じゃなくて、朝にだったけど。逝ってしまいました、海之ちゃん。すっごい残念。最初から解ってたことなんですけど、それでもなんとか助命してくれないものかと思っておりました。
哀しくて心乱れ(あやしい?)、順番が頭の中でぐちゃぐちゃです。今日の感想は、時系列無視でいかせていただきます。
針金一本で、抜け出してきた吾郎ちゃん。さすがですね。しかし、一人で見張ってたはずの浅倉、いったいどんな隙があったのでしょうか? もしかして、あんな浅倉でも人並みに羞恥心はあって、ちょっともよおしてきて、近くの公園のトイレを拝借しにいった隙に逃げた、とか? 想像力が貧困なので、このくらいしか思いつかないんですけど、どうでしょう? それとも、やきそば買いにいった隙だろうか? お金は、吾郎ちゃんが持ってたやつを取ったとか。あの、浅倉だから盗んだんだとか強盗したんだとかいう可能性もあるわけですが。せっかく、警察には死んだと思われてるわけだから、わざわざ目立つ行動取るというのも不自然ですよね。
不自然と言えば、そもそも吾郎ちゃんは先生の心配をして浅倉の生存を確認するために花鶏に行ったんでした。なのに逆に捕まってしまったんですけど、浅倉には反撃しないでただ帰ってきたんですね。自分に太刀打ち出来る相手じゃないと悟ったというところなんでしょうか?
蓮と戦った後で、ふらふらしながらも、急いでドアに向かった弁護士は、あのとき吾郎ちゃんが帰ってこなかったら、やっぱり助けに行くつもりだった、ということなんでしょうね。強がってみせていたって、大事な人はいるわけです。他人のために戦うのは美しくない。なんて台詞は、ふとブンドルさんを思い出して嬉しくなったりしたんですけど。そんなオタクは私くらいですか? そうですよね。でも、いい台詞だと思う。そういう美学でもって、強がってみせる北岡、嫌いじゃないよ。と真司みたいに言ってみたりする。
だいたい、ナイト相手にあれだけ苦戦してたのって、吾郎ちゃんが心配で戦闘に集中出来なかったせいなんじゃないかと思う。そして、戦うと意思表示してふっきったようすの蓮にしても、結局のところ今日なら本気出してれば、弁護士にトドメさせそうだったのに、最終武器は使わないままで時間切れだし。結局のところ、この人たちには人殺しは無理。だと、思いたいです。はい。
「なんで、誰もこない!」と、イライラして車に八つ当たりして暴れる浅倉も素敵。この人って、やればやるほどギャグっぽくて可愛く見えてしまう。可愛いなんて、現実だったら言ってる場合じゃないんだろうけど。それでも、やっぱり可愛いもんは可愛いんでした。
やきそば食べてた場面でも、神崎にまで「おまえも食うか?」なんて勧めてて、大笑いだった。振り返ったら、そこにはもう神崎がいない、というお約束の展開にも笑った。浅倉って、ずっと変わらずに、このままでいてもらいたいキャラの筆頭だな。改心なんかされたら、がっかりしますね。
それにしても、なんで吾郎ちゃんを人質に選んだものやら。いくらなんでも、人選ミス。変身しないで素で戦ったら一番強そうなのに、吾郎ちゃん。
真司と海之は、またまた噴水の前でデートみたいな場面です。けど、話してる内容は、そんな甘いもんじゃなかった。でも、なんでまたXmasの回想場面なんだかな。ピアニストだった親友の夢をつぶしたのが浅倉だった、というのはいいけど。何も男同士でXmasに一緒に歩いてなくてもよさそうなもんでしょ。二人とも見場がいいのに、彼女もいなかったってか? とか、正論を一応言ってみつつ、別に彼女なんか見たくないんですけどね。夏にこんな真冬の恰好で撮影は大変だろうな〜と、余計なことを思いながら見てしまいました。
そして、ピアニストの彼が人と戦うこと以外なら何だってするのに! と、言ってる場面を見て「ホントだな? 本当に何でもするんだな?」と、いけないことを想像して、念押ししたくなってしまいました。何でもなんて、そう軽々しく言っちゃいかんと思うのよ。そこそこ見目麗しい若い男が、ねぇ。
その原因が浅倉だったって話をしたのは、花鶏の外で、丁度蓮が帰ってきて、蓮と真司の二人に話したことになったんだけど。蓮は、海之から直接その親友の話は聴いてないはずなんだけど、リアクションが真司とほぼ一緒だった。「斉藤雄一を覚えているか?」と浅倉に聞いた場面は、一緒にいたから、それで何か関係者だという記憶はあったのかも知れないけど…やっぱり、真司が全部蓮に報告してると考えたほうがありそうな話かしら?
ピアニスト生命を絶たれた親友が、神崎にカードデッキを渡されライダーになることを強いられた。けど、拒絶したためモンスターに殺された。海之ちゃんはそのモンスターを倒したけど、浅倉とは戦う意志がなかったらしい。そもそものきっかけは浅倉にあるけど、それでも親友が人殺しはしないという意志を最期まで貫いたことが正しかったと証明したかったわけだから、当然の態度なんでしょうね。解るけど、偉いなぁと思った。自分だったら、そんなに綺麗に割り切ってモノを考えられない気がする。
今回のタイトルが『変わる運命』で、だからこそ出演期間が決まってて、今日で終わるって解ってても、運命変わって、ただ去っていくだけとかって流れにならんもんかと、ちょっとだけ期待したんだけど、違ってましたね。
本当に死ぬはずだったのは、真司だった。海之は、その運命を変えた。運命は、変えられるし、雄一は後悔なんかしてなかった。弱々しく微笑んだ顔がなんとも切なく見えました。
死に際に鏡に映った優衣を指差してたのは、何を言いたかったんでしょう。なんか、顔が膨張してて、不気味な映り方だったんだけど、それを指摘したかったのか? それとも、あの角度で優衣が映ること自体が変だということ? もしかしたら、鏡の中の優衣こそが実体で、現実世界の彼女が虚像だと言いたかった? それで、未来が何も見えなかったんだと気がついたとか? だったら、どこまでも不気味な兄妹だよなぁ。
でも、真司は全然気がついてないみたいだった。普通、指差したらそっちを振り返ると思うんだけど、それさえしないのは、ちょっと不自然な感じだったな。でも、死にそうな海之が心配で、それどこじゃなかったか。心配ってよりも、本当は自分が死ぬところだった、ということのが衝撃だったのかも知れないけど。
優衣は花鶏でコーヒーカップを落として割ってから、海之ちゃん死亡現場に着くまでが、すごく早かったような気がするんですが、映像のトリック? 実は、それなりに時間経ってるのかしら? テレポーテーション? とか思ってしまった。
令子さんは一人で取材に行って、なんでか都合良く浅倉のアジトに到着。上着が落ちてるってことは、どんな恰好してるのかな? と、ちょっと無関係な期待を寄せてしまいました。
そして、海之から譲られたカードによって派手な変身をとげたナイト。王蛇、初めてのピンチ? ってなところで、以下次週!
◆第24話◆◆
弁護士の嘆きが印象的だった予告編。令子の興味が自分じゃなくて浅倉だってことが、大袈裟にショック? ちょっと茶化してみただけ、というようにしか思えないのは、あの言い方が大袈裟過ぎるせいだったりして。あとは、蓮の台詞で「かたきでもとるか?」ってのが、気になりました。
公式HPの予告を読むと、どうやら令子がいる間に浅倉が怪我して戻ってくるらしい。手当てでもしちゃうのか? あんまり、人間らしくなってもらいたくないけどなー、浅倉には。
↓深夜の妄想。
もう、そういう目で見たら、そうとしか思えないような場面がありまくり。吾郎ちゃん帰還のさいの笑顔とか、真司の腕の中で息を引き取る海之とか。どこまでサービスしてくれるのかしら、ありがとうvっと。これで、蓮と真司のツーショットがもっと見られれば最高、と思ってる私としては来週にもまた期待ですv毎晩寝る前に、その日あったことを蓮に報告する真司の姿を思い浮かべたら、なんとも可愛らしい感じがして、それだけでも楽しくなってしまいました。