◆◇第25話◇◆

 

 吾郎ちゃん衝撃の告白!!! 前半はもう、これに尽きますね。彼が弁護士に心酔する理由としては「つまらない傷害事件に巻き込まれた俺を弁護してくれた」くらい軽いというか、意外性も何もないというのが、少々不満ではありますが。その不満を吹き飛ばす見事な告白でした。(告白に見事とかそうじゃないのとか、あるのかどうか知りませんが^^;)
 とにかく「俺なんかのそばにいなくてもいい」という弁護士に対して「恩だけじゃなく、先生のそばにいたいんです。迷惑でなければ」だもんなぁ。
 しかし、弁護するにあたって何か調べにいって放射能をあびて白血病になったとか(それは、百恵ちゃんの赤いなんとか。もう誰も覚えてないかも)そういうのだったら責任感じても解るけど、検査が遅れたっていうのはなー。吾郎ちゃんの事件を担当してなければ、また別の何かややこしい事件を抱え込んで、結果的にはどっちにしても検査は間に合わなかったかも知れない。というより、間に合わない可能性のが高そうだから、そんなこじつけてまで責任感じるのってどうかと思う。蓮の恋人に対する「俺のせいで」って気持ちと同じくらい、変な理由。でも、吾郎ちゃんは「恩だけじゃなく」と言っていたので、実は責任感じてるというのも全部そばにいたいが為に考え出したこじつけ理由なのかも知れない。それなら納得。吾郎ちゃん、頑張れ! そして、そんな吾郎ちゃんのためにも永遠の命を手に入れるべく戦うんだ。と、思ってるとしたら弁護士いきなりいい奴だよな。
 そして「優衣がいなくなった」という相変わらずシスコン全開な兄貴のせいでカードを真っ黒にされた蓮と真司は、優衣を探す。元神崎邸へ行って、おおあらい海岸の絵を発見!
 行ってみるのはいいけど、あの車はいったい誰のでしょう? 花鶏の業務用を借りた? それとも蓮の? もしかしてレンタカー? ナンバープレートをチェックしようとしたんだけど、はっきり映ってる場面がなくて、解りませんでした。喫茶店には、あんまり業務用に乗用車が必要とも思われないけど、どうかな?
 そして、絶えず運転するのは蓮で、助手席が真司。さて、これはいつもの蓮の態度から考えると意外です。「おまえが運転しろ」とか、言う前に当然のように助手席に座って、偉そうにナビゲーションしちゃいそうなタイプだし。と、思ったんですが、真司は今まで車を運転する場面がないし、いつも乗ってるのも50ccなんで、もしかして普通免許は持ってないという設定なのかしら?
 とにかく、二人で海までドライブ。いい眺めです。こういうのが見られるなら、何度家出してもいいよ、優衣。
 けど、あんなにあっさり見つけられ、だいたいその場に自分も行かれるくらいなら、何故戦いを中止させたのか、まったく解らない神崎兄。
 それとも、鏡がない場所は把握しきれないのか? 蓮と真司が車で行って優衣を見つけたから、それで車のミラーから出てきたとかなのか? ハクション大魔王のツボじゃあるまいしなー。(と、またお若い方に意味不明な呟きだったか^^;)
 で、そんな海辺でも襲ってくるモンスター。変身出来ない蓮と真司は、二人して逃げてみたりして。おーい、せっかく見つけた優衣を置いて逃げるのか、君たちは。と、ちょっとびっくりな場面でした。実際には、狙われてたのは蓮と真司だけで、優衣は恐がってさえいなかったようなので、良かったのかも知れないけど。
 蓮と真司が逃げてる間に、優衣の前に出てくる兄。おまえに嘘を言ったことがあったか、なんて言ってたけど「たった今」と、答えたくなった。優衣がいなくなっただけで、戦いを中止させるくらいなんだから、戦い自体が優衣のせいだって考えるのが自然だと思う。優衣は、それで戦いを中止させたことを知らないのかも知れないが。
 一方、浅倉暁のところに、兄に会うようにと説得に出向く令子さん。弟、瞬殺要員だからっていっても、どう見ても23歳には見えないし、似てない!兄が死んでほっとしてるとか言ってました。子供の頃からいじめられてたのかも知れないです。火事の後で探そうともしてなかったし、関わらずに自分が生きていることを教えないできたわけだから。
 浅倉は、「暁」とか呼びながら怪しい笑いを見せる。なんかもう、本当に狂気の沙汰。恰好いいし、妖艶v
 何故か令子さんの応援要請を受けて、真司も説得に加わる。どうでもいいけど、またあの車で移動。蓮は相変わらず運転手で、優衣はもう花鶏に送り届けたあとなのか? でも、当然のように同行してるのは浅倉絡みだと解ってたからかしら?
 途中、蓮は急ブレーキを踏んで車を止める。道路の真ん中で待ち構えてる浅倉。あそこで蓮が、あのままひき殺してたら、弟は死なないですんだし、1人減ったのにね。でも、ヒーローを殺人犯にするわけにいかないもんな。
 そうして、弟に再会した浅倉は小バカにしたように暁を見て「バカかおまえは。あの火事は俺が火をつけたんだ。助けるわけないだろう」とか言ったあと、一瞬にしてヘビのエサにしちゃいました。浅倉のほうを見てて何があったか解らない令子さん。でも、振り返ったら弟が影も形もないんだから、「どこに行ったの?」なら解るんだけど「何があったの?」と聴くのは、ちょっと不自然だった気がしました。
 それにしても、実の弟をあっという間に契約モンスターのエサにして笑ってる悪役っぷりは素敵です。弟と感動の再会を果たし「兄さん、生きてたんだね。俺は猛烈に感動している!」「おまえ、キャラ変わってないか?」「あ、速見と仲良くしすぎてうつった」とか言う会話を勝手に思い浮かべて遊んでましたが、そんなことにならなくて本当に良かった。(なるわけないって)
 子供番組としてはハード過ぎる展開だという見方もあるみたいですが、最近はPTAが出張りすぎで、過保護すぎだったから、どんなことがいけないことなのか。悪いことがなんなのか。悪いことをしたら、その結果どういうことになるのか。学習させずに目隠しされた結果が、犯罪の低年齢層化なんじゃないかって話もあるくらいなので、龍騎には是非、このままいってもらいたいです。
 でも、先日会った友人(子持ち)には「今のライダーは子供には難しくて解らない。うちの子は見てないけど、うちの旦那が夢中で見てる」と、言われてしまいました。どこのご家庭もそんなもんなのか? 玩具は売れてるって聴いたけど、実は買って喜んでるのは子供じゃなくてお父さんたちなのか?
 ところで、真司はこのとき、弟に会わせたら浅倉が本当に変わってくれる、と信じてたんだろうと思う。令子さんも、浅倉だって人間だったとかなんとか言ってたし、それを鵜呑みにしたんでしょう。けど、蓮は半信半疑というか、いや、そう簡単にはいくまい、とクールに眺めていたものと思っていたんですが「城戸、そいつは人間じゃない。モンスターだ」(きゃー、恰好いいvv)なんてかなり怒りのこもった声で言ってました。あれって、蓮もかなり期待するところがあったということなんでしょうか? それとも、変わるとは思ってなかったが、いきなり目の前で殺されるとも想像しておらず、変わってくれると信じていた真司を傷つけたことに対してあれだけ怒っていたのか。
 蓮と浅倉が変身して戦いはじめ、龍騎もミラーワールドへ。龍騎はモンスターと戦いだす。ナイトと王蛇のところにゾルダも参戦。「おまえにはうんざりなんだ」というのは、吾郎ちゃんを誘拐したことに対してですよね。令子さんの興味が浅倉だけって話は関係ないですよね、やっぱり。
 そして、ライアの契約モンスターも出てきて、また王蛇と契約してしまう。三位合体。なんか、あんまり恰好良くないんですけど。蛇だけで単体のが良かったな。CGだからかも知れないけど、あれのが恰好いいのに。
 で、王蛇の攻撃に龍騎たちが吹っ飛んで以下次週! ワンパターンな引きだけど、しょうがないのか。

 

◆第26話◆◆

 怪我をした北岡の変わりに、真司がこき使われる話らしい。写真集に載ってたタイトルのが面白かったけど、さすがに変わったらしいです。そして、蓮の恋人は急変? やったー!!! と、喜ばせておいてぬか喜びか? でも、彼女がいなきゃ蓮は戦う必要なくなるし、浅倉よんできてヘビのエサにしてもらいたい。

 

第24話第26話



↓あまりにストレートな告白でした。


 

 ここまでくると、同人ネタはさておき、もうこの人はゲイで北岡に惚れてる、って話でもOKですよね。ファイナルアンサー? ごく、普通に。アメリカに戦隊モノを輸出すると女性が二人に増えてたりするのは、男女比のバランスが悪いと差別だと抗議がくるという話を聴いたことがある。なので、ここはひとつ、龍騎もバランスをとって、ゲイのキャラクターも取り入れてみた、っつーことで。
 このまま是非頑張ってずっとそばにいてやってください。ゾルダ、いつまでレギュラーかしら? なるべく長く出ていてもらいたいもんです。