恵里の急変。なんで家族よんだりしないのかしら? ガラス越しに見ている蓮と優衣の会話。怒りのぶつけ場所を間違えない蓮が恰好いいです。表情も良かった。目の前で死にかけてる恋人がいるとは思えない冷静さ。こんな風に言われたら、優衣が蓮に惚れても不思議はない。というより、惚れない方が不思議だと思った。が、だからと言って蓮と優衣の恋愛話なんか、絶対見たくないですけど。
蓮の変身を目撃する拓也。今日はこの子がモンスターのターゲットらしいです。蓮のあとを追いかけていって「さっき変身したよね?」等々。すごい、チャレンジャーです。このくらいの歳の頃って、でかい兄ちゃんはみんな結構恐い印象じゃなかったかな? 特に、蓮の場合は愛想ないし。なのに、蓮の二の腕掴んで「教えろよ」とか駄々こねたり、挙句は「この人変身します!」って、ギャラリーに訴えたり。得体の知れない大人に対してここまで強気なのは危険ではないかと思ってしまいました。今時のガキだったら「知らない人と話したりついてっちゃダメ」と、親からきつく躾られていそうなもんだけど。知らないばかりか変身しちゃうような危ない大人じゃん…^^;訴えられたギャラリーも、振り返ってじろじろ見たりしたわりには、最終的には蓮が連れて帰ろうとしても無反応。世の中ってこんなもん?
蓮の前で変身ポーズを真似する子供。その頭を軽くチョップする蓮。和やかでいい雰囲気でした。
キレた優衣の迫力! いつもの演技は色々な意味ですごいと思ってたけど、今日のは本気で怒ってそうに見えた。おさえた演技よりもこういうののほうが、やりやすいのかも知れないけど、やはり上手くもなってるのかなー。暴れる優衣を押さえようとしている兄さんもいい感じでした。でも、台詞が聴き取りにくいのが難点です。
兄ちゃんは、力が目的だとか答えてましたが、説得力は皆無です。質問する余裕があるなら優衣に是非「お兄ちゃん、なんでこんなに暑いのにいつまでもそんなコート着てるの?」と聴いてもらいたい。
花鶏の経済事情。おばさん、チラシ見ながら南米アマゾンの旅(何泊何日かは不明)¥68,500を安いと評するも、今日の売上は¥6,850で、やっぱり高い行けないと嘆く。一日店を開けて、おばさんと優衣と蓮の労働力も投入したうえで¥6,850では、思い切り赤字だと思われる。もしかして真司のオレジャーナルからの収入に依存……してるはずないよな。神崎両親死亡時の保険金を元手に利殖にでも励んだのか、おばさん?
拓也を連れ帰った蓮に対し「何時の間にこんな大きい子を作ったの? 母親は誰?」って、おばさん…何故そういう発想になるのか? まるで動じず否定もしない蓮が、蓮だなぁと思いながら、笑ってしまいました。
そんなおばさん相手に変身ポーズを決める拓也。すかさず頭をパシッと殴る蓮。なんとなく小生意気な子供だけど、蓮は気に入ってるっぽくて、ほのぼのして見えるのでした。
二階では、真司がシチュー作ってる。そこに拓也を連れていく蓮。内緒話♪ で、借金の割引を条件に子供を押し付ける。しかし、期待(?)通り借金は増えていました。明細も見せてくれました。・ガラス代30000円・利子5000円・迷惑料15000円・「いびき」による睡眠妨害25000円・日頃のうらみ25000円・バカがうつる20000円・うるさい!30000円で150000円だそうです。ガラス代の借金が仮に3話放映日の2/17だったとして、5000円の利子提示が27話放映日8/4だとするとこの間の日数が168日で金利は年利率にすると約36.2%。法定金利の上限を超えてます。手が後ろに回ります。いや、真司が訴えるはずないし、蓮が本気とは思えないんで、ただヒマ人で計算してみただけなんですが。それにしても「バカがうつる」とか「うるさい!」とか、面白い明細でした。本気でバカが感染するもんだったら20000円は安いと思うけど。そういう問題じゃないか。子供の面倒をみるのはそれに対してたった500円というのも笑える。
で、そこまで笑いをとっておいて、一人ベッドで泣いている蓮。うう、あの借金の明細に抗議して、でもなんでもいいから、真司に踏み込んでもらいたかった。
拓也は花鶏に泊まったらしいんですけど、親はどうしたんだろう?
翌朝、真司のところに餃子のレシピを聴きに来る吾郎ちゃん。教えてもらいたいことがある、と言われて「口笛?」とすかさず答える真司、大笑い。
吾郎ちゃんが餃子おいしかったす、と言った後の真司の笑顔と、吾郎ちゃんのひきつった笑みも、面白かった。
二人で餃子の話に夢中になった隙をつかれたのか、拓也にカードデッキを取られて追いかける真司と吾郎ちゃん。「カントーデンキって何?」というおばさんもおかしい。言われて見れば、そう聴こえないこともない…かも。
吾郎ちゃん不在の弁護士事務所。先生淋しそうです。で、またばったり倒れたりする。激しい運動より安静のほうが、生存確率あげられそうだとは思わないのでしょうか? 番組的に、それは困るか。
また、どこぞの廃屋らしきところで暴れる浅倉。戦闘ジャンキーっぷり発揮。どうせなら、もっと明るいところで顔が見たいです。
カードデッキとって逃げた拓也を追いかけた蓮。蓮より先にダークウィングが追いついて脅しをかける。ダークウィングは、こういう使われ方が、結構多かったりする。ゾルダを殺したと真司が悩んだときも、蓮はダークウィングをうまい具合に使って、吾郎ちゃんが生きてることと、ゾルダが北岡のほうだったってことを真司に教えたし。
びびって蓮にぶつかって蓮のことも恐がる子供。そんな子供に「恰好いいことは間違いない」とか「どれだけ恰好いいか見せてやる」なんて言って変身する蓮。本当に恰好いいです。あそこまでだったら、絶対逆効果です。でも、日頃が日頃だったので、ナイトがモンスター相手にピンチになっても、子供に見せるためにわざとなのかってのは、真司の心の呟き聞くまで、半信半疑でした。「あ、やっぱりわざとなの?」とか思ってしまいました。一回目に相対したときにも、変な液体かけられて、逃がしちゃったし。
そこにゾルダ参戦。吾郎ちゃんも、一緒に観戦。「あっ」とか「先生!」とか、子供よりリアクションが大きいです。しかも、ゾルダ参戦以来、吾郎ちゃんは先生しか眼中にありません。すごいです。王蛇も参戦してたんですが…。でも、真司もナイトばっかり見てるように見えたのは、私の目が腐ってるせいでしょうか?
子供は、乱戦模様にしっかりびびり、恰好いいばかりじゃなくて痛くてつらくてゲームみたいに途中でやめられないと真司に諭され、デッキを返却。吾郎ちゃん「先生が戦ってるのを初めて見ました」と、泣いてたんですけど、結局見てても助けに入ることも出来ない状況だからか、あっさり子供を送っていきました。真司もこの乱戦に参加。王蛇がファイナルベントのカードを出したところで、13人目登場。派手なライダーです。羽根がひらひら舞ってます。
一方花鶏には、令子が訪ねてきます。で、優衣とお兄ちゃんの写真を取り上げ「やっぱりここで見たんだわ。「高見士郎ね? 一年前アメリカで亡くなった」だそうです。恵里があの状況になった実験も一年前だったんじゃ? というのも謎ですが、どう見ても仲良さげで兄妹か恋人って写真の片割れに対して呼び捨てする令子は非常識じゃない? バリバリのキャリアウーマンって役どころなら、他人に対する礼儀くらいわきまえてそうなんですけど。それと「さようなら、もう兄妹だなんて思わない!」と怒りをぶつけた優衣でしたが、それでも店には二人の写真を飾ったままにしてあったんですね。急に捨てたり片付けたりしたら、おばさんに説明つかないせいかも知れませんが。
13号ライダーは、やはり変身後だけの登場。というか、あれが兄ちゃんなのか? でも、声が違うんですよね。他のみんなは変身後も同じ声なので、これは別人ということ? ハリケン後のCMを見逃したのですが…どうなんでしょう?
◆第28話◆◆
タイムベントというのを使って、2月に戻るらしいです。暑いのに、当時の衣装で新しく撮った場面もあるらしいです。もしかして、手塚がまた見られるのかしら? 総集編っぽいもんになりそうですが、映画への布石もありそうな予感です。予告は変身後の姿ばっかり映ってましたが、本編も戦闘場面メインの総集編だと辛いなぁ。
↓その涙の〜意味をおしえて〜♪と歌いつつ
今日は蓮も吾郎ちゃんも泣いてました。けど、涙の意味が違いすぎ! 吾郎ちゃんの涙は、先生のことを思ってって感じでいいですよね。餃子だって、すごく美味しくて先生に食べさせてあげようと思ってレシピ聴きにきたんだろうし。でも、蓮のはなー。なんで「恵里」とか言いながら泣いてるんだよ! そして、そんな場面を見ても、ここは二人の寝室だし、いつ真司が入ってくるか解らないのにそれでも泣いてるってことは、本当は真司になぐさめて欲しいのか? と思ってしまった。それと、こんなに恰好いい蓮を見たら、惚れないほうが不思議だぞ、優衣。とか思いつつ、上に書いたように、そんなの見たくないけど、とも思いつつ、それでも、蓮の戦う理由が恵里のためよりは優衣のためのがまだ納得が出来ると思っちゃいました。これで、恵里が死んでも、ずっと一緒にいた優衣のために、真司と協力して神崎士郎の暗躍を止める、とかいう方向には…いかないよねぇ。