◆◇第29話◇◆

 

 高見志郎、結局令子さんの情報が間違いってこと? その情報がどっからきたのか、会社帰って確認しないのか? だいたい、浅倉脱走時(その直前の?)モニタに写りこんでいたからこそ出かけてったはずなのに、忘れちゃったのかしら? お見合いしてる場合じゃないんじゃ?
 クーラー壊れてるオレジャーナル。この暑さの中、まったく仕事にならなかったでしょうね。扇風機はあんな真正面から浴びてたらそれもうざくて仕事の邪魔にしかならないような。真司の前宙は吹き替え? それとも本人? 恰好良かったですね。バケツのタイミングとか、ギャグ全開で笑いました。
 見合いの後、ストーカーの気配を感じる令子さん。先に書いちゃうと結局のところ、世間一般に言われてるストーカーとは違って、ただオレジャーナルに恨み持った人の犯行だったわけなんですけど、それだとあの「はぁはぁ」は何だったんでしょう? 30回ほど聴きなおしましたが何度聴いても女性の息遣いには聴こえないんですけど…っていうのは嘘です。全部通しで2回見ただけでした。近くをジョギングの兄ちゃんが通りかかっただけ、とかいうオチだったりする? それならそれで、どっかでバラしてもらいたい。そんなオチじゃ、恥ずかしくていちいちバラせないか。
 令子さんを守ると気合を入れた真司は、令子さんを護衛するため後をつける。そこに、バラの花束持った吾郎ちゃんが現れ、ストーカーと勘違いして、殴りかかる。吾郎ちゃん、かなり強いって設定だけど、真司素手でもそれほど負けてなかったのは、吾郎ちゃんのほうが手加減した結果かしら? 狂言死事件以来、吾郎ちゃん真司にちょっぴり負い目感じてたりするかも、と思ってしまった。ちゃんと、弁護士事務所に連れ帰っているあたりも親切です。
 しかし、目覚めた真司が見たモノは大笑い。なんで、二人とも女装なんでしょう? 先生の髪にとまってたヘアピンがおかしかったです。
 真司、吾郎ちゃんストーカー勘違い発言のあとの吾郎ちゃんの大笑い、なんかめずらしいものを見ました。いつも「…先生」とかぼそりと呟くばかりであまり台詞もないし、表情もちょっとしか動かないので、大笑いされると新鮮ですね。
 結局誤解がとけて、じゃあストーカーは誰だった? ということになり、令子さんの自宅まで行ってみると帰ってないし、北岡が外に捨てられていたバッグを発見する。タイミングよく蓮が出てきて、ようすがおかしかった、とか言う。で「おまえがちゃんとおくってればこんなことにはならなかった」と蓮を怒る真司。「蓮がいれば、どこに行っても安心なんだよ」という告白かと思ったのは、頭が腐りすぎてるからですか? そうですか。
 見合いして断った相手がストーカーだと信じている真司は、二度目のお見合いを仕組む。今度は島田さん。
 さて、ここで素朴な疑問。普通お互いに会社員だったりする場合、見合いっていきなり平日とかにあんまりしないですよね? たいていは、土日か祭日でしょう。そうじゃなくても、着物で会うような大仰なのだと平日の会社帰りにふらりと待ち合わせってなわけにはいかないと思うんですよ。令子さんが誘拐されたのが金曜だったとしても、それが夜だったのに、いきなり翌日にお見合いって出来るもんでしょうか? しかも、おとりのつもりだった島田さんまでいなくなって、次は優衣。二人も誘拐されてるのに警察に報せもせずに、お見合いの段取り? しかも、その見合いがまた翌日とかに設定出来るものかしら?
 と、色々疑問がわいたのは、見つかったときの島田さんと令子さんが、化粧もばりばりでやつれた風でもなく、呑気に寝ているように見えたから。犯人のおばさんが、普通に食事とかをくれてたとしても、あんな場所でお風呂に入れさせてもらって、化粧もさせてもらってとかはあんまり考えられないし。令子さんなんかバッグ落としてってたんだし。なーんて、こんなギャグの回に真面目に考察するのは愚の骨頂? そうですね。
 話が前後しますが、令子さんがいなくなった直後にもんすたーの気配感じて変身する蓮、弁護士、真司。三人とも台詞喋りつつで、あんなもののついでみたいな変身はライダーシリーズ通しても始めてだったんじゃないでしょうか?
 蓮と真司の喧嘩を止める弁護士とか、そのあとの「小学生か」って台詞が面白かったです。ここのところ、随分恰好いい場面の増えた気がしてた真司ですが、井上脚本にかかるとガキに逆戻りですね。でも、たまにはそんなお子様な真司も楽しいです。
 島田さんのお見合い、どっかの料亭かなにかかで、そこの塀に懸垂して中をうかがう真司。こんな姿を見られたら真司のほうがストーカーと間違われかねない。と、思って見てたら三番手優衣のときには、真司が台になって蓮が乗って覗いてた。一瞬、黒尽くめなんで蓮ったら靴はいたままで真司の背中に乗ってるのか? と、勘違いしちゃいました。よく見たら、脱いだ靴がちゃんと手前に置いてあって安心しました。って、何の心配だか解りませんね。
 そのあと、真司と蓮は並んで塀に懸垂。それを子供二人にばっちり目撃されて「変なおじさん」呼ばわり。あのくらいの子供から見たらおじさんなのかなぁ。お兄ちゃんって呼んであげてーと、画面に訴えました。問題はそこじゃない?
 島田さんは、見合いに乗り気だったわりには、酒に酔って台無しに。なんであんなにいきなり手酌で飲み始めたのかは不明。会ってみたら、タイプじゃなかったのか? 島田さん、真司がお気に入りなら、まるで違うのは写真見れば一目瞭然なんですけど。
 優衣は、素直に真司の推理を信じて、令子、島田両名があの見合い相手の家にいると予想。つき合うと返事をして、暗井氏宅へ。コーヒーを切らしているからと買いにいった隙に、部屋中探し回る。本棚派手にぶったおして「知らない」って言ったのとか、トイレちゃっかり借りてみたりとか、お笑いどころ満載。その様子を見ている真司と蓮の双眼鏡の取り合いとか、その後二人で片目ずつ使ってるところは、いい目の保養でございました。
 わざわざ逆立ちして電話してる弁護士。病気じゃないのか、君は? だいたい、その倒立は左にかしいでいるんだが? と、またどうでもいいところが気になってしまいました。
 暗井氏宅で大暴れした優衣に、苦情を言ってくる向かいの家のおばさん。この人の胸に光るネックレスに見覚えがあった優衣。なんで、そういう偶然になるのか、とにかくこの人が怪しいということになる。
 その報告を何故か、蓮、真司、弁護士でカレー食べながらしてる。カレーの薬味を、真司の分まで取ってあげてる北岡。当然のように食べている真司。なんだかんだ言いつつ、可愛い弟みたいな感じですか? 真司ってば、小学生みたいで世話焼きたくなるタイプか。トークショーだったかで言ってたカレー食べる場面ってここですね。あの場面のために3、4杯ぐらい食べたとか。けど、そんなに食べさせられても三人とも体型が変わらないのが素晴らしいですv
 色々言い合いになって、三人別行動ってことになったようなのに、結局は怪しいというおばさんところに集まってしまう三人。真司と蓮は、インチキくさいセールスマンを装って。弁護士は弁護士のまんまだったようです。わざわざ自宅までセールスに来る弁護士って聞いたことないですが。「いい男が三人」なんて、どんどん家に入れるおばさん。疚しいことがあるにしては、変わったノリでした。
 そして、三人が言い争ううちに逃亡。慌てて追うが、おばさんはもんすたーのえさに。
 結果、令子、島田の居場所が解らないと思ったけど、島田を狙ってるらしきもんすたー発見。あとをつけて、なんとか二人を無事救出。
 ラストは、真司、蓮、北岡、優衣、令子、島田で無国籍(?)料理。「友達になったわけじゃない」なんて言いながらも、参加してる弁護士。令子さんとなんて認めないと言い張る真司。よく解らないけど、和やかなうちに番組終了。
 息抜きの回で、サービス場面も沢山でした。
 

 

◆第30話◆◆

 弁護士の婚約不履行? 予告で蓮の言ってた「あそこまでいったら、結婚だろう。結婚して離脱してくれれば」とかいうのが気になります。ライダーって独身者限定ですか? というか、あそこまでってどこまで?
 北岡の元秘書という人は、準レギュラーらしいですね。写真を見た限りでは、ナイスバディなお姉ちゃんだ。顔はいまいちかなー。

 

第28話第30話



↓どうせなら…


 

 優衣の大暴れ場面は、面白かったです。いつもより活き活きしてて、多分素に近いノリだったからやりやすかったんだろうな、と思いました。けど、どうせなら三回目は真司が女装して見合いしてもらいたかった。似合いそうなんだけど、似合い過ぎてまずい? シャンゼリオンじゃあるまいし、って言われちゃうか。