花鶏の後片付けしてる蓮と真司。それだけだって、いい眺めなんだけど、浅倉について話し合ってる。もうすっかり、仲間というか、運命共同体って感じ? 以前なら、絶対蓮は、こういう話を真司とはしなかったよなぁ、と思うと、しみじみ嬉しい。真司の存在を、ちゃんと認めてくれてるってことですよねー。
しかし、おばさん、アマゾン種って何? 優衣が不在なのにも、何の説明もなかったけど…。ま、いっか。
一週空きの先生と吾郎ちゃん。どこ行く途中なのかと思ったら病院だったのね。定期検診? いまだ、何の病気かは不明ですが^^;
そして、そんな先生と病院でばったり体面した真司は、仕事だって言葉を信じたらしいですね。出てきたの、しっかり「診察室」ってわざとらしいくらいに目立つ写りで…書いてある部屋からだったんですけど。
実加の病室を訪ねた真司。実加のほうは「あの人は?」とか言って、真司のことなんか眼中になし。せっかく花束持ってお見舞いにいったのに、お呼びでないって態度。でも、看護婦さん、随分うきうき嬉しそうに見えませんでしたか? そりゃあ、真司みたいな子が来てくれたら普通に嬉しいか。でも、私があの看護婦さんの立場だったらキョロキョロ見回して「あの、あの時のお連れの方は?」と聴いてしまうかも知れない。ははは。そんなことになったら、真司ますます立場ないわな。なるわけないんだけど。
海から泳いであがってきた、水もしたたるいい男、浅倉威! と、思ってたら雨にまで濡れて…。それでもあの目つき、素敵です。
病院帰りの北岡先生、すっかり真司から事情を聴いたらしく、浅倉に厭味言うためにわざわざ車から降りる。真司もなー、北岡すっかり仲間扱いなのか、わざわざ事情説明したのかと思うと、蓮が呆れそうです。じゃなくて、浅倉が先生にすごむところがまた恰好いい。
ベノたちを一喝「まだ、待てるはずだ!」って、すごむ浅倉も、迫力がありました。
一晩中、実加についていたらしい真司、その交替にくる蓮。真司を思いやってのことだと思うのに、おまえが浅倉のモンスターのエサになったら…なんて、言い訳みたいな台詞も蓮らしいですね。そして、病院の屋上(?)でまたツーショット。死んでいい人間なんていない、という真司のきっぱりした言葉。真司も、すごい成長ぶりです。
でも、編集長への電話での「ひ・み・つ」は、照れが入ってましたね。これも、キャラゆえなのか。なんか、ちょっと素で照れているようにも見えてしまったんですが、すらすら言ったら真司らしくないかも知れないっすねー。
「そっかぁ、秘密かん」とか言ってるノリ突込みの編集長は、見事! やっぱり、面白い!!
島田さんは、台詞がなくても、雰囲気だけで面白いです。存在感バリバリでした。
実加の回想シーンの浅倉。なんか優しげに笑ってるようでしたが、それも囮を安心させるための演技? それとも、これからモンスターと戦えると考えただけで、嬉しくてつい笑っちゃったのか? 後者のが、浅倉らしいと思うんですけど、どうでしょう?
実加は、ただそんな浅倉の想像笑いを誤解しただけ。なかなか、悲惨な思い込みです。で、中学生(セーラー服着てたから、そう思ったんですが、どうでしょう?)にもなって、そこいらの花を摘んできて、いい歳した兄ちゃんにあげようという発想はいかがなもの? 小学校低学年くらいの女の子がやるなら理解出来るんだけど。ちょっと、恥ずかしいというか、恐い行動だなーっと思った。あげる相手がもっとちっちゃい女の子とかならまだ解るんだけどな。家族を一度になくして、幼児退行でもしていたということでしょうか? それにしては、周囲の対応が普通過ぎなんですが。
で、その花をもらった浅倉の、不思議そうな表情。うまいですね〜。「なんだ、これは?」という感じが。多分、こうした情緒面での欠落が、彼の行動原理なんじゃないかと思うので、彼には純粋に女の子が誤解してることとか、どういう気持ちであれを持ってきたとか、何も解らないままでいて欲しいものです。モンスター出てきたら、あっさり捨ててたし。浅倉いい人にならなくて、ほっとしました。多分、そうだろうとは思ってましたが。
その機に乗じて、浅倉と一緒に変身するナイトv 「俺の獲物だと言ったはずだ」「だから?」って…「だから?」って…もう、お姿が見えなくても声だけでも、素敵ですv
変身後には、まったく興味なかったんですが、龍騎は変身後でもスーツアクターさんの演技が、生役者さんたちの演技に連動しているし、声も沢山聴けるので、目がはなせません!
高見士郎のことを調べに行った令子さん。教授の話では、妹とは十年も会ってないようで連絡取れなかったとか。でも、優衣の持ってる写真の二人は、どう見ても十年以内…どころか、ここ数年以内の写真にしか見えない。もしかして、士郎兄さんは双子だった! なんて、オチ? まさかね。
で、教授は音もなくパックン? 浅倉暁に引き続きコレ? 令子さん、いい加減何か気がつくかしら? あの時だって、やっぱりおかしかったんだ、と。だいたい、公務員だったはずの浅倉暁が行方不明になったとしたら、足取りを追う警察官が、最後に会ったのかも知れないジャーナリストとかを訪ねたりしないもんかしら?
教授、パックンさせたのが神崎兄だったとしたら、鏡さえあれば、神出鬼没? 外国まで行けるって、便利だー。って、そういう問題じゃないのか。なんか「死者は千里を走る」という言葉を思い出しました。「菊花の契り」だっけ? 昔読んで泣いたような気がするけど、今読んだら邪な発想をしてしまいそうな内容だった。いや、それはさておき。
モンスターとの戦いにはゾルダも参戦。そして、倒した後で、エサやろうってときになって、ナイトはダークウィングに食べさせようとしてたわけですが、龍騎が出てきてドラグがそれを邪魔、で、目出度く王蛇の契約モンスター3体にエサが行き渡るわけですね。しかし、話の流れからそうだろうな、という推測が出来るだけで、画面見ただけではドラグもエサ取りにきたのかな? みたいな感じで、早すぎて何がどうしてああなったかが、よく解らなかった。
戦い終わって、病院の庭(?)の真司と蓮。真司の台詞は、蓮への言い訳っぽかった。「浅倉を必要としてる人間もいる」対する蓮の返事は「あいつは誰も必要としてない」でも、私には蓮が返事をしただけで真司を許してるように思えてしまいました。会ったばかりだったら、こんなバカとは話にならん、って態度で黙って帰ってただろうし。
最後に浅倉が病室見上げてたのは、何かな? 「変な子だったなー」とか、そんな感じ? まさか「これで、安心だ。もう、モンスターは来ないからね」じゃないですよね。そうだったら、嫌過ぎっ!
真司がミラーワールドから出てくるところを目撃したらしいめぐみ。相変わらず学芸会のような台詞まわしだが、つられず演技が出来る須賀っち偉い! と、つい変なこと考えてしまいました。だいたい今日の衣装だと足が見えないぞー、めぐみ!(←オヤジか、自分^^;)
◆第33話◆◆
予告見て「よっしゃー!」と叫んだのは私だけでしょうか? あと数日の命だそうです。やったー。でも…これってもしかして…と、ネタバレかも知れなことを思いついたので、映画見終わってて、ネタバレされてもいい方だけ、あぶりだしをご覧ください。↓
↓映画見てない方と、ネタバレ嫌な方、お呼び恵里ファンは読まないでください。
映画で優衣が「お兄ちゃんは新しい命をくれると言ったかも知れないけど、それは嘘だよ」って言ってるんですよね。でも、映画見たときはあんまり気にしなかったんですが、考えてみれば矛盾してるんです。もしも、まだ恵里が生きてるなら、新しい命が欲しいわけじゃなく、ただ目覚めさせたいだけでしょう? なのに、何故に新しい命って台詞なのか? というわけで、来週恵里が死んで、蓮の望みは彼女の目覚めから彼女の生き返りというのに方向転換することになるのか、と。ま、そうなったとしても、それならそれで、もう病院に見舞いに行って苦悩する蓮の姿とかは見ないで済むわけですから、それだけでもヨシとしようかなー。だって、戦う理由なくなってモンスターに食われるなんて冗談じゃないですし。