主人公なのに、真司も蓮も出番が少なすぎるぞ〜!!!
ちょっと、叫ばせてもらいました。真司はまだ、佐野を殴ったりする場面もあってそれなりでしたが、蓮は冒頭部分だけ。まぁ、この冒頭で優衣を探して慌てる真司を力づくで部屋に連れていって、話をするっていう場面は、とてもいい眺めなんでしたけれども。今回、リピートかけて見たいのは、ここだけでした。
優衣は、トランス状態? それとも、自分の過去に何か思い当たることでもあって、そのショックであんな風になってる? 真司が、というか龍騎が探し回ってるのを上から無表情で見てる場面、かなり恐いものを感じました。
東條と佐野の会話。佐野ってば、教授に対しては褒め殺し攻撃だったけど、東條には簡単に態度変えてましたね。真司に対する低姿勢と先輩呼ばわりを思うと、ちょっと極端な印象でした。見た目だけで判断したら、真司よりも東條のが歳くってる分だけ、下手に出てもよさげなんですが。しかし、東條の基準は歳よりも、強いかどうかと、金持ってるかどうか、なのかも知れません。
で、一番最初にターゲットにしてもよさそうだと思っていた弁護士のところにやっと訪ねてくわけですが、あっさりとお断りされてました。で、北岡が浅倉に対して紹介状を書いてる間、佐野は何してたんでしょう? あんなにでっかく「まぬけ」ってひらがなで書いただけだったら、さすがに目の前で書いてもらってたら気がつきそうなもんです。トイレでも借りてたのか?
ラーメン屋の屋台で、ラーメン食べてる英雄ってどうなんでしょう? いや、英雄志願ってところですが。そして、浅倉は食べかけというか食べ残しのラーメンの汁をすすって「うん」とか言ってる。美味かったんでしょうか? 余談ですが、私はラーメンにしてもうどんにしても、汁までは全部飲みません。麺がなくなったら食事終了。少しぐらいは飲むとしても、飲み干すことはしません。関東では、残すのが普通です。全部飲んだら塩分取りすぎなぐらいしょっぱいですし。でも、関西は全部飲み干すのが普通だと聴きました。だから、今日のあの浅倉と東條が戦闘に入る場面。私から見たら丁度食べ終わったところで戦い始めたという風に思えたんですけど、もしかして関西以南の方は、食べかけで席を立って戦闘になってしまったように見えたのかしら? と、どうでもいいことを考えてしまいました。
タイガってば強いのかと思ってましたが、なんだか急に弱くなってしまったようです。それとも、何度か技(カード?)を使ううちに、対策を立てられてしまったんでしょうか? 浅倉の場合は、対策っていうより野生の勘とか闘争本能が教えたのかも知れないですが。とにかく、今回の王蛇はカードの使い方が的確で頭いいんじゃないの? と前のめりになりながら画面を食い入るように見てしまいました。いつもは、戦闘場面は適当に見ているのに、珍しいです。時々、ナイトが頑張ってると、食い入るように見てるときもありますが。ナイトいないのに、あんなに夢中で見たのは初めてかも知れません。そして「英雄なんだろ、おまえ」っていう浅倉の台詞がまた、恰好良かったです。
超劣勢で、なんとか逃げ延びた東條。彼を呼びながら、怒ってフェンスに八つ当たりして暴れる浅倉。あんなヤバそうな人を通りかかりに見てしまったら、見えないふり気がつかないふりで、目を合わせないように気をつけて通り過ぎるか、別の道を探してしまいそうですが、佐野は勇気があります。それとも、ただのバカ? 北岡の紹介状を持って、浅倉まで先輩呼ばわり。肩なんか揉んでみたりして。テレビで見たのは、脱走のニュースだったんでしょうか? それとも、それ以前の犯行のときの? あんな恰好いい犯人だったら、みんなに顔をすぐ覚えられて、あっさりまた逮捕されてしまいそうだ。
じゃなくて、ここで浅倉は北岡の紹介状を破らずちゃんと中味を開けて見るというのが、面白かったです。いや、せっかく「まぬけ」って書いてあるんだから、見てくれないと話にならないんですが。
佐野は結局、これで浅倉を怒らせ真司に謝ったみたいに「ごめんなさい」って二度も言いながらまた逃げ去っていきました。
大学キャンパスのベンチでカフカの「変身」を読む東條。洒落ですか? それとも、英雄はカフカが愛読書? 去年だったか、カフカの短篇集を必要に迫られて読んだんですが、どれもこれも意味不明でした。なので、東條には似合いそう、と思いました。
で、そんな東條を見つけて戦いを挑む北岡。ロングコートが恰好よくて、さすがモデルさんだな〜なんて、思いました。口調が佐野みたい?
前回の戦いでは、かなり優位に立ってたようだったのに、今回タイガは、ゾルダにも殺されかけました。で、みっともなく命乞い。しかし、結果的には王蛇に助けられる恰好になっちゃうんですよね。王蛇が戦闘に割って入って邪魔したから。で、ゾルダのE.O.W炸裂。現実世界に戻ってきて、東條は笑いながら逃げていく。あの笑い方がまた、気持ち悪くて東條らしかったです。一緒にゾルダの攻撃を浴びた浅倉は戦おうとするけど、その場に崩れ落ちる。で、北岡は結局帰っちゃうのね。チャンスかも知れないのに。でも、変身前のを殺したら殺人者になっちゃうってことかな。変身して、ミラーワールドに引きずってってカードデッキ奪って捨てて帰ってきたら、自動的に一人脱落ってことになりそうですが。ゾルダって卑怯なこと平気でするキャラじゃなかったのか。令子さんのことを好きになって、吾郎ちゃんに献身的に尽くされて、人間まるくなっちゃったってことでしょうか?
よれよれで、逃げる途中で意識を失くす東條を、佐野は自宅アパートに連れて帰る。「あんた、俺がいなきゃだめなんだよ」と、どこぞのBL小説みたいなことを言ってます。東條は、助けられてもまだ何考えてるか解らない微妙な表情で不気味でした。
ミラーワールドに居着いてしまった優衣は、台詞なし。瞬きしない目で、無表情。兄貴と二人で、体面する場面は、本当に兄妹らしく見えるなぁ、なんて感心しちゃいました。
で、兄に話しかけられても無言のまま、以下次週!
◆第44話◆◆
予告にも蓮の姿が見えない。何故だ? で、佐野は結局金持ちのぼんぼんだったらしいです。父親が死んでライダーでいる意味がなくなってしまうようです。というのが、公式予告より。ストーリー自体は面白そうなんだけど、主役をあまりないがしろにしないでもらえると有り難い。
↓まつだくんのCD&DVD感想
とってもいい声で、高音が綺麗です。何故このCDがインディーズレーベルなのか不思議です。普通に一般レコード会社から発売して全国展開してもらいたい。勿体無いです、手に入らないレコード店があるなんて。
DVDも充実の内容でした。見所満載。ファンは必見です。喋りの内容も面白かったし、色々な表情が見られて楽しいです。今、私もその食パン食べてるわ、なんて妙なことが嬉しかったり。あまりネタバレしてはいけないと思いますが、一つだけ。おじいちゃん子だったらしいです。すごい納得しました。歳のわりに、色々知ってるというか、発想が古風というか、そういう印象は多分、子供の頃から培われてきたものなんでしょうね。