鉄道模型用ATS装置



ATS(自動列車停止装置)を使用開始しました

長年の懸案でありましたATS装置を使用開始しました
本装置は地上の信号機と連動し、停止信号に列車が接近した際運転台に警報および非常ブレーキをかけ、脱線・衝突等の事故を未然に防止し大切な鉄道模型の損傷を防止するものです


システム概要

本システムは基本的にJRのATS-Sxを模型化したものです
信号機の手前約5メートルのところにロング地上子を、また場内・出発信号機にはロング地上子に加え直下地上子も設置しています。
なお本システムは列車の自動運転を行うものではありません、事故を防止するため自動的に列車を停止させる事が目的です。




ロング地上子は信号機より約5メートル手前に設置されます
停止信号の際列車がこのロング地上子を通過すると運転台の警報ベルが鳴動します、その後2.5秒以内にブレーキ操作をし、確認ボタンを押下しなかった場合非常ブレーキがかかり信号機手前に停止します。

では場内信号機のロング地上子を通過した列車の動画をご覧ください

【動画】約120km/hにてロング地上子通過(3.6M)

動画の中で線路内に白い物体が二つ見えているのが地上子です
注意信号を現示しているのは第1閉塞信号機です、次の場内信号機が停止信号です。
運転士は2.5秒以内に確認ボタンを押下しなかったため自動的に非常ブレーキがかかり列車は停止しました。


直下地上子は場内信号機および出発信号機のすぐ手前に設置されます
場内・出発信号機が停止信号の際、列車がこの直下地上子を通過すると運転台の警報ベルが鳴動するとともに直ちに非常ブレーキが動作します。

こんどは列車が出発信号機が赤のまま冒進した場合の動画をご覧ください

【動画】出発信号機が赤のまま冒進した場合(2.7M)

この場合運転士は確認ボタンを押下しても警報は解除されず、即非常ブレーキが作動します。





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