その他


連動装置の中身です

この装置の製作期間は6ヶ月位かかりました、
他の模型作りとかもやっていたので実質4ヶ月位かも、
マイコンなど使えばきっともっと簡単にできるのでしょうが当時の私はマイコンはさっぱりわかりませんでしたのでリレーとダイオードマトリクス(ふる〜い)を駆使して設計しました、
お気づきの方もいらっしゃると思いますがてこのつまみは本物ですがてこそのものや押しボタンは汎用のスイッチを使用しています、
制御盤のパネルは1ミリのアルミ板を2枚重ねで使っていますが本物のてこは重たすぎてアルミパネルではもちませんでした、
配線も最初は丁寧にやっていましたが本数が多くなるにつれて雑になってしまい、 今では故障したら配線を追うことすら難しい状況です、
信号機の動作は実物と同じ動きをしますが連動装置の働きとしては実物よりはかなり簡略化しています、
たとえば模型ですので接近鎖錠やオーバーラン鎖錠はありません、
その他いろんな回路も省略しています、
今の回路でさえリレーが70台近くあるのにもしこれらの回路も取り入れたらリレーの台数は倍以上になってしまうでしょう。


今後の課題

現在問題があるとすればそれは列車の過走に対して何ら対策をとっていない事です、
正直な話、車両を眺めながらボーッとして運転していたり、1人で2列車も3列車も同時に運転していると、進路が開通しているのも忘れて走ってしまうことがあり、脱線や衝突など大きな事故にもなりかねません、(実はあった)
実物の連動装置では停止位置より先のポイントまで開通させ、万一列車が過走しても安全なように対策がとられていますし、ATS装置などを設置する事により過走そのものを防止する対策がとられています、
当鉄道では模型として過走そのものを防ぐ設備としてはやはりATS又はATC装置の導入が必要ではないかと考えます、
現在色々な方法を模索していますが、膨大な設備になりそうなので導入はもう少し先になりそうです。

2008年12月にATS-Sx方式を使用開始しました


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