Casket of Voice 舞弥コンサート
スペシャルゲスト:JIVE

2007.6.23 Sat.
富士市文化会館ロゼシアター 中ホール


  2007年6月、久しぶりにJIVEの4人にお目にかかることが出来ました!今回は東京ではなく静岡県。 舞弥さんという新人ボーカリストのサポートという形で、舞弥さんの故郷での初めてのコンサート。

  会場のロゼシアターは開場前からたくさんの人。長い長い老若男女の列ができていました。 お友達やご家族で誘い合わせて来ている人も多くて、方々で舞弥さんのことを話しています。 小さい頃から知ってるからね〜なんて言い合っていたり、ミュージカルやバレエやってた…なんていう声も。 たくさんの方から愛されている人だな〜。待っている間にもどんどん期待が膨らんでいきました。

  満員のお客さんで溢れかえる中ホールは ずっと、暖かくてほんわかした空気に満たされておりました。

  開演の時間。客席が徐々に暗くなって、舞台にはバンドさん方が登場。 そして続いて…舞弥さん…と思っていたら、先にJIVEの4人。多少拍子抜け感も味わいつつ、演奏が始まりました。

  1曲め、最近のオリジナル曲?多分これが『JIVE world』とか言う曲なのではないかと。なかなか華やかに歌い上げる曲です。 続けてアカペラ『HONEY BEE』。メンバー全員でリードを歌いまわしてたと思うけど…もしかしたら麻弥ちゃんはリードはなかったかな。鼻をつまんで ♪beep beep!ってのは、ちゃんと4人でやってた。
  さらに続いてもう一度バンドさんが入って『That cat is high』、これは本格ジャズコーラス。かなり濃いサウンドなので、客席がついて行けてない感も多少あり。まだ会場がJIVEに馴染んでないもので…。2度目の鼻つまみコーラス…2曲連続でネタがかぶってしまい、笑いの効果はいまひとつのような。もう少しだけでも有名な曲だったなら、ここの反応は随分違ったかもね。

  …と立て続けに3曲やったわけですが、すぐ前ちゃんのおしゃべりが入りました。 開口一番、舞弥さんを見に来たお客さんに気遣いの言葉。ここで ほっとさせてもらえました。この言葉はかなりの効果。前ちゃん!さすがです。
  舞弥さんとJIVEの接点は、○○っていう会社(忘れました)が舞弥さんを応援していて、JIVEの元マネージャー氏に話が来て、そのマネージャー氏からJIVE宮下さんのほうに「歌を見てやってほしい」と頼まれたのだそう。 「歌を聴く」ではなくて「見る」なの?なんていう前ちゃんの素朴な疑問も交えつつ、話が進みます。「見る」というのは、もちろん「指導する」という意味。そんな縁でこのたびのコンサートに至ったわけですね。

  ここで、CM作品コーナー。 今回もたくさんのTVCMをやってくれました。
  おなじみの『コカコーラ』、『ナショナル炊飯ジャー』、『マクドナルドのてりたまバーガー』などなど。間でショートバージョンの『ファミリーマート』『ガスト』『ポンズダブルホワイト』『デンターシステマ』なんかを織り交ぜると、徐々にお客さんの反応が大きくなってくる。 今回はサントリーがかなり多かった気がします。『♪〜アイスキ〜ユースキ〜』でしょ、『純生』でしょ、『BOSS レインボーマウンテン』は二種類くらいあった。
  そしてお初のものもあった!!『キリンのどごし生』。これはインパクトのあるCMだから、今読まれている方もきっと思い出せるのではないですか?イメージカラー黄色のCMです。

  また音楽に戻ります。
  CMつながりで『L-O-V-E』を。今回もエレキベースさんとJIVEとの共演^^ そして、『Change the world』。こちらは宮下さんと麻弥ちゃんが交互にリードボーカルをとって一風変わった感じになっていたけど、あまり詳しくは言えない^^

  前ちゃんのおしゃべり その2。
  「ご覧のとおり僕ら簡単そうに歌ってますけど、歌うことってほんとに簡単なんですよ。」
  横から文ちゃんが「そんなことない、難しいよ。」と茶々を入れます。 歌うことは簡単じゃないって私も知ってるし、きっと会場のみなさんもなんとなくわかってるのではと思う。なのに前ちゃんたらボケちゃって…^^と思っていたら、
  客席のみんなで歌おう!て話になったのでした^^。会場を3つに分けて、別々の曲を同時に歌うやつ。早速練習で前ちゃんチームから歌い始めようとするんだけど、お客さんはやはり、なかなかすぐには声が出せない。「僕の言うことわかりますか〜?日本語ですよぉ〜」なんて、客席を沸かして和ませてくれるのでした。 曲は、前ちゃんチーム『大きな栗の木の下で』、内海さんチーム『むすんでひらいて』、麻弥ちゃんチーム『春が来た』の同時進行。練習を重ねてちゃんと歌えるようになりました!!
  他のチームの練習を聞いたせいで何を歌うんだったか忘れた人がいちゃいけないから、って教えてくれる文ちゃん。「手のひらを太陽にだよ〜」って…ぉぃぉぃ^^ これにも爆笑でした。

  気がつくと、客席もいつの間にか随分JIVEに馴染んじゃってます。このあとは『与作』と『りんご追分』のヒップホップ・バージョン。のりのりです。しっかり発散したあとは、『上を向いて歩こう』。 そして、『見上げてごらん夜の星を』でJIVEのコーナーはおしまい。最後の曲について、大事なことを言っていたのですが…メモを取っていなくてすみません。とてもいいお話だったことは覚えています。
2007.7.7-8

♥ 舞弥コンサート ♥

  事前に彼女のホームページを見て、なんとなくキャピキャピ系かなぁ〜なんて勝手な想像をしていたのですが、実際のご本人はもっと芯の太いシンガーでした。ハスキーボイスで本格的な歌声。オリジナル曲とカバー曲を、それぞれの曲への思いをお喋りでつなぎながら進めていました。
  内容は歌だけではありません。歌の途中でオーボエを手に取り間奏を演奏してみたり、場面をがらっと変えて詩の朗読コーナーがあったり、曲によってはピアノ伴奏だけで歌ったり、ほんとに盛りだくさん。
  もちろん、まだ慣れていないのだろうと思える部分もあったけど、それでも堂々と落ち着いて見えたし、この先続けていくとすごい人になるなぁ、というのは見て取れます。貴重なデビューコンサートを見られてラッキーだったと思うことしきり。舞弥さんには、これからも是非がんばっていただきたいです。
  アンコールは、二組共演で『ジュピター』。リードは舞弥さんと麻弥ちゃんでした。

サイン会

  今回初めて、ロビーでのサイン会に参加しました。過去JIVEとは時間の都合で機会がなく。メンバーのところに行ったら、私の顔を覚えてくれていて…!もう何年ぶりかしら。初めて顔を会わせてから数えると20年以上にもなるか。うれしかったなぁ^^
  舞弥さんにもデビューアルバムにサインを頂きました。新参者の私に対しても丁寧に、心のこもった言葉をかけてくれて、さらに好感度アップ。この先応援することを決意したのでありました。

  数少ない生JIVEの歌声に触れる機会でしたが、今回はそれにプラスして大型新人さんに遭遇。地元の方々の暖かい見守りもすごくよくわかる いいコンサートだったと思います。

  前ちゃんが舞弥さんのことについて、だいぶきわどい言葉を使いながら頻繁に紹介していたけれど、それがまるでお芝居のように一貫したネタになっていて、特に一番最後に語ったセリフではあまりの見事さに拍手をしそうになった^^;; こんなこと思いつく前ちゃんもすごいけど、全く動じない舞弥さん、それどころか舞弥さん自身、自分のMCにまで生かしてしまう度胸もすごいと思う。そんな点からしても、大物だ!と思ってしまうのでした。

2007.7.15 , jiutan


過去のライブ
JIVE デビュー20周年 記念ライブ 2004.11.16 STB139
声空間 JIVEコンサート 2004.10.1 飯田文化会館
JIVE at STB 139 2000.9.8