出演:Richard Delrieu(ピアノ)、森悠子(バイオリン)
どういうイベントなのかよくわからないまま、自分達も歌わせてもらえるってことで参加。そしたらすごい方々のイベントだった。ピアノのリシャール・デルリューさんは、シャンソン作曲家のお父さんを持つピアノニスト。バイオリンの森さんは、ヨーロッパでずっと活動されてきた方。目の前で演奏を聞かせてもらう。お父さん作曲のクラシック(ソナタ)作品やショパン、バイオリンとピアノでシャンソン。外国人特有のジョーク混じりの曲解説もあって、とっても楽しい時間^^
バイオリン弾きさんの2m後ろで見てしまった!!フレーズごとに息継ぎをするのがほんとにはっきりとわかって、音楽ってば呼吸が演奏に左右するんだと実感。大変貴重なイベントでした。
石井さんが年末やっている「GROUND ANGEL」のコンサートバージョン。特別考えずに参加してしまったけれど、このコンサートはいつもの石井さんのとは少し違っていて、平和を考えるための時間。石井さんも、自身のこれまでの活動や思いを語るし、そのほか活動している人の話なんかも伝えてくれた。自分も少しだけどそちらに思いを傾けることができてよかった^^。
今までになくホールが小さいので舞台が近い!!石井さんをこんなに間近で見たのは初めてで、改めて歌唱力というか表現力のすごさを体感。
音楽は最近の作品が多く、知ってる曲が大半だったので、アレンジのことも少しわかってよかった〜。アレンジャー&ピアノはおなじみ光田健一氏(ミュージシャンは他に、ギター、パーカッション&ドラム、フルート、コーラス)。GROUND ANGEL のテーマ曲のワンフレーズをポイントにして編曲されているあたり、編曲者の意図がよく見えた^^。
京都のラジオ放送局2つの合同イベント。テーマは「エコ」。京都駅でのライブ目的で拝見。バックバンドは、key.光田健一、per.三沢またろう、g.設楽博臣。
美里ちゃんは生で初めて見たけれど、TVで見る印象のまま。清潔感と気品が漂う。気持ちを込めて歌うのが声にも顔の表情にも出ていて、真の舞台人なんだな。
出演:柏木広樹(Cello)、光田健一(Pf)、石川智(Dr・Per)、澤田浩史(B)、
いいライブだった^^演奏はぴしっと締まっていて完璧、おしゃべりもたくさん。柏木さんは、絵、写真、風景、本などあらゆるものから触発されてメロディが浮かぶんだそう。これぞ芸術家なんだなぁ。それから、自分の目で見ないと気が済まないらしい。共感できるわ。
直後の感想は、Mitcharea♪ ツアー掲示板へ
購入者限定イベント。でも内容はいつのもフリーライブと似た雰囲気だった。ひとことで言うとお気楽ライブ。むしろいつも以上に気楽だったかも。歌は普通によかった(てことは、もっといい時を知ってる、表現力のことね)。声は…ちと寝不足入ってるかも…。忙しいのは承知だけれど、せめて昼ライブの時は、もう少しだけ喉を大事にして無茶しないで…と思うのはわがままなのかな。
ファンはいつも来て応援してくれるけど、ほんとに通りすがりの人をびっくりさせるくらいに惹きつけてくれなきゃ〜。でないと、まわりに勧められないもん。そりゃ歌だけがすべてじゃない といえばそうだけど、まず肝心なのが歌だものね。日によって印象が違うのが困ったところ。
出演:清水義央(G) 小口健一(Key) 光田健一(Key) 三枝俊治(B) 小森啓資(Dr)
初めてライブに行ってからもう11年が過ぎた。音楽にはまだまだ理解不足だけれど、ライブの雰囲気にはだいぶ慣れてきた。なんと言ってもリーダー清水さんの楽しいお喋りが、かなりのウエイトを占める。ライブの大きな目的とも言えるのだ(正直な告白^^)。だから、何かと毒舌吐いていただかないとこちらの達成感がないのですよ。今回もメンバー紹介を中心ににたにたさせていただきました^^
肝心の音楽については、理解できない・解明できない部分があるから、足繁く通うしもっと追求したいと思う。今回も、去年も体感した「トランス状態」に陥った。ガムラン風のあの異国情緒の鐘の音が延々と続く状況と、さらに続く楽曲たち…そ、小口さんの作品群は特に!効果大。変な話、お薬必要ないです。こわいけど、たまーにはまるとすっごく気持ちよいのよね〜。
この小口楽曲、先日発売されたDVD『KENSO版・プログレッシブロックの作り方』をざっと見たところ、リズムに対して相当の工夫があるよう(簡単に説明できるものではない!)。直接、人の脳に働きかける何かを彼はつかんでいるのではなかろうか。…とライブから逸れましたが、大変わかりやすい解説、おもしろい内容になっているんで、興味お持ちの方はDVDもご覧下さいませ。
この夏は、あともう一度KENSOがある。2年ぶりの関東遠征、何か変化を見出せるか…。
最近通っているゴスペルグループも参加のワークショップ。時間内で新曲を覚えて、自由時間のうちに練習して、村民参加のイベントで披露。新曲は4曲。そのほか、村のお世話役の音頭による手話つき合唱、余興としてどじょうすくい、プロのミュージシャンによるライブと盛りだくさん。
どじょうすくいがやっぱり一番^^。あとは、内容からはそれるけど、プロの方はボーカルとギターの二人組。歌声は突き抜けるように美しく、ギターも素敵〜。そのギターの方、村のお世話役の伴奏も即興でやっていたけれど、独特のリズム感と音程を持ったお世話役に見事に寄り添っての演奏で、とにかく感心した。伴奏に徹する精神がすごい。
出演:NAOTO(Vn)、光田健一(Pf Vo)、大石真理恵(Per)、一本茂樹(Cb)、西谷牧人(Vc)
東京芸大出身の面々による「アカデミック」なコンサート。NAOTOさん光田さんのオリジナル曲はもちろん、クラシック曲の今回のためのアレンジバージョンなどを披露。
最初に光田氏が勢いよくトークで攻めたてて、ちょっと呆れるNAOTOさん… というような状況を作り、後半は、その効果を利用して演奏の最中にも似たような状況の笑いを生み出そうと練ったのだと思うけど、かなり難易度の高いことを狙ったためか、充分に意図が届かず。勢いつくソロピアノ vs やる気のないバイオリンで、客席(少なくとも私)のテンション降下。さらに、NAOTOさんはパーカッションソロの最中に「やりたくなかったら無理にやらなくていいんだよ〜」という声までかけての信じられない状況。…NAOTOさん、以前と違ってもう二人でやるのいやになったのかなぁ…。
もしも、このような場面がなく、素直にバイオリンソロやパーカッションソロが行われていたなら…見ごたえのある演奏を見られたのなら、余計なことは思わなくて済んだのに。それまでは普通に楽しんで聴けていたのにな。ほんとにふたり仲が悪くなりつつあるのかもねぇ(^^;;)なんでこんなことしちゃったんだろう。あまりにも練りすぎて練りすぎて正反対のところまで来ちゃった笑いは、もはや笑いとは言えず却ってお客が引いちゃうよ。
その場面が強烈すぎて、ほかの演奏のことは全部飛んでしまったねぇ。ひとつだけ書けるのは、曲始めに必ず呼吸でサインをする。NAOTOさんが息を大きめに吸って演奏をし始める場面が何度もあり、これはうれしかった。唯一にっこり聴かせてもらった。
二人合作の新曲。これも練り練りの難解めな作品。もーしかして、ふたりは頭が良すぎ?
4年に一度の大イベント!ボーカルグループ・JIVEのライブ♪ 個人的には前回の反省もあって、時間には余裕を持ってのお出かけ。午後3時の整理券発行にはみなさん早くから並んでいて、やっぱり人気は不動だなぁ〜。20年ぶりに再会したファンの方々とも話が弾む^^
おもしろい!!あっと驚くアトラクションも!相変わらず音楽を使った笑いが絶品^^ 歌声は、今更言うまでもなく。
麻弥ちゃんのいる現JIVEでは、難曲ハーモニーを見せつけてくれるし、男性4人のメンズJIVEでは、ソウルフルでダンサブルでかっこいい。脱退した高橋さんのリード部分を文ちゃんや前ちゃんが担当していて、「You're My Angel」の前ちゃんのリードGood〜。内海さんのバラード曲も健在でよかった^^。
そしてなんと言っても、会場のお客さん。熱い。舞台からの数々の投げかけをしっかりと受け取って、ちゃんと声に出して態度に出して返している。ほんと、泣けそうなくらい場内がいい雰囲気^^。
小さな子供から年配の方まで、よく知ったファンから全く初めての人まで、どんな人にとっても、JIVEのステージは楽しめる。それを今回実感した。
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「とりえは、一生懸命やること」だそう。ステージで小田さんの言葉そのままの姿を目の当たりにする。アリーナの中央にもミニステージと左右に広がる花道も作って、少しでもお客さんの近くに行こうとしてくれてる。ファンを思う気持ちもたっぷりなのがすごいにじみ出てた。
今回はカバー曲はなく、小田さんのソロ曲とオフコースの曲オンリー。オフコース時代の作品はトークも交えてファンと一緒に歌ったり^^。いい雰囲気〜。
大きな会場なので、巨大スクリーンにアップで姿が映る。舞台方向から客席側を見ると、どうも歌詞を出す電光掲示板が。知らない曲もこの歌詞を見ながら味わえたのでよかった^^ 多分小田さんのためのものなんだろうけど、ご本人はほとんど使ってなかったな。
出演:難波弘之(key vo), 小室和幸(b vo), 小森啓資(dr vo)
何の知識もないまま見る。ボーカルが非常にポップで歌詞は夢見心地でありながら、サウンドはプログレ。このなんとも言えない取り合わせに はまった^^。全然変拍子を感じさせない空気感っていったいどういうこと!?妙すぎる。
難波さんのキーボードをじっくり聴いたのは初めて。情緒豊かで、ためるような空気(というか間)を含んだような演奏がすごくいい。音色は今までに聞いたことのないものが多かった。小森さんの若かりし頃の初音盤化作品は、今回唯一のインストだったけど、ドラムソロたっぷりで迫力があってめちゃめちゃよい^^。小室さんの演奏する姿が全くベーシストっぽくない、というかギタリストに見えてしまう。ピックを持ったまま右手を上下させるしぐさが多いから?あとで聞いて納得…どうも彼は元々ギタリストだったそう。
ある曲では、楽器演奏のみ延々続くのでインスト曲なのかと思ったら、長い長い単にイントロだった。これぞ「イントロミュージック」(笑)。いつボーカルが出てくるのか不安がつきまとう反面、楽器演奏をしっかりと聞かせたいのだという気持ちも伝わった。
トークもそこそこ楽しい。難波さんってば流暢な日本語で、ことわざや格言を駆使してレベルの高い会話。私ゃ大変勉強になりました(意味がわからないもの多少あり^^;;)。今回のライブは、9月にCSの京都チャンネルで55分番組として放送されるそうな。見られる環境の方、是非ご覧下さいませ!
ゲスト: Noriko(Vo) 小川銀士(Sax)
ピアノ1本で弾き語り。普通の人がやったとすればさっさと飽きてしまいそうだけど、この方は違った。ちょっとしたエンタなネタと作品にまつわるトークで、今回は特に楽しい時間を過ごせた。
休憩中に流していた売り物DVDがまた効果的!そのライブは特別なものであり、見ることで当時に気持ちがうつることを利用して、休憩後関連する話をしたりカバー曲をやったり。なんてうまいんだろう。
昔を振り返ることの出来る時期に来ているのだな。今後また新しい世界に出て行くために、一旦締めくくっているとも取れるが、実際のところ今年に入って既に新しい動きが出てるから、そういう意味でも季節開催のこのライブは非常に意味のあるものだったに違いない。定期的に続けていくことは大事だね。
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出演:NAOTO(Vn) 遠山哲朗(G) 光田健一(Pf)
このメンバーで関西に来てくれないんだもん こっちから行って来たよ〜。全国47ヶ所(カレー)ツアー終了につき、おかわり開催。いろいろと趣向を凝らして楽しかった!!この日は「みんなでつくるアコライブ」。(1)お客さん一人一票の権利でリクエスト投票、上位の曲を演奏。(2)お客さんが持ってきた楽譜で演奏。(3)お客さんが作ったメロディを元に時間中に作品完成し演奏。…というもの。
特に、(3)の作曲が興味深かった。各メンバーの個性がはっきり出るし、作る過程を一緒に見られるのは、仕事現場にお邪魔したようでほんとに貴重な体験。満足満足^^
以前展覧会を見てからすっかりはまってしまった画家さん。生誕100年記念の美術展を偶然見っけ。
大学でも教鞭を取っていた彼女は、1961年インドの大学の日本画講師に招かれ1年滞在。そこから新境地を開いたと言ってもいいのではないだろうか。任期終了後も何度も渡印し、数々の作品を発表している。
各時代の作品の中、
特にインドの風景が描かれた畳一畳以上の大きな作品を見ていると、その景色に吸い込まれ、自分は現地に飛んでいるという錯覚が起こる。そして実際にここに行ってみたいという気持ちになる。一度この目で確かめてみたいと思うのだ。
あまり細かく説明しても却ってよくないと思うので、詳しい感想はしまっておきます。
出演:本多俊之(Sax), 島健(Piano Key), 池田達也(B), 岩瀬立飛(Ds)
東京は遠いので、京都で美味しそうなセッション拝見。こんな組み合わせ東京でも見られないかも^^
まず思ったのが一曲がむちゃくちゃ長い!!間にメンバーのソロが入るのが原因なんだけど。特に島健さん、ソロで存分に楽しんでらっしゃる。次から次から新しいフレーズが湧いて出るという感じ。ほかの楽器が4拍子をきれいに取ってるところにわざとずらして ちぐはぐなリズム感を披露してたりめちゃくちゃ高度。
本多さんが意外とヒマそうで(?)ほかのメンバーの演奏眺めたり(笑)、でっかいエッグマラカス振ってたり。ぃゃぃゃ、そのマラカスのリズムがシャープで的確でさすが!!こんなところに感心する私は素人。
有名アーティスト作品のカバーと本多さんのオリジナルで、アンコール入れて計8曲。池田さんのトークがなくて少し淋しかったけど(笑)音楽は堪能した^^。
編曲&ピアノ:光田健一、弦楽さんも参加ということで期待して出かける。予習していた新アルバムは17曲入り77分の大作で、ステージのセットに演奏のたびに曲名が表示されるから安心して聴けた。
ひとことで例えると、エンターティナー石井竜也のショー!と言う感じ。歌声で魅了し、トークで笑わせ、演出&ステージセットで贅沢気分を味わわせる。特にフリートークが快調。それが会場の空気をとっても和やかにさせてくれる。ご本人も精神的にとっても充実しているのだろうなぁ、今とてもいい状態なのだな、と感じる。会場全体がとても暖かい空間になっていて心地よかった。
さて音楽は…会場が大きいからか音響的にいまいちな気が。生演奏ならぬドラム系打ち込み音が少々大きすぎ、肝心の弦楽アンサンブルやお姉さんのパワフルコーラスがはっきり聞こえない。座席が悪かった?不運だったのかも。ピアノは、いつもの光田節に少々反応する自分。聴きなれたものでございます。あぁぁ〜やっぱりいい音響でもう一度アンサンブルを見直したいっ!!
バックメンバー:Yaron Gershovsky(Music Director/Piano), Clive Lendich(Guitar), John B. Williams(Bass), Steven Hass(Drums)
十何年かぶりのマントラ。今回はたった70分という短時間でもあり、ストレートに音楽だけ聴かせてくれる。4人が全然気張らず、余裕の表情で気楽に歌っているのはさすが。MCは全部英語で、あんまり聞き取れてない〜(T_T) 場内は日本じゃなくて異国だよぅ。瞬間海外旅行ができたぞ^^
聴きたい曲はたくさんあったが、全部はもちろん無理。自分が昔練習していた「JAVA JIVE」も歌ってくれたし^^ 身近でよく話題になってる「バードランド」もあったし、懐かしかった。初めて聴く曲も熟練されたコーラスワークでふわふわ夢心地。
終了後、スタッフの人にお願いしてCDにサインをもらい記念になった。…のはいいんだけど、パッケージを開けずに渡していたばかりに、戻って来たら「帯」がなくなっていた。。。帯返して〜!!
友人の所属するアマチュア・ジャズバンドの演奏会。趣味で楽しんでやっている、バンドの空気感がよくてほわほわとした気持ちになった。みんなでひとつのものを作っていくってのはほんとにいいねぇ。
友人はもともとアルトサックスを教室で習っていたんだけど、この日はテナーサックスとボーカルまで!!歌はかなり板についていた。。人のステージばっかり見てないで、こっちもちょっとはがんばらねば!
14日はオープニングガラコンサート。第一部・東京佼成ウインドオーケストラ・メンバーのソロステージなど。一流のプロによる演奏はきっとすごいんだろう。あまりに知識と教養が不足しているせいで、味わうまで行かず。。ソロ楽器とピアノ伴奏だったので、なんだかおけいこの発表会のようにも見えちゃった^^;;
第二部・COLORSライブ。以前のライブとだいたいのレパートリーは同じだけど、編曲が違う・演奏者が違う、それだけで全然別物になるのだね。後半ゲスト奏者が来て華々しく盛り上げていて、あぁ今日はお祭りなんだ〜と。
15日はたくさんのプログラムの中から、作曲家に話を聞く「ミート ザ コンポーザー」と高校の吹奏楽部の演奏会をふたつほど拝見。
三人の現役作曲家の話は非常に興味深く拝聴。TVの劇伴なら場面を考え短い作品を数多く作らねばならないし、演奏のための長編作品なら構成が大切とか、普段作家の方がどんなことを心がけているのか、極めて個人的な話を聞くことによって何が大事なのか少しずつ見えてくるのが面白かった。
高校生の演奏レベルはすごいや。譜面を渡されてから1ヶ月とかで仕上げるんだもんね。演奏を聴きに来たのではなく、作品を味わいに来た、これ!!
出演:NAOTO(Vn) 遠山哲朗(G) 光田健一(Pf)
全国47都道府県へ訪問するというツアー。九州のみこのメンバーのため、ちょっくら遠征参加。しっかりと楽しませてもらいました。一応、「トークライブ」と銘打ってますが、音楽もそこそこあったし、音楽話も興味深かったし、満足満足。内容は、984981871。
気になる作家さん。ちょうど小倉に立ち寄ったのでこの時!とばかりに入り浸る。新聞社に勤めていたこと以外、まるで知らなかったが、ここでじっくりと理解させてもらいましたよ。作品が生まれる背景は、生活環境とは切っても切り離せない。湧き上がる感情が作家を奮い立たせ、その象徴として生み出されるものなんだな。その図式が大変よく理解できた。
自分のまわりを見渡しても…なるほど〜と思える。ちょうどだぶって見える人たちもすぐさま浮かび、非常に実感が湧いた。
芥川賞も取っていたのね。その経緯がおもしろい。元々直木賞の候補に入っていたのに、何故か芥川賞の審査にまわされて受賞となったんだって。
ツアー初日というのに、お客さんの知ってます感。くいつきの早い空気にちょっとついていけず…。出だし、のりのりから来たら最後まで一度も座らないのには参った。その加減もあってなんか落ち着いて聴いていられなかったな。こちらは関係なく、MCや静かな曲では座ってますけどね。
したいことがいっぱいあって、それをなんとか詰め込んでるのかなぁ。ちょっとずつ小出しにしててとことんやりつくしてない感も。受け手として満足感があったかというとまだ足りない。ほんの2時間ではやり尽くせないよね。
バックバンドはベースギター、ドラム、キーボード兼ギター。有名な人?多くのお客さんが知ってるようだったから。一応FCにも入ってるんだけど、発表なかったし謎。
バックが妙にかっこよくて、ラグフェアは完全にコーラスグループ。加納さんもしっかりコーラス要員だよぅ。たまーにアカペラが入ってベース&ボイパが活きる。ハモっているには違いないので私はおっけー。少なくとも過去に見たグラミー賞受賞のアカペラグループ6人よりは見栄えよかった。手持ち無沙汰感ゼロなので。
新作アカペラは、やはり初日より2日めのほうがよくなってた気がする。練習あるのみだね。今後も時間をかけて取り組んでほしいな。
どんどんコーラスが高音化していくね。今回特に高いよぅ。もう真似もできやしない(笑)。そんな中、メドレーの中の一曲、ライブ中その曲だけ、男性らしい中音域のハーモニーがあり、そこだけはほっと安心できた。ほんとはこういうのが聞きたいんだよ〜!好みはあくまでも男性コーラス。高さを競っても全然惹かれないんだな。
あとは、なんで今回はふたりのリードが多いの?あとの3人のほうが聞こえがいいんだけどなぁ。…なんて、こっそり言いたいこと言っちゃった^^;;
バースデーライブってどんなの?と見当もつかず手ぶらで出かけたけど、そう変わった企画があるわけではなかった。ファンをあおるために催したものでもないらしく、ほっとした。
こちらのうしろめたさ(^^;)が消えて正常になっていたものの、ご本人さんはなんだか調子がどうしちゃったのか、今までに見たことのない表情。ライブ中、自分はずーーっと、「今日はいったいどうしてこうなのか??」と悩んで過ごしてしまった。
人間生ものだからおもしろいんだと思う。いつ行っても同じ調子で同じ歌(声)だったら、きっとどこかで飽きて行かなくなるだろう。このお方は見事に毎回違っているから、飽きもせず通ってしまうんだろうね。人間味がすごく感じられるというのでしょうか。山あり谷あり?ちょっと違う。富士山の山頂から見える日の出があるかと思えば深海の魚あり、ってとこ?(笑) なんやそれ。
アーティスト・石井竜也氏の作品展覧会。開催期間中に東京に行くことになったので見に行く。石井氏は、色が塗られる前の真っ白のだるまさんに、粘土で造形そして彩色している。そんな顔がずらーーっと何十も。ひとつひとつ表情が違い、どの作品も何故か角のようなものとしっぽのようなものが付いている。そして西洋人のようにほりが深くて東洋人らしからぬ顔つき。色づけは、古代から生き抜いて来たような剥げかかったような感じで、そのまま文化財に化けてもいいような、なんだか不思議なものだった。
ちなみに、昨年石井氏が薬師寺に奉納した「太陽」という名の付いた作品も東京にて出張展示。非常にありがたいお顔をされていた^^。
陳列の仕方が素敵〜。部屋ごとにはっきりした見せ方が意識されてる。中でも一番おもしろかったのは、部屋と部屋のつなぎにあたる場所で、そこに入ると薄暗い正面におばあさんのような大きな顔魂さんと田舎の風景を模した小道具。一方から光を当てている。その影が壁で大きく浮かぶのに気付いて、思わず唸ってしまった。もう…美しいのだよ。また同じ立ち位置からは、右側壁に直径20センチ位の穴があいていて、そこから隣の部屋の顔たちが来場を待ち遠しそうにしてる姿が見えるのだ。この通路スポットにははまったなぁ^^