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2020 年 7月

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2020.07.31() 自転車講習会?  
あまり役に立っていない?愛車

梅雨明けしないまま8月入りかと思っていたら、「九州北部と中国、四国は、梅雨明けしたとみられる」との発表。平年より11~12日遅いらしい。ここ信州は明日~明後日にも・・・・?

◆電動アシスト自転車を購入してからほぼ半年。何とか事故もなく乗っています。昨日は警察の「自転車講習会」があり参加。自転車を使う老人が増えているとかで、それに伴い高齢者の自転車事故もが多発傾向らしい。電動自転車を使っている当事者としては役に立つかと思っての参加。

マイカーが普及していない昔、自転車は無くてはならない生活必需品でした。それが今や経済発展とともにマイカーが当たり前の世。自動車が間断なく通行している道では、自転車のからむ事故が多くなるのは当然の成り行き?

老人が、急に電動自転車に転向しても慣れるのは大変、平爺もその怖さを身をもって体験しています。マイカーを運転していたとき、もう少し自転車への思いやりと気配りをすればよかった・・・今ごろそんな反省をしています。特に地方では自転車専用レーンがある道は稀。自動車と同じ道を走る怖さを、平爺もたっぷり味わっています。

自転車の安全使用に少しでも役に立つことがあればと思い、今般の研修会に参加する気になりましたが、期待するような話はほとんどなくてがっかり。 

◆自動車運転免許証返納からほぼ半年。ボラ通勤?の足にと思ったのに、怖くてとても自転車は使えません。少しでも自転車に慣れようと、毎日3040分ほど自宅周辺を走ることにしていますが、すぐ脇をスピードを出した車がスレスレに追い越していくたび、冷や汗をかいています。


2020.07.30(水) 集中豪雨北上?

これでもか・・・これでもか・・・と言わんばかりに列島を南から北へと豪雨の襲来が続きます。
記憶に新しいのは、史上最悪と言われるオーストラリアの森林火災報道。コアラなど貴重な動物がたくさん死んだという報道を見ました。
この地球で何がおきているのでしょう・・・

山形県の名峰 大朝日(1870m)

九州南部を襲った集中豪雨は北上、今度は東北山形県方面へ。梅雨前線や低気圧の影響で最上川が氾濫とのニュース。

山形県で「川」と言えば最上川。その最上川で頭に浮かぶのは「千本桜」、かなり前ですが桜の季節に訪れたことがあります。堤に延々とつづく桜花が今も目に浮かびます。さくらは無事でしょうか。
最上川と聞けばもう一つ。芭蕉が奥の細道をたどったときの句
  「五月雨を あつめて早し 最上川」・・・平爺の好きな句です。

◆東北地方の山が好きで、山形県の山もたくさん登りました。その数50座余り。
大朝日岳 飯豊本山 飯豊大日岳 以東岳 御西岳 面白山 梅花皮岳 月山 禿岳 寒江山 雁戸山 北股岳
小又山 火打岳 船形山 摩耶山 葉山 ・・・など。とりわけ大朝日岳は日本百名山チャレンジ初期のころの山として記憶に残る山です。
始めて高山植物の「ヒメサユリ」と「ヒナウスユキソウ」を目にしたのもこの山行だったのを思い出しています。高山植物は無事でしょうか。

滔滔と流れる最上川も、山も、千本桜も、そして高山植物も無事でありますように。

2020.07.29 (水) 日本三大・・・

 「日本三大祭り」など、<三大>のつくものはいろいろあります。
“日本三大”をサーフィンしていると日本三大がっかり名所なんていうサイトがヒットしました。現地の観光関係者はさぞかしご立腹でしょうね。
好奇心でそのがっかり名所にアクセスすると 

 
札幌時計台

【日本三大がっかり名所】https://www.t-marche.com/tripper/article/500/

   はりまや橋(高知)・・・・・どう見てもただの短い赤い橋
  札幌時計台
(北海道)・・・普通にきれいじゃないかって感じ?
  オランダ坂
(長崎県)・・・どっからどうみてもただの坂?  

ちなみに【日本三景】は ⦿安芸宮島  ⦿天橋立  ⦿松島 

◆平爺は、日本三景三大がっかり名所も行ったことがありますが、順位に関係なく、それぞれに楽しめる良き風景だったような気がします。



2020.07.28(
) 病気知らずの医者いらず
 

 7/27早暁東の空に
       明けの明星

脳ドッグの折に心電図の検査で少し気になることあって、詳しい検査を実施。その結果
「定期的に様子を見ましょう」ということで終わり・・・と思っていたのですが、入院して検査しましょう・・・血管にカテーテルを入れて、冠動脈の状態を確認するというこというこ? 平爺にはよくわかりません。83年も生きてきたら何かあって当たり前、何にもなかったら化け物ですよね()
ガタガタ騒いでも仕方がない。神経質にならず、これまでと同じペースで「なるようになるさ」で、老いの坂道を命ある限りトボトボと歩いていきます。 

◆普段は医者にかかることのない平爺・・・ところが直腸がん、前立腺がん・ボーエン病(初期の皮膚がんのようなもの)などで手術をしたこともあります。
日ごろはバカと言われるほどの病気知らず。転倒による硬膜下血腫、胸骨圧迫骨折などは病気ではないものの、けっこう医者の世話にもなっています。
 

病気知らずの医者知らず・・・という言葉もありますが、平爺が「病気知らず」、「医者いらず」と威張っても強がりに過ぎないのかもしれません。

2020.08.27(
) 引っ越し人生

 奈良からここ信濃へ引っ越してきたのは65歳のとき。あれから18年になります。月日のたつのは何と早いもの。ふと、芭蕉の奥の細道が浮かびます。  

「月日は百代の過客にして、行き交ふ年もまた旅人なり。船の上に生涯を浮かべ、馬の口とらへて老いを迎ふる者は、日々旅にして旅を栖(すみか)とす」 

◆転勤族だった平爺、社会人となってから転勤・結婚などもあって転居の回数は11回。
永住覚悟で手に入れた奈良のマイホームも、老後の住まいとしは決心がつかずに結局売却。終の棲家として最後に選んだのが生まれ育った信濃。ここに落ち着いたのが今から18年前、65歳の真夏(7月)、暑さの中の引っ越しは大変でした。川で生まれたサケは、やがて大洋に出て育ち、最期は生まれた川に戻り、子孫を残して死んでいく。・・・それと同じ?

本物と見まがう 陶器のウサギ

◆18年居住は平爺の新記録、まさに引っ越し家族、妻や子供も慣れたころには引っ越しの繰り返し、可哀そうなことでした。あと何年、今の住まいにすむことができるでしょうか・・・? 

現在の居宅18年は、平爺の人生で最も長く住んだ家となりましたが、世の中には生まれ育った家から一度も離れたことなく生涯を過ごす方もいると思います。引っ越しの良し悪しは、都度、時々で良いときも悪いときも・・いろいろ。

◆ウォーキングの途次、ある民家の門前に兎が一羽、お行儀よくただずんいる。野生のウサギ?近づいてみると、何と陶器でできた白兎。それにしてもふわふわとした質感と言い、本物そっくりで今にも飛び跳ねそうに見えました。

2020.07.26(
) 足痛

千曲川午前4時20分  黎明

今のところ猛暑で安眠できないという夜はありません。暑さ嫌いの平爺にはありがたいこと。おかげで早朝ウォーキングも変わらず続けています・・・が、老化の方は待っててくれません。

最近ウォーキングで気になるのは「右足裏」に痛みを感じること。登山からは遠のいていますし、日課の一日2時間程度のウォーキングで痛みが出るほどヤワではないと思っているのですが-ーー単なる老化現象か?
歩く速度を少し落としたりして様子を見ているところです。 

8年前(75)、四国遍路1200kmを36日間(1日平均約33km)を歩いたときにも、終盤で同じようなひどい足痛に悩まされのを思い出します。

◆ウォーキングは一日2時間を目標としていますが、老化を考えると、歩くペースを落したり、時間を短縮することも考える時期がきたのかもしれません。

妻の警告・・・「もう若くはないんだから・・・」、そのおりです。

2020.07.25(
) 「新型コロナウイルス」なかりせば

激しい夕立などで千曲川が増水。運ばれた土砂が河川敷に堆積、乾いてきれいな幾何学模様を描いていました。

GO TOがスタートしたのは昨日(24)・・・ずいぶん半端な日をスタートにしたもの?そんな気がしていました。実は「24日から4連休・・・」それに合わせたわけですね。
ところでどうして「4連休になるの?」 暦を調べてみました。すると24日は祝日、何の祝日だったかな~? いちばん見やすいところに掛けてあるカレンダー(星野富弘画)を見ると24日には祝日表示がない?

Web
検索すると本年に限り「海の日」は723日に変更、「スポーツの日」は724日」、そして25・26日は「土日」につき4連休というわけです。毎日が休日の平爺には別次元の知らない話でした。

 ◆ついでにもう一つ・・・コロナ騒ぎがなければ東京オリンピック開会式は7月23日の予定だったらしい。大都会東京は今ごろオリンピックのお祭り騒ぎで沸き返っていたことでしょうネ。事情が変わって「東京を悪病の巣窟のように敬遠」まさかこんな事態になろうとはネ~・・・!!

 ◆東北大震災で原発が大きな被害をこうむり、放射能汚染が問題にされる中、「放射能は完全に制御されているから問題はない」と大見えをきって8年後の東京五輪誘致を決めたのを思い出します。実は、相当量の汚染水が海に垂れ流されていたとも知らず・・・?。

2020.07.24(
) GO TOスタート

 連日、テレビや新聞が取り上げていたのはGO TO
GOTO実施前日となる23日のテレビワイドショーはGO  TOのことで大半の時間を割いていました。 

北海道・利尻島 1989.8.18

喧々諤々入り混じった騒動の中、いよいよスタート。ところが聞こえてくるのは、歓迎すべき施政との声はほとんどなく、落ち目の政権が人気挽回策として放った矢もからぶりの感が否めないようです?
実は平爺もそう感じていました。

◆青森県むつ市⇨4連休に観光施設を閉鎖するとの市長の談話
◆大阪吉村知事⇨「全国的なGoToキャンペーンは今やるべきではない。なぜそんなに急ぐのか・・・」支持率低下への人気取り?」
◆山形県知事は「Go To キャンペーン」を全国一律で始めることに関し「首都圏での新型コロナウイルス感染状況や各地での豪雨災害を踏まえるとこの時期のスタートはいかがなものか」云々

宿泊予約をキャンセルすると、キャンセル料はどうなるのか?その説明が不十分・不明確とワイドショーで指摘していました。

GOTOをこの時期に実施することについてのアンケート結果は
  延期すべき92.8%  実施は問題ない5.9%  その他1.3% 
(以上はwebhttps://news.yahoo.co.jp/polls/domestic/41519/result-などを参照させていただきました)

2020.07.23() 暑さなんか歩いてふっとばせ!!!

 昨日は二十四節季七十七候の「大暑」。 「たいしょ」と読み、「夏の暑さが本格的になる頃」という意味。7月23日~86 日が大暑の期間のようです。

一昨日夕 バケツをひっくり返したような
土砂降り・・警報が出るほどでした

今のところ、一年中でいちばん暑さが厳しいという感じはありません。本物の暑さはこれからでしょう。
ここ長野市で気温30度超えは19日の32.2℃と、21日の31.1℃だけ。暑さで寝苦しかった日は今のところなし、このまま夏が終われば・・・と言うわけにはいかないでしょうネ。  

◆平爺が就職して最初に配属された勤務地は東京。独身寮は千駄ヶ谷、山手線の内側にあり、まさに東京のど真ん中。鉄筋構造の寮には冷房もなく、その暑さに「死ぬのではないか」と思うほど。あの暑さはとにかくきつかさったな~。しのぎやすい信州生まれの信州育ちには「地獄」・・・よくひと夏を死なずに持ちこたえたものと、今でも感心します() 

◆日課のウォーキング、暑さを理由にサボることはしません。ちなみにここ1週間の歩行時間は以下のとおり。

16日-1時間40分 17日-2時間05分 18日-2時間10 19日-2時間25
  20日-1時間20  21日-2時間50
 22日-2時間35分 

暦の上では8月6日が立秋、8月23日が暑さのおさまる処暑。その日まで暑さには負けないつもり?


020.07.22() 書き順
 

知ってはいてもどうしても直せない漢字の筆順・・・その漢字は「必」

昭和33(1958)「筆順指導の手びき」が文部省から出版されたが、当時は強制力がなくあまり浸透しなかったらしい。そのため平爺と同じ年代の人は昔ながらの筆順の人が多いとか。
書いてしまえば、読む人は筆陣など関係ありませんネ。
例としてよく出るのが「必」という漢字。平爺も正しい筆順は知ってはいても、ついに新筆順に変えることができず、旧筆順を墓場までもっていきます。
 

◆「書」という漢字。30代以上の人は4画目に長い縦線を書き、その後に横線を2本ひきます。平爺もそうですが、今の教育は横線を全て先に書いてから縦線を書くのだそうです。

書いてしまえばみんな同じ、「読めればいいんでしょう・・・」が平爺の処世。

2020.07.21(火) オバケナス


おばけナス 410g
昨日の冠動脈CT検査の結果は1週間後に聞きにゆきます。問題はないと思いますが、あっちもこっちもガタのきた体、異常のあるのが当たり前・・・と思っていた方が気が楽?

家庭菜園でびっくり仰天・・・ふと見ると、葉っぱの陰に巨大なナスが目につきました。まさにお化け、地べたにくっついています。手に取るとずっしりとした重量感、計ってみると410g。カボチャの大きさを競う催しがありますが、「大きいナス競争があれば入賞するのではないか」と思うほどのでかさ。

計ってみたら410g・・・お化けナス・・・いやボケナスか? 皮が硬くなり、たぶん中はスカスカで食べられる代物ではないと思います。しばらくは、お守りとして?捨てずに飾っておきます。

2020.07.20() 家庭菜園収穫
 

ピーマン

5月上旬、庭の空きスペースに植えた野菜が収穫の時期となりました。
ミニトマト、ナス、ピーマン、パセリ、オクラ、ゴーヤ、そして葉物はアオヂソ、パセリ、モロヘイア。
(ミニトマト、ナス、ピーマン、モロヘイアは地植え、その他はプランター栽培です)

老夫婦二人では食べきれずに、在庫はたまっていくばかり

 昨日、農協系の売店へよってみました。ゴーヤが一つ100円ほど。キュウリが3本ほどで90円。毎日300円稼いでいることになる・・・()

8月いっぱい、うまくいけば9月まで、とれたて新鮮自家野菜で間に合いそうです。

◆今日は冠動脈CT検査にいってきます。所用時間は20分ほどとのことです。


2020.07.19(
) 脳ドッグ
 

わず手を伸ばして、盗み食いしたくなる桃

去る3月下旬、例年通り人間ドッグ受診。総合評定は「血圧高値、骨密度低下」というコメントだけでした。
本年は<14890.> 昨年は<12984> ちょっとしたことで10や20はちがってきますよネ。

毎朝ウォーキングの前には血圧・脈拍・脈跳びを測定しています。前月(6) 
  血圧  上は  最高137   最低114  平均125
      下は  最高 86 最低 65     平均 79
全体の所見は ◆血圧が高め ◆骨密度低下 という指摘だけでした。

別の日に脳ドッグを受診。その結果が先日送られてきました。昨年初頭、転倒して硬膜下血腫の治療を受けたこともあり、加えてカミさんが「認知症・・認知症・・・」と脅迫、知らぬ間に脳ドッグを申し込んでいました。本人は認知症の意識はまったくありませんがその「脳ドッグ」の受診結果が送られてきました。 

●脳MRIMRAによる検査結果
 ・認知症機能は異常なし
 ・軽度の脳虚血所見と軽度の脳委縮があるが、年相応の変化で心配なし。
もうカミさんに「認知症・・・認知症・・・」とは言わせないぞ!!!
 早朝ウォーキングと一合の晩酌を楽しみに、もう少し生かせてもらえそうです。

 ◆病気ではありませんが、ハゲが急ピッチで進行。鏡は見ないことにしています。『ハゲ』ということば、放送では使用禁止用語だということをご存知ですか・・・。じぶんのことをハゲ言うのは勝手()

2020.07.18(
) GO TO
 

怪しい予感?

GO TO」というわけのわからない言葉が、新聞やテレビで目につきます。

何のこと・・・それでなくても日本語以外はからっきりわからない平時。推測さえできません。

テレビのワイドショウが取り上げているのを目にして、おぼろげながら「そういうことか・・・」と言う程度にはわかるようになりました。ただし分かったのは大雑把な輪郭だけ。

◆恐るべきコロナの流行で、日本各地の観光業者は客が来なくて大ピンチ、それを何とか支えようという暖かい?思いやりらしい。具体的には旅行費用の一部を政府=国が支援しようというものらしいが、東京などコロナのメッカは対象外。もちろんその原資は国民の税金であることは言うまでもない。

◆コロナによる四苦八苦は観光業だけではないはず。災害地支援などとはちがい、特定の業種だけに的に絞ったような施策は、どう考えても納得がいかない。言ってしまえば「解散を意識した政権の人気取り施策?それとも地方が票田の選挙対策?」

◆モリ・カケ・花見の会・・・さらには黒川事件、自民党本部も絡んだ?と云われる広島選挙の買収疑惑・・・国民にとって安部政治は食傷気味、人気も下降。行き詰まりの果てに飛び出したのが、突拍子もないこのGOTO?

政権もここに極まれり。元はと言えばこの政権を選んだのは国民・・・ブーメランが返ってきたというべきか。
(これは昨朝tr書いたもの。その後状況に変化があるようです)


2020.07.17(
)   今月のことば -その2

 先日(711)の日記で、いつもと違う寺院の掲示板が目につき。その言葉を書かせていただきました。

「せいだ」と責め 怒りが走り 苦が深まった 「せい」が「おかげ」に転じたとき 世界が変わった 

◆今日はいつもの寺院掲示板です。

  一切は 縁において生まれ 
    
縁においてあり  縁において去ってゆく

浄土真宗の講話のようですが、平爺には遠く及ばない難しい言葉。
ちなみに
Web検索してみました。 

◆『誰しもが縁によって生まれ死んでいくことは分かっているが、いざ死を前にしたとき、なかなかそのことに頷けない。人生はどうしようもない出来事の連続である。仏法に遇うことは、その頷けない自分との出遇いではないか。
仏法を通して、今の世情、自分自身の在り方を受け止めていきたいと思う。
人生の終盤を、とぼとぼと下っていく平爺には、何となくわかる気もします。


2020.07.16(
) ボラ再スタート
 

梅雨の晴れ間

様子見しながら、休んだりしていた認知症介護施設のボランティアは、先週から週2回のペースに復活しました。ほぼ3か月ぶりです。
これまでどおりのボラができるのかどうか・・・ちょっと心配もありました。

利用者さんの中に、コロナに感染した人もなし。この3ケ月で認知症の状態が少し悪くなったかな~と言う方もいましたが、これは自然な流れでしょう。 

皆さん、何となく平爺のことを覚えていてくれて、少しギクシャク感はありましたが、思いのほかスムーズにいきました。ヤレヤレです。オープニングは以前と同様、唱歌の「故郷」から。みなさんしっかり歌ってくれて、これなら大丈夫・・・。

しりとりをしたり、ナツメロを歌ったりして1時間があっという間。梅雨の晴れ間のような1時間、今の平爺から介護施設のボラとウォーキングをとったら何にも残らない(笑)。週2回のボラは貴重です。

2020.07.15
 災害列島
 

「令和27月豪雨」と命名された水害。73日、熊本県を中心として九州全域から始まり、岐阜、長野県地方まで被害を拡大させて暴れまわり、すでに2週間にも及ぶ長丁場。天の神は、何をお怒りになって暴れまわるのか・・・。

2月から始まったコロナもまだ決着がついていません。一説にはこの先第二波、第三波がまちうけているなんという物騒な話まで。

一昨日、久しぶりの夕焼け

◆「災害列島日本」なんていう物騒な言葉も。

 平成26年8月 豪雨 倉敷市真備町・愛媛県の土砂災害等
 平成27年9月関東・東北豪雨 鬼怒川などの河川氾濫等
 平成29年7月九州北部 豪雨による洪水・土砂災害
 平成30年7月豪雨 広島・愛媛県土砂災害、倉敷市真備町洪水害など
 


◆台風・豪雨・地震・津波・噴火・・・いずれも予告なしの急襲。
予告があっても止める手はない。

世界から見たらチッポケな島国。それでもガンバリ、ツッパリそれなりの存在感のある日本。威張れるのは災害との仲の良さ・・・なんていうのは自慢になりませんよね? 
付き合いも長くなれば飽きもきます。災害と別離する日が来ると良いのですが・・・日本の宿命?


2020.07.14(
) 貧者の一灯

 まだ暴れ足りないかのように居座り続ける梅雨前線、早く通り去ってもらいたいものです。テレビなどで惨状を目にすると、昨秋の長野市千曲川の氾濫がかすんでしまいそうです。

 
 昨秋。千曲川氾濫の爪痕
大きな岩が転がっています

◆昨日のウォーキングは、その千曲川洪水をまともに食らった地域を歩いてきました。人の住んでいる気配を感じさせる家は少なく、建て替え工事の様子はごくわずかという感じ、反倒壊や傷んだまま放置されている家も目立ちます。地域全体が生き返るのはいつのことかでしょうか。消毒、摘果などの作業で忙しいはずの河川敷リンゴ園も、復元への気力を失ったのか殺風景なままのところも多く見られます。

 熊本・宮崎県など、立ち直るのはさぞや大変だと思います。千曲川氾濫の現場を目にしているだけに、被災された方々のお気持ちは、察して余りあるものがあります。

 出来ることといえば貧者の一灯、わずかな義援金に協力することだけです。

2020.07.13(
) 一茶

 文春文庫「一茶」を楽しく読みました。
長野市からもほど近い、新潟県境の柏原は一茶生誕の雪深い地。長野市近郊にも一茶の句碑が多く残り、2年ほど前に徒歩で訪ね歩いたことがあります。 

平爺が一茶に関心があることを、カミさんが友人に話したのがきっかけで、藤沢周平著、文春文庫「一茶」をいただいてきました。

 
 一茶句碑
春風や 犬の寝そべる わたし舟

これまで知らなかった一茶の側面がたくさんあって、イメージがガラリと変わりました。それはそれで一茶らしくて楽しく読むことができました。

一茶の本なのに、巷間よく知られた下記の句は一句も出てこないのがこの書の良いところ?

・これがまあ 終(つい)のすみかか 雪五尺
   ・すずめの子 そこのけそこのけ お馬が通る
   ・名月を とってくれろと 泣く子かな
   ・やせ蛙(がえる) 負けるな一茶 これにあり
  ・やれ打つな 蠅が手をすり 足をする  etc.
 

表紙の帯には「俳聖か、風狂か、俗物か。底辺を生きた稀代の俳諧師の複雑な貌」
どうやら潔癖清廉でもないし、際立った人格者でもなし。俳句をとったらちょっと変わった普通の人?


2020.07.12(
) なさってください
 

雨は関係なく
梅雨空の下にたたずむお地蔵さん

ラジオを聞きながらのウォーキング。天気予報を伝えるのは若々しいお天気担当の女性の声。居座った梅雨前線による甚大な水害被害が各地を襲い、各地で緊迫状況が続きます。お天気担当の女子アナも力が入ります。

「危険を感じたら早めに避難をなさって下さい・・・」

この女性、かねてから「なさって」がお好きらしく、よく使います。「なさる」と言うのは丁寧語?・・・平爺にはわかりませんが、緊迫した状況を伝える天気予報などの場面で、一般的にはあまり使わないような極上の丁寧語を頻発されると何かしら違和感を覚えます。そう感じる平爺の方がおかしいのかな~。

丁寧語は、使い方によって相手に不快感をおぼえさせることもあるし、ただ丁寧に言おうとすると逆効果にもなりかねない・・・とはよく言われます。
病気見舞いで「お大事になさってください・・」と言うようなときはごく自然に感じますが。緊迫した集中豪雨の予報場面ではなじまない気もします。

丁寧語を使えない平爺の方がおかしかったらごめんなさいm(__)m

2020.07.
11() 今月のことば
 -せいー 

いつもと違う寺院の掲示板に、以下のようなことばが

 「せいだ」と責め 怒りが走り 苦が深まった
 「せい」が「おかげ」に転じたとき 世界が変わった 

広辞苑をひくと
怒り ⇨ おこること、いらだち、立腹 
怒る ⇨ 不愉快・不満を感じて気持ちがあらだつ、腹をたてる 


日常何気なく使っている言葉、その意味はと問われると説明のしようがない。

「怒り」の正体とは何だろう? 些細なことで腹を立てたり、相手の気持ちも考えず、意図的に無視したり・・・多かれ少なかれ誰しも経験があると思います。分かっていながら、つまらないことに腹を立て、感情に引きずられてしまうのが凡人の弱さ。 

◆腹がたったとき、一歩踏みとどまって足元を見るよう心がけたいと思います。

2020.07.10(
) 狐

 半月ほど前の日記に書かせてもらったキツネ。その後もよく出会います。
顔や姿で個体を区別することはできませんが、見かけるのは多分同じ狐に間違いないと思います。


数日前の写真

なれてきたのか、気を許してきのたか・・・以前より距離が縮まった気がします。50mほどだったのが、最近は30mほどまで近づけます。少し距離をおいて、平爺の動きをじっと注視、近づくとまた距離をとる・・・・の繰り返し。見方によっては「早くおいでよ」と待っていてくれるようにも思われます(まさかねー)
そのうちに触れることも可能かも?・・・それは絶対にありえません。

ときどき、平爺と視線を合わせながら、猫の鳴き声を少しとがらせたような声でなくこともあります。吠えるというのとは違う気がします。お友達になりたがっているのかな~(笑) 

◆昨朝は、千曲川堰堤の車道をウォーキング。普段は広々とした河川敷も、大雨のために増水、川幅いっぱいに濁った水が勢いよく流れていました。停滞した梅雨前線の影響で、千曲川の流れもかなり水位が上っています。いつも歩く河川敷の道は水没、あの狐はどこへ避難しているのでしょうか。

2020.07.09(
) 悪いのはだれ?

 

他人事のようにテレビに映し出される熊本県方面大雨被害の様子を見ていたら、翌日はわが身の近辺に迫ってくるとは・・・・。めったに休まない介護施設のボランティアですが、昨日は休ませてもらいました。自動車ならまだしも、駅から徒歩片道40分、傘をさして強雨の中を歩くのを想像すると気力も萎えます。

それにしても日本列島に居座る低気圧、一日で通り過ぎる台風とは大違い。 非常持ち出用しザックの中身を点検、妻と二人分を玄関に並べて逃げ出す準備を整えて就寝。
はるかな宇宙へロケットを飛ばす時代でも、低気圧の進路を人工的に変えることは不可能。でもそれでいいのだと思います。自然の摂理や仕組みを人類が変えてしまう方が怖い。「低気圧さん、なるべく早く、静かに通り過ぎてネ」と祈るくらいがちょうど良いのかもしれません。

平爺「この低気圧、どうしてこんなに長々と居座るのかな~」
   妻 「しょうがないじゃないの・・・低気圧に聞いてよ」
   平爺「みんなアベのせいかな~?」
これはジョークです。念のため。正気で言ったら不敬罪?

2020.07.08() 三大急流  

穏やかに流れる河川は、人々に安らぎと潤いを与えてくれますが、背中あわせの危険もはらんでいます。九州を襲来した豪雨。テレビを見ていると、そのすさまじさに目を覆います。犠牲になった方々には、陰ながらご冥福をお祈りします。

 ◆平爺が生まれ育ったのは中央アルプスと南アルプスの間を流れる天竜川の最上流部(伊那谷)。諏訪湖を源として太平洋に注ぐ天竜川は、その豊かな水量をもって流域の人々の暮らしに恵みをもたらす一方、昔は水害などの災害を繰り返す「あばれ天竜」と呼ばれた屈指の急流だったようです。先祖は幾たびとなく水害に悩まされたとのこと。
天竜川の観光と言えば「舟下り=ふなくだり」、木造の小舟でしぶきを受けて急流を下るのはスリルがあります。今でも観光の人気スポットのようです。 

●日本三大急流・・・富士川 最上川 球磨川

●三大暴れ川 利根川-坂東太郎 筑後川-筑後太郎 吉野川―四国三郎       

(以上は、ウィキペディアなどを参照させていただきました) 

【伊那節】

 
 天竜峡舟下り(写真はバンフより拝借)
あばれ天龍が想像できません

 ①   天竜下れば しぶきにぬれる 持たせやりたや 檜笠 

諏訪の湖水を 鏡にかけて 雪で化粧する お月さん

 ②   桑の中から 小唄がもれる 小唄聞きたや 顔みたや

わしが在所の 伊那路の春は 峰に白雪 里に花

 ③   東、仙丈 西、駒ヶ岳 間を流るる 天竜川

 伊那は夕焼け 高遠は小焼け  (以下略)



2020.07.07(
) トンボ
 

梅雨に似合う花

トンボと言えば夏の終わりころから秋にかけてというイメージですが、3日ほど前にいつものコースを早朝ウォーキング。田植えから23週間ほどたった稲田の広がる道。少し背丈を伸ばして込み合ってきた早苗の上をトンボがスーイスーイと気持ちよさそうに飛んでいました。
トンボ=蜻蛉の季語は秋だったと思いますが、種類によっていろいろなんでしょう。 

二十四節季の暦の上では、あと一ケ月ほどで立秋。立秋をひかえて、トンボも待ちきれずに飛行練習をしていたのかもしれません。 

♪ささの葉さらさら
 のきばにゆれる
 お星さまきらきら
 きんぎんすなご

 ♪五しきのたんざく
 わたしがかいた
 お星さまきらきら
 空からみてる
 

◆今日は七夕さま・・・地方都市も照明などで明るくなり、天気がよくても肉眼で天の川を見ることができません。大気が汚れてきたのも原因かと思いますが・・・。子供のころ、天の川が明瞭に見えたのが懐かしい。

とりわけ感激した星空の記憶と言えば、南アルプス南部を縦走(千枚岳2879m―悪沢岳3143m-荒川中岳3083m-荒川前岳3080m-赤石岳3120m-中盛丸山2806m-兎岳2799m-聖岳3020m-小聖岳2662m)のとき。2日目に泊まった「百間洞山の家」で見上げた星空、あのときの星空に勝る記憶はありません。
ふとあの星空を思い出しました。
その山行記録⇒http://www.joy.hi-ho.ne.jp/h-nebashi/sub1018.htm


2020.07.06(
) 地震・雷・火事・おやじ (または
 ドロボー)

 「地震・雷・火事・おやじ」は怖さの順番でしょうか?
おやじは最後尾・・近頃のオヤジは軟弱でぜんぜん怖くはない・・・オヤジの貫禄・権威も地に落ちました。

貫禄のなくなったオヤジはカットして「地震・豪雨・火事・雷orドロボー」に変えたらどうでしょうか。


残雪の山と見まがいました・・・
それは山の端からわき立つ雲でした

◆九州南部の集中豪雨禍。ニュースを見ながら、昨秋の長野県千曲川氾濫被害の記憶が蘇ります。平爺宅からもさほど遠くない場所でした。被害のあった集落家屋の大半は今もそのまま。熊本県の現況は、多分あのときの惨状と同じでは・・・と想像しています。テレビでは実感がわきません。
被害に遭われた方々のお気持ちがよくわかります。「災害列島日本」の言葉が思い浮かびます。

4月以降、長野・岐阜県境では100回を超える頻発地震、ここは糸魚川・静岡構造線断層帯に属し、何年か前には御嶽山の突然噴火で犠牲者が出ました。

古い話ですが、1847年、長野・善光寺大地震があり、1万人ほどが亡くなったとか。
そして今も噴煙を上げている浅間山は、このところ火山活動が活発化、注意を呼びかけています。これは何かの祟り(たたり)?まさかネー

2020.07.05(
)  夏至と半夏生(ハンゲショウ)
 

 

 
 (写真はハンゲショウでありません)

今が二十四節季でいう夏至の時期。以下webから転載させていただくと  

 <夏至・ げし 6月21日>  一年のうち昼間の時間が一番長い日
 
    2020/06/21:初候 乃東枯(ないとうかるる)
    2020/06/26:次候 菖蒲華(しょうぶはなさく)
   2020/07/01:末候 半夏生(はんげしょう) 

 <小暑しょうしょ 暑さも本格的になる時期。梅雨明けが近づく頃。

   2020/07/07:初候 温風至(おんぷう いたる)
   2020/07/12:次候 蓮始開(はす はじめて はなさく)
   2020/07/17:末候 鷹乃学習(たか すなわち がくしゅうす) 

ウォーキングをしていると、ときどき庭先などに葉っぱが半分白くなった植物を目にします。病気か虫にやれたのかな~・・・などと思っていましたが、二十四節季を調べていたら「半夏生=ハンゲショウ」の項目に、葉が白くなった写真が載っていました。そうか、ウォーキングの際に目にすることのある白く変色した葉っぱ。病気にでもかかっているのかと思っていたが、そもそも葉が白くなる植物らしい・・・。特に目を惹くような花()ではく、梅雨のシンボルと言うことでしょうか。80有余年にして初めて知りました。

2020.07.04()  ふと振り返ると

 未練がましく今日も水彩画作品処分のこと。水彩画を本気で習い始めたのは70歳。そのころ、明けても暮れても頭の中は登山・登山・登山・・・ふと頭をよぎったのは「歳をとって登山が出来なくなったらどうなるのだろう?」という不安。
歳をとってもできること?・・・頭に浮かんだのが絵を描くこと。絵ごころ皆無の平爺がなぜ。中学生のとき、絵の授業で花瓶を題材に全員が写生。一時限で完成した作品のいくつかを教師がコメント。私の絵を取り上げて「よく描けている」との褒めことば。あのときはうれしかった・・・今も覚えています。

◆その後は絵画と無縁の歳月。妻が「歳をとって山歩きができなくなったらどうするの・・・」という脅し? 言われてみれば登山以外に何にもない。タイミングよく地元広報で「初歩からの水彩画」というカルチャーの募集が目につく。
「行ってみたら」という妻の煽動もあって週1回、何となく通うことに。 

カルチャーで最初に書いた絵
幼稚園なみです

カルチャー3年目だったと思います。水彩画をやる者には大きな目標「日本水彩画展」へ恐る恐る出品、それがまさかの入選、東京都美術館で展示。以後続けて3年出品、いずれも入選できました。鬼の首でもとったような嬉しさでした。

◆数年は登山と水彩画両立の忙しい日々。そこへ少しは人の役に立つことも・・・と言う思いにかられて傾聴ボランティア研修を受講。現在の認知介護施設訪問ににつながりました。 

◆登山・水彩画・認知症介護施設の傾聴ボランティアという3足の草鞋は荷が重く、最後に残ったのが現在の認知症介護施設へのボラです。



2020.07.03(金) 暑い…夏はビール!!

芝刈りの終わった庭
かんかん照りの真夏の太陽の下で庭の芝刈り・・暑いっ・・と思って寒暖計をのぞくと28℃。えっ! これから本物の暑さがやってきたらどうなる・・・暑いの大嫌いの平爺。やだな~
電動式の芝刈り機といえども、1時間ほどで汗ぴっしょり・・・冷たい麦茶が実にうまい。
◆午前中は自転車を1時間ほど漕いできましたが、風を切って走るとそれほど暑さは感じない。
最近のパターンは、早暁4時過ぎから1時間半~2時間のウォーキング。昼間は適当な時間に1時間あまりの自転車。
「体に良いこと」を心がけています。これで日課?の晩酌を止めれば、あとは文句ない健康生活のはず?わかってはいますが・・・酒量は日本酒なら一合、ビールなら瓶1本弱・・・1本弱と言うのは、カミさんに横取りされる分を差し引いた量ということです(笑)

2020.07.02(木) 脳ドッグ


2ケ月ほど前、人間ドッグと合せて脳ドッグもやってもらいました。
平爺は「そんな必要はない」と言い張ったのだがカミさんが強引に頼んでしまった。日頃の異常行動?が看過できなかったということか?一昨日その結果を聞いてきました。
ノーミソの写真などを示して説明してもらいましたが、年相応で特に問題となるような点はなかったらしい。
歳をとると、日頃の行動もおかしいこともありますよね。先生から説明を受けても難しいことは理解てきませんが、明日、明後日何かが起きるということではなさそすうですし、自分ではまったく心配していません。
人生気楽にいきましょう(笑)


2020.07.01(
) 老いの
身辺整理 

平爺お気に入りのひとつ 40号 
新型コロナウィルスの大流行、日本中が・・・いや世界中が震撼、蜂の巣をつついたような大騒動のうちに今年も半分経過。80才台も中半を過ぎると、想像していた以上に時の過ぎる速さを実感します、

2月に運転免許証を返納したり、電動自転車を購入したり、そして懸案だった写真整理もひとまず一段落しましたが、これでヤレヤレとはいきません。相変わらず老いとの競争のような身辺整理はつづきます・・・。
スチール製物置(約7㎡)とブロック造りの物置(約6㎡)、合せて2棟で13㎡=8畳間ほど。ガラクタで溢れていましたが、カミさんが頑張ってほぼ半分は廃棄の段取りがつきました。いざ廃棄となると、当時寝食を忘れるほどに入れ込んだ登山やスキー道具など、さまざまな思いが蘇り、捨てることの難しさを味わいながらの作業です。
加齢がさらに進むと整理する気力さえ萎えて行くのは必定、今をおいてチャンスはない・・・追い込まれた思いで断捨離に取り組み。「また後で・・」は通じないことを改めてわが身に言い聞かせ、「捨てる勇気」を鼓舞し、断捨離に取り組んでいます。

70才からの水彩画は、講師にも恵まれてたちまち夢中に。用具もかなり増えています。昨日の日記にも心情を吐露させていただきましたが、3年前に大胆な作品整理をして本当によかったと思います。今回も作品3点を残して廃棄しました。捨てることは勇気です。
残った水彩用具の処分。捨てるには勿体ない・・・絵筆・絵の具、バレット、イーゼル、画用紙(ロール紙等)、8号から50号サイズまで額縁10面余・・・まだ使えるものばかり。乏しい年金収入を工面して揃えた道具です。以前通っていた水彩教室の新人に使ってもらえたらと思い、2日がかりで整理しました。あとは、教室に照会してOKなら持ち込んでみようかと考えているところです。


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