.

  
    
2020 年 9月

2

前月へ  翌月へ  『がん・人工肛門からの出発』トップヘ  『山岳巡礼』トップ   

2020.09.30(水) 何の日

一昨日(928日)は何の日だったか・・・毎日何かあります。

◆新聞各社が、天皇陛下とマッカーサー元帥が並ぶ写真を1面トップに掲載したのが1945年9月28日?」・・・・幼なかった平爺に記憶はありません。
神様と同格の天皇陛下が、敗戦により対戦国の総司令官と面談。ふだんなら神格の天皇にとってはありえない出来ごと。日本国民は戦争に負けたことを実感として味わったことと思います。

ザクロ・・ウォーキングの途次撮影

◆敗戦が契機となって、新憲法では日本国の主権者が「天皇」から「国民」へと変わり、先進国と同様の「主権国民」の国家へと大転換。そんな激動のとき、平爺はまだ国民小学校2年生(8歳)だったかな~。天皇陛下が、神から人に変わった意味など知る由もありません。入学したときは「教育勅語」を空で言えるように一生懸命に習ったのは覚えています。
新しい教育基本法が制定され、6・3・3制(新制小学校・新制中学校・新制高等学校)となって今も引き継がれています。平爺も齢83才、幸か不幸か、その激動の時代を経験してきました。 あと何年か
早く生まれていたら徴兵されて戦地へ、そして高い確率で異郷の地で野たれ死にしていたことと思います。
戦地に駆り出されることもなく、この歳まで生きてこられた・・・考えてみると、すれすれで運の良い間隙を生き抜いたと云うへきか?

◆秋の気配が濃くなってきました。昨朝の気温は13℃、2時間の早朝ウォーキング。寒さを感じる季節となりました。


2020.09.29(月) 秋の七草

天高く馬肥ゆる秋

日課のウォーキングで野道も歩きます。名も知らないさまざまな花が目に入ります。春にも負けません。単調な「歩く」という行為では野の花は癒しになります。

春の七草はゴロがよくて覚えやすいのですが、秋の七草はちょっとおぼえにくい。

・セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベら
・ホトケノザ
・ スズナ・スズシロ これぞ春の七草

スズナなどいくつかは野菜の代わりになる栽培植物。

秋の七草の由来は諸説あるとか。万葉集に出てくる歌が元になっているとも言われているらしい。山上憶良が万葉集で詠んだ「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝顔の花」というのが由来とも・・・。

春の七草はお粥が定番、秋の七草は目で見て楽しむ? 食欲の秋と言うのにネー。

秋の七草の覚え方  「はすきーなおふくろ」 「おすきなふくは」

=ハギ  =ススキ  キ=キキョウ  =ナデシコ   =オミナエシ
  =フジバカマ  
ク=クズ・・・・・( ハスキーなオフクロ)

2020.09.28
(月) 「もったいない」

モッタイナイ(勿体無い)とは、物の本来あるべき姿がなくなるのを惜しみ、嘆く気持ちを表しているとのこと。もし、モッタイナイということばを説明せよと言われたら何と答えていいのか・・・迷います。知っているようでもその本質は簡単には説明しにくい奥のある言葉?

◆広辞苑で「もったい=勿体ない」牽くと
   神仏・貴人などに対して不都合である・ふとどきである
   過分畏れ多い かたじけない ありがたい 無駄にするのが惜しい

元来は仏教用語で、「かたじけない」などの意味で使用。今は転じて一般的には「物の価値を十分に生かしきれておらず無駄にしている状態・行為を戒める」意味で使われているとのこと。

◆ラジオを聞きながら歩いていると、今日は何の日のコーナーで「もったいない」の言葉を世界に広めたアフリカのワンガリ・マータイ女史が亡くなった日とのこと。
女史は毎日新聞社の招聘で日本を訪問したこともある。かつては物を大切にすることが美徳だった日本、「もったいない」の美徳はどうなったのか・・・・。今や「もったいない文化」は日本から消えてしまい、使い捨て文化がはびこっているような気もします。マータイ女史に顔向けできません。

◆粗大ごみ・燃えないゴミを出す日のゴミ置き場は、まだ十分使えそうな家具・布団・調度品に衣類・書籍・自転車などが山ほど出されます。

2020.09.27
(日) かかし

酷暑に辟易させられた夏も終わり、ここ何日か、ようやく秋を忍ばせる涼しさを感じながらのウォーキングです。おかげさまで今月もウォーキングに休日はありませんでした。一日のノルマは2時間。

日本は「みずほのくに=瑞穂(みずほ)(くに)」、みずほとは「稲」のこと。秋を感じるのは何と言っても田園が黄金に波打つ風景です。昨日もウォーキングで田んぼの広がる稲作地帯を歩いてみました。朝日が射しこむと、まさに黄金色の絨毯を敷き詰めた感があります。うっとりさせられる景色です。
稲穂は重たそうに頭(こうべ)を垂れ、案山子(かかし)がのんびりと佇んでいます。

昨朝は「案山子」の唄を口づさみながらの2時間のウォーキングでした。気持ちが晴れ晴れします。   

  ♪山田の中の 一本足の案山子
   天気のよいのに 蓑(みの)笠着けて
   朝から晩まで ただ立ちどおし
   歩けないのか 山田の案山子

  ♪山田の中の 一本足の案山子
    弓矢で威して 力んで居れど
    山では烏が かあかと笑う
    耳がないのか 山田の案山子

2020.09.26(土) 難読にチャレンジ

できるうちにと思って、昨年は息子や孫の写真整理に取り組み・・・というか、何を廃棄するか保存するか・・・悪戦苦闘で何とかやりとげました。

写真アルパムの整理・・・・平爺、カミさんのアルパムに手を付けました。「原則は捨てる」これがまた自分でもびっくりするほどの量、「写真の整理でもするか・・・」気安く口にする量ではない。「整理」というより廃棄作業。写真気ちがいでもないのに、よくも同じような写真を撮りまくったもの?今年も残り3ケ月、頑張らなくては・・・・。

◆登山が趣味の関係で北海道・九州など何回も行きました。遠征の脚はマイカー。カーナビもないころ、地図帳を頼りに走りまくりました。地元で道を訪ねるとき、地図の地名が読めないと北海道などは大変。アイヌ語に日本語を当てたような地名が多いのです。登山口へたどりつけば、それで登山は成功したようなもの・・・ふとそんな昔を思い出しました。

下記は北海道の地図に載っている地名や山名などのごく一部です。いくつ読めるでしょうか。

  羊蹄山(しりべしさん)  納沙布(のさっぷ)      寿都(すっつ)
  倶知安(くっちゃん)   積丹(しゃこたん)     占冠(しむかっぷ)
  和寒(わっさむ)     音威子府(おといねっぷ)  枝幸(えさし)
  平取(びらとり)    新冠(にいかっぷ)      月寒(つきさっぷ)
  音更山(おとふけさん) 足寄(あしょろ       弟子屈(てしかが)

2020.09.25
(金) 時化(しけ)る

リンゴ園を守るニセ鷹
逃げないように?紐でつないであります

12号台風は熱帯低気圧に変わり、どうやら安じたよううな大きな被害もなく通り過ぎたようです。ヤレヤレ・・・よかった。

◆台風などで海が荒れるさまを、メディアは「しけ=時化」とか「大時化」いう表現をしますが、海なし県信州に生まれ育った平爺には、荒れ狂う海をこの目でみたことはありません。 幸いというべきでしょうネ。

◆暇つぶしに「時化(しけ)」を広辞苑で牽いてみました。
『時化は当て字で、悪天候のため海が荒れること。気象学では波高が4メートルを超えること。悪天候のため波が荒れて魚類のとれないこと・・・云々」 あっけないほどの解説?

シケてて財布は空っぽさ。平爺の話もシケタことばかりm(__)m


2020.09.2
4(木) 米の収穫期

稔の秋

「米」と言ってもアメリカ合衆国のことではありません。日本人主食のコメのこと。米と言う字を分解すると「八十八」・・・収穫までに88回も手をかけるからとか・・・以前は苗代作りから始まって田植え・稲刈り・脱穀まですべての作業を人の手で行ってきました。
今の季節、田園地帯を歩くと、まさに黄金(こがね)波打(なみう)つ景観。見飽きません。田植えをしてから4ケ月、稲刈りが始まりました。

◆おにぎり協会クイズ・・・一粒のタネ(もみ)から何粒の籾がとれるでしょうか? 答えは「500粒」ほど。つまり500倍になります。
4月 苗代で苗を育てる ⇨5月 育った苗を水田に植える ⇨除草作業など  ⇨田から水を抜く⇨ 収穫

手塩にかけた結果が稔る秋です。豊年満作だとよいのですが。
      *****************************************************************
ウォーキングの際に稲穂を三ついただいてきました。一つの穂に何粒の実があるか数えてみました。

少ない穂・・・116粒  多い穂・・・146

苗を3本一株として植えると、分けつを繰り返して一株20~30本となり、その数だけ稲穂が実ります。つまり一株で1000粒以上の稔りとなります。

食べ物を惜しげもなく捨てる・・捨てることが美学のようにさえなっている昨今、茶碗に一粒残しても叱られた昔が懐かしい。

2020.09.22(火) 秋分の日

今日は秋分の日、昼夜の長さが同じになる日。 長野は

    6月中旬  日の出 4:28   日の入 19:07
       9月下旬  日の出 5:33   日の入 17:49

日課のウォーキング出発を30分ほど遅らせていますが、それでもまだ外は真っ暗。

「秋分の日」を内閣府の「国民の祝日について」を見ると
“先祖をうやまい、なくなった人々をしのぶ日“となっています。その趣旨から言えば「お彼岸」と呼ぶ方がピンとくるような気がします。何はともあれ墓参りを・・・と言いたいところですが、両親の眠る墓はちょっとお参りにというには遠すぎます。ましてや運転免許証を返納してからは、遠出することが億劫になってきました。

平爺と妻の母親の遺影は我が家にも飾っていますが、父親の方はなし、差別する気はありませんが、どうも男の方が「割りを食っている」ような気がします。平爺もあの世へ行ったらそうなるのかな~。死んでしまえば何もわからない、まあいいか()・・・普段はこんなことは書けませんが、お彼岸だから良しとします()
追記 「人は死ねばゴミとなる」と言ったのは、故伊藤栄樹という元検事総長。

◆一輪だけだった庭のヒガンバナ、お彼岸に合わるように競って咲きだしました。

2020.09.21(月) 祝日

今日は敬老の日。よもやま日記もお休み?

いつの間にか平爺も押しも押されもしない老人の仲間。めでたくもありませんが、老人の日に免じて、今日の日記はお休みとさせていただきます。
普段と変わらない一日ですか、晩酌をいつもより少しだけ多めに・・・それだけで充分、不満はなし。

男子の平均寿命

全国・80.77歳  長野県・81.75歳(全国第二位)ちなみに第一位は滋賀県。

平均は超えていますが、もうこれでいいよ・・・とは思っていません(笑)もう少しがんばろうかな~。
ちなみに平爺は83才
7ケ月、全国平均を3歳も超えています。バンザ~イ

2020.09.20
(日) 彼岸花・曼殊沙華

今朝のウオーキングは2時間5分、気温16℃。秋を感じる肌寒さでした。

◆カレンダーは、昨日から4連休・・・何の日だったかな~

  19日土曜日  20日日曜日  21日敬老の日  22日秋分の日

 ヒガンバナ  曼殊沙華

どうして春分の日秋分の日が国民の祝日? 昼と夜が同じ時間になるからお祝いする? ピンとかないな~ どうしてその日に墓参りをするの? 平爺にはとても不思議です。
昔は春のお彼岸、秋のお彼岸と言って、ご先祖の御霊に感謝のお参りをする日だった? それなら「お彼岸の日」と呼んだ方が分かりやすい気もします。

お彼岸の記憶と言えばおはぎを食べられたことだけ・・・食糧難の時代に育ちましたから意地汚いのは仕方ありません。
理屈はどっちでもいい・・・サラリーマンにとっては「休日」ということに意味がある?

【追記】現在居住している我が家の庭には、越してきた当時、秋になると何輪かの彼岸花が咲いていたよう気がします。手入れ不行き届きのためか、今年は弱弱しく一輪咲いているだけ、写真は野に咲く花。子供の頃、ヒガンバナは気持ちの悪い花という印象だったのを覚えています。
ヒガンバナの花言葉は
「情熱」「諦め」「独立」  別名「曼殊沙華」 

昔流行った流行歌・・・・ 平爺が生まれたころ、1939年の唄。今も何とか唄うことができます
  
「長崎物語」
    ♪赤い花なら 曼珠沙華(まんじゅしゃげ) 阿蘭陀(オランダ)屋敷に 雨が降る
    ♪濡れて泣いてる じゃがたらお春 未練な出船の ああ 鐘が鳴る ララ鐘が鳴る


2020.09.19
(土) 足は第二の脳・第二の心臓

春夏秋冬365日、休日なしでウォーキンを続けている平爺。

天高く・・・

「今日は休みたいな~」と思ったことはまずありません。今日も歩けたというだけでうれしい。単調な運動だからこそ、歩きながら頭の中はさまざまな雑念がゴチャゴチャと入り惑います。
よもやま日記のネタを考えたり、黄金に染まった田んぼに見とれ、きつかった昔の農作業を思い出したり・・・さまざまな古い記憶がよみがえります。

毎日2時間あまり、休むことなく酷使しているこの脚(足)、ふと「足は第二の脳」という言葉を思い出しました。気まぐれにネットで「足・脚」を検索してみました。納得的なブログからその一部を拝借。


◆「脚は第二の脳」そして「第二の心臓」 
歩くことが健康にいいことは周知のこと。アンチエイジングの世代のみならず、若い人々の健康にも大切。あまり歩かないと人は、20代から脚の筋力が低下、やがて体全体の健康にも影響が及ぶということです。
自宅のちょっとした段差につまずいたり、バスの急停車で転びそうになったり・・・バランス力にも影響が。そして心臓のポンプは機能低下、「血液循環にも過重な圧力がかって、血管の老化が進むかもしれない・・」云々

◆脚は第二の脳・・・つまり足裏のセンサーから、脳に多くの情報が伝わることで、脳も活性化するとのこと。脚は第二の心臓というのは、脚の筋肉の収縮によるポンプ作用で、血液が心臓に戻りやすくなり、心臓の負担が軽くなることを意味していると言われます。つまり脚は、シンゾウ君の手助けという重要な役割を担っているわけです。

とにかく高齢者はせっせと歩くことが大切、平爺も運転免許証返納から半年余、悔いはなく自分の足だけを頼りに生きています(笑)


2020.09.18
(金) 秋めく

急に秋めいてきた感じ。もう30度を超える日はなさそう。

暑さ嫌いの平爺には待ちに待った秋。ああ・・・ようやく夏が終わったな~。ほっとしています。夜も、タオルケットをかけないと寒いほど。

9月の気温

 

3日

5日

8日

10日

12日

14

15

16

17

最高

35.5

33.4

35.8

28.6

29.5

27.6

27.5

27.1

 29.0

最低

26.0

24.9

25.5

19.8

21.4

20.3

18.8

18.0

21.2

線路脇に咲くタチアオイ?

盆が過ぎても猛暑のおさまる気配はなく、この残暑はいつまで・・・。秋が来てくれるのかな~案じていましたが、季節はきちんとめぐってきて、10日過ぎから急に秋の気配が進んでいます。コウロギの合唱も勢いづいている気がします。ゴーヤ、キュウリ、ナスなど、家庭菜園の夏野菜もそろそろ終わり、いやになるほど食べさせてもらいました。

ここ1週間ほどはウォーキングに気持ちいい気温。少し速めに歩いてもほとんど汗はかきません。夜明けどきの風は、ひんやりとしてとりわけ爽やか。「ああ・・・秋だな~」心身とも最高の気分。今年の猛暑も過ぎてしまえばを忘れてしまいます。


2020.09.17(
) 二百十日・二百二十日

黄金波打つ実りの田

「にひゃくとおか」 「にひゃくはつか」 と読みますが、今どきの若い方は????? 何のこと・・・でしょうネ。
立春から数えて210日目、あるいは220日目。すなわち91日頃、または910日頃、稲の収穫時期を狙いうちするように台風が襲来したものです。
農民が汗水流し、精魂こめて育てた作物が、風雨になぎ倒され、水に浸かり、果実は落果してしまう。残酷な自然現象。

子供の頃「今年の二百十日はどおずら(どうだろうか)・・・二百二十日はどうずら・・・」と心配し、稲刈りが終わるまでは無事でありますようにとただ祈るのみ・・・。二百十日・二百二十日というとそんな昔が思い出されます。
風雨になぎ倒された稲は、収穫作業に倍も時間と労力を要する大作業になります。

以上は旧暦によるものですが、今の稲作は品種改良で収穫期も早まっていると思います。ふと、大変だった昔を思い出しました。

2020.09.16(
) ♪ リンゴの歌
 

リンゴ畑が広がる道を歩くのは実に気持ちいい・・・思わず並木路子の「リンゴの歌」をハミング。作業をしているおばさんに「写真を撮らせてください・・・」と頼んだが、固く辞退されてカメラにおさめることが出来ず、たわわに実ったリンゴだけ撮ってきました。

◆昭和20815日(75年前)、連合国に対して降伏を表明、翌月92日、ミズーリ号甲板において無条件降伏文書に調印して戦争は正式に終結しました。敗戦国日本はこれからどうなるのだろうか・・・日本本土に上陸した連合軍兵士は、女性を片っ端から性の餌食にするとか、あらぬ噂が飛び交い、まさに日本中がパニック状態。

混乱の中で巷に流れたのが不安を忘れさせるような明るい歌・・・それが並木路子の歌った「りんごの唄」です。ラジオを通じて、あっという間に全国津々浦々に広がり、日本中この歌が唄われたのでした。まさに「明るく元気にガンバロウ-」その気持ちをぶっつけるような大流行でした。

リンゴ畑を歩いていると、75年前のあの頃がよみがえります。 どれだけ励まされか・・・。

♪赤いリンゴに口びるよせて だまってみている 青い空
    リンゴはなんにもいわないけれど リンゴの気持は よくわかる
    リンゴ可愛(かわ)いや可愛いやリンゴ

♪あの娘()よい子だ気立てのよい娘 リンゴによく似た かわいい娘
    どなたが言ったかうれしいうわさ かるいクシャミもとんで出る
    リンゴ可愛いや可愛いやリンゴ

♪朝のあいさつ夕べの別れ いとしいリンゴにささやけば
    言葉は出さずに小くびをまげて あすもまたネと夢見顔
    リンゴ可愛いや可愛いやリンゴ

♪歌いましょうかリンゴの歌を 二人で歌えばなおたのし
    みんなで歌えば なおなおうれし リンゴの気持を 伝えよか
    リンゴ可愛いや可愛いやリンゴ

認知症介護施設のボラでもよく歌います。

2020.09,15() 古い10年日記

 
昨日は、未明4時から2時間余のウォーキング。
毎日1時間弱の昼寝が習慣になってしまいましたが、昨日は睡魔に襲われて9時半から40分、昼食後また1時間ほどの昼寝。平爺もいよいよ・・・このまま推移すると間違いなく認知症・・・それだけは勘弁してもらいたいが神様が許してくれるかどうか(笑)

過去10年間、915日は何をしていた?記入する欄が一日4行しかない10年日記を開いてみました。
     

 
 暁光―志賀高原の笠岳・横手山

   2010年 認知症介護施設ボラ
   2011
年 米子奇妙山登山4時間 畑作業
   2012年 ランニング30分・水彩展鑑賞 畑除草
   2013年 畑作業種まき
   2014年 ウォーキング65
   2015年 ウォーキング55
   2016年 ウォーキング1時間50
   2017年 ウォーキング1時間20
   2018年 ウォーキング2時間5
   2019年 ウォーキング2時間 庭の芝刈り

日記らしい記述はほとんどなし。毎日同じパターンで過ごしてきたのを再発見?長くもない残りの人生もその繰り返し?無事に繰り返すことができたらそれで良しとするか(笑) ほかに何を望むことは???

2020.09.14(
) もう一ケ月・・・

認知症介護施設のボランティア、新型コレラの感染を考慮して、8月中旬から夏休中。もう1ケ月が経過しました。お互いに感染しても、させられても大変です。復帰のタイミングをはかっていますが、依然として安心できる状況とは言えず、夏休みは続いています。

稔の秋

◆このボランティアも10年目。当初10名ほどでスタートしたメンバーも一人かけまた一人かけ、2年目には平爺一人だけに。続けるということは難しい。平爺の座右の銘は三つあり、そのうちの一つが「継続・つづける」です。

 コロナ感染はいまだに安心と言う状況にはなく、緊張が解ける段階には至っていないようです。。
ふと、施設利用のお年寄りたちの顔が目に浮かびます。「どうしてるかな~」・・・中には帰らぬ人となった方もいるかもしれません。一日も早く一緒に歌を唄ったり、ゲームをしたりする日が来るとうれしい。

ボラが生活の一部になっていたことを、今になって再認識しています。今月中に再開できるかな~・・・平爺には貴重な社会とのつながりですから。満85才までがんるつもりです・・・・。

2020,09.13(
) ヘルメット

電動自転車購入から半年が過ぎました。事故防御のために先日「ヘルメット」を購入しました。

電動自転車で転倒、頭を強打して大ケガを負うケースが多いようです。地元警察の電動自転車事故防止の講習会に参加,その際にもヘルメット着用を強く指導されました。
7000円ほどで安全が担保されるなら安いもの、保険だと思って購入。83歳のジジイがヘルメットとは・・・かなり違和感はありますが、見た目は普通の帽子、そのうちに慣れるでしょう。

◆運転免許証の返納後、老人介護施設への週2回の通勤?が主目的の自転車でしたが、何回か試走してみたものの「怖さ」に負けて結局電車と徒歩、片道1時間近くの徒歩が続いています。やはり自分の脚がいちばん安全・・・?

結局のところ、自転車は近隣の買い物や、風を切って走る快感を享受すペく、千曲川堰堤のサイクリングロードを走ったり・・・ただの遊び道具。自転車専用道路を、1日一回、30分~40分、風を切っての自転車もおつなもの()


2020,09.12(土) 本日の日記は、都合により・・・イヤ失念していました。

     めったに休むことはないのに、これという理由もなく休むのは 「年のせい・・・」
     せめて85才まではと思っていますがだいじょぶかな~。自分では下書きも出来
     あがり、サーバーへアップロードしたつもりでした。


2020.09.11(
) 夏の暑さにもまめげず・・・

暑い暑い夏でした。爽やか信州も8月は連日30℃超え。うんざりするような暑さ、最高は体温とほぼ同じ37.2℃、連日クーラーをかけたまま寝ていました。

少しでも涼しいうちにと思い、日課のウォーキングは寝静まった未明、遅くても4時にはスタート。一日も休まず続けてきました(ただし817日は検査入院のため、やむを得ず休み) 最低は1時間40分、最高は3時間15分。汗をかきかきよく頑張ったな~()

「早く来い来いさわやかな秋 ・・」終の棲家、長野へ越してきてから18年になりますが、いちばん暑い夏だったような気がします。

それでも季節はめぐって、昨日はこの夏はじめての30℃割れの29℃、涼しいという感じでした。猛暑の夏もようやく終りを告げそうです。日課のウォーキングも爽やかな気分でがんばれそう。

そうそう、ひとこと自慢を。猛暑にもめげず、今年も元旦以降、ウォーキングを休んだのは、検査入院した一日のみ。それなりにガンバってます。今の平爺が自慢できることは唯一それだけ() 
(8月のウォーキングは合計57時間でした・・・例月より10~15時間ほど少ない時間です)

◆昨夕は何日ぶりかの気合の入った本格的な夕立ち。暑さに打ちのめされていた体が、いっぺんに目が覚めた感じ。雨後の爽やかな空気を吸って40分の自転車・・・生き返った感じ?

2020.09.10(
)  富士山には月見草がよく似合う

太宰治、富岳百景のあまりにも有名な一節「富士山には月見草がよく似合う」 雄大端麗な富士山だからこそ、可憐な花がよく似合う、ということでしょか。花は夜咲いて、朝には散る草花。

 オオマチヨイグサ?

千曲川の堰堤などには、草丈の高い先端にたくさん黄色花をつけています。「富嶽百景」に出てくる「月見草」は、待宵草ではないかとも言われているようです。

  ツキミソウ・マツヨイグサ・ヨイマチグサ・オオマチヨイグサ

ややこしくて平爺にはおぼえられませんが、雰囲気だけは想像がつきます。
草丈が大人の背丈ほどもあるのがオオマチヨイグサだと思います。名前は知らなくても、花の美しさは伝わってきます。名前を詮索したり、無理して覚えることもないと思っています。キレイなものはキレイというだけで良し。
朝方、千曲川沿いに咲いているのは前日の夕方に開花した花、翌日の昼にはしぼんでしまうらしい。


2020.09.09() シラサギ?

九州の水害被害のニュースを聞くと、昨秋の千曲川氾濫が頭に浮かびますが、その千曲川も今は静かにゆったりと流れています。
ウォーキングで、千曲川に架かる1kmほどの長さの村山橋を歩いていると、欄干から夜明けの水辺に、スマートなシラサギ?が1羽、飛び立ったり、戻ったりを繰り返しています。多分獲物の魚をねらっているのだと思います。橋の欄干にもたれて、しばらくその様子を眺めていました。


初夏の頃、千曲川畔には期間限定の「つけば小屋」という風流な掘っ立て小屋がたち、ウグイを焼いて商う店が出ます。一度食べに行きたいと思いつつ、もう20年近くもたってしまいました。


千曲川と言えば 島崎藤村の「千曲川旅情の歌」が浮かびます。

千曲川のほとり 


   昨日またかくてありけり 今日もまたかくてありなむ
   この命なにをわずらう 明日をのみ思ひわづらふ
  
   いくたびか栄枯の夢の 消え残る谷に下りて
   河波のいざよふ見れば 砂まじり水巻き帰る

   嗚呼古城なにをか語り 岸の波なにをか答ふ
   過し世を静かに思へ  百年もきのふのごとし
  
   千曲川柳霞みて 春浅く水流れたり
   たゞひとり岩をめぐりて この岸に愁を繋ぐ

このほかに、藤村の詩で千曲川を歌った「小諸なる古城のほとりがあります。
https://www.youtube.com/watch?v=LZ7QvaOQY08

2020.09.08(
)  「白露=はくろ」

天高く・・・

昨日は二十四節季の「白露」。秋分の922日までの15日間ぐらいを指すようです。

暑さ寒さが入れ替わり、草などに朝露がつく季節。秋の前兆でしょうか。
9月に入っても最高気温が連日33℃を下回らず、早く来い「秋」の心境でしたが、白露の昨日(7)ようやく31℃まで下がってほっと一息。
日課の早朝ウォーキング、23度下がっただけで、かく汗もだいぶ違うような気がします。このまま秋に向かってくれるかな・・・・。

◆6月、夏至の頃の日の出は4時半、ウォーキングに出かける4時ころには、足元はかなり明るくなっているのに、今は5時過ぎてからようやく明け始めという感じ。
これからは、暗い道をただ黙々と歩く時間が多くなってきます。星や月が道連れ・・・とりとめもないことを頭に浮かべ、トボトボと歩きます。無念無想?そんな恰好良さではありません。さまざまな雑念が脳裏を行ったり来たり。それもまた良し・・・有意義な時間かもしれません。ただいま4時になるところ、外はまだ真っ暗。そろそろウォーキングに出かける時間が近づきました・・・・。

2020.09.07(
) なぜ総選挙ではないの?

小さい秋 見つけた

ここ何日かのメディアは、自民党内の次期総裁(総理)選びと、台風のニュースで、相互に視聴率を競いあっているようです。問題も多かった安倍総理が退陣、次期自民党の総裁選びは日本の総理大臣選びでもあります。

相撲で言えば行司が仕切らないうちに勝負あり・・・。日本の総理大臣を誰にするか・・・・重要な選択に一般国民は針の先ほどもかかわることが出来ない。数の原理で、国会議員の半数以上が自民党。総裁が自動的に次の総理大臣となる・・・考えてみれば何か腑に落ちない

◆一国の総理大臣が退陣したら、ただちに解散総選挙を実施して次の担い手をえらぶ。それが当たり前のような気もしますが?、国民は門外漢として指一本触れることもできず、遠見の見物。何かすっきりしません。
理屈のとおらない無理な注文とは思いつつ、つい書いてしまいました。

九州地方を襲った強烈な台風、被害の少ないことを祈るばかりです。

2020.09.06() カエル再会

超ド級の台風が来襲している最中、小さな蛙(カエル)の話題などしていたら叱られそう・・・。

4 ケ月ぶりの再会 :雌雄の区別はつきません

今年の初夏、我が家の庭にアマガエル2匹を発見?
5月4日のよもやま日記に、茶色と緑色の2匹の写真が載せてあります。

それから4カ月、カエルの姿はまったく見かけませんでした。もっと住みよいところへ引っ越したものと思っていました。

4日ほど前、鉢植えの花に水やりをしていると、何とミドリ色のアマガエルが・・・間違いなく春に出会ったあのカエルに違いないと確信。水をかけてやると、葉陰に身をかくしてしまいました。
その4日後、先日のミドリ君から10メートル以上離れた植木鉢に茶色のカエルを発見。まぎれもなく春に見たカップル?の片方に違いありません。
2匹とも、よくぞ雨も降らない酷暑の夏を生き抜いたもの。2匹はときどき庭の中でランデブーをして励ましあって生き抜いたのかもしれません。花に集まる小さな虫を食べていたのかもしれません。カップルなら、子孫を残しているかもしれません。

その後、注意していますが姿を目にしていません。寒くなったら土に潜って冬眠するのでしょうか。家賃はいりません、どうぞゆっくりしていって・・・()

1日も欠かさない花の水やりが、2匹のカエルにはきっと居心地よかったのでしょう。

2020.09.05(
)  菜の花や 月は東に 陽は西に

「夜明け前」と聞けば反射的に頭に浮かぶのが島崎藤村の長編小説「夜明け前」。

一昨日、いつもどおり夜明け前の4時半、日課のウォーキングに出発。東方の山の稜線上には、曙光の前触れのような赤味がかった雲。西の空に目をやると満月が山の端に落ちてゆく。
この時間帯は暑いという感覚はなく、歩きなれた田園の道を軽快?に西の方向に歩を進める。単独ウォーカー に何人かすれちがいます。元気よく「オハヨウコザイマス」の声掛けは欠かしません.返答率?は90%くらい。ほとんどの人から「オハヨウ」がかえってきます。

背後に連なる東の山の稜線上は、太陽が赤く鮮やかに染め始める。進行方向の西には山の端に沈んでいく満月・・・何とも贅沢で風流な気分。自然と頭に浮ぶのは与謝蕪村の句。

  「菜の花や 月は東に 陽は西に」

月と太陽の位置が蕪村の句とは東西逆ですが、夜明け前の風流な気分に変わりはありません。黄色い菜の花がないのが残念ですが、大きな得をした気分で2時間のウォーキング、少し汗ばんで終了。早起きは三文の得?

2020.09.04() 台風シーズン

「台風」という宿命を背負った日本列島。

沖縄から九州西方をかすめて北上した台風9号。一難去って・・・・次の大型台風10号が小笠原海域で勢力を蓄えながら北上しているとのこと。台風の当たり年にならないことを祈るばかりです。
当地直撃はないようですが、非常持ち出し袋を見なおさなくてはと思っています。

◆昨秋、千曲川の堤防が決壊、広範囲にわたって甚大な被害を被った地籍を歩いてみました。建て替えて新築住宅に生まれ変わった家、家屋を取り壊して更地のままのところ、傾き放置され風雨にさらさられている無人の家・・・地域が元の姿に復元するのはいつのことか・・・事情はそれぞれのようです。

河川敷のリンゴ畑、所によっては一木も残らない殺風景なところもあります。新しく植樹して以前の姿に戻るのかどうか。その気力も萎えたままの果樹農家もあると思います。
あの台風がなかったら、今頃は赤く色づいてきたリンゴが一面に広がっていたはず。以前、無料で借りていた畑は、水害を受けたリンゴ畑に囲まれた一角でした。


2020.09.03(
) 無題

脈絡もなく ふと子供のころを思い出しました。12ケ月は30日と31日の月があります。(2月は例外で28日か29日)

小学校へ上がったころかな~、大の月(31日の月)と小の月(30日の月)がなかなか覚えられない。

せっかく覚えてもしばらくすると忘れてしまう。そのとき年寄りから教わったのが小の月は『西向くサムライ』と覚えるのがコツ。

西向くサムライ ⇨ にしむくさむらい ⇒ 2・469・サムライ・・・これが小の月
11は武士の『士』で、この『士』を分解すると「十と一」これで大の月と小の月を間違えずに言えるようになったのを思い出しました。

◆1997年の今日、巨人の王貞治選手が756号ホームランを打ち、世界最高記録を塗り替えた日とか。平爺はアンチ・ジヤアンツでしたが、なぜか王選手だけは好きでした。

2020.09.02(
) ボランティア復帰はもう少し先に

今日は何曜日?・・・コロナの関係で週2回のボランティアを休業して1カ月。そのために曜日関係なしの毎日、曜日感覚もマヒしています。こんな生活をあとひと月も続けたら、平爺はほんとうにボケてしまうかもしれません。

秋をしのばせるリンゴ園の一画

◆一日も欠かさないこの「よもやま日記」、子供の日記のようなものですが、そのおかげで月日・曜日の感覚がかろうじて保たれています。認知症防止の砦?平爺が正気でいられる最後のルーツ・薬?
アクセスしてくださる方々には感謝でいっぱいです。

もう一つは毎週火・水曜日の認知症介護施設へのボランティア訪問も同様です。自分自身のためのボランティアだと思ってほとんど欠かさず通ってきました。

◆コロナ蔓延により、感染のおそれがなくなるまでと言うことで、8月上旬からボラ活動を自粛中。ときどき「施設のお年寄りたちはどうしているかな~」と頭に浮かびます。流行がおさまって心配のなくなるのを心待ちしています。このボラも、あと頑張っても満85歳まで・・・あと一年半ほどが限界かな~と思っています。 

コロナが収まり、ボラに通える日が来るのを心待ちにしているこのごろです。


2020,90.01(
)  騒動
  稔るほど
    頭をたれる 稲穂かな

降って湧いたような安倍総理大臣辞任事件? 政権与党は蜂の巣をつついたような大混乱、まさに事件です。
新聞もテレビも・・・メディアはこんなに美味しいネタはないとばかりに後継選びの話題で持ちきり。まるで政争の感があります。

一般国民とは別次元のところで、ああだこうだ・・・と大騒ぎ。いっそのこと抜き打ち解散をして、最初からやりなおしたらすっきりするような気もするが。
一口で言ってしまえば、与党自民党内の権力闘争?言葉を換えれば骨肉の争い。残暑厳しい中をご苦労なことです。

◆暦の上では、昨日(8月31)は「二百十日」、子供の頃に台風の襲来がよくある日だと聞いたおぼえがあります。
九州方面に台風が接近しているらしい。豪雨で辛酸を舐めた九州、台風被害が追い撃ちをかけないことを祈ります。

 前月へ  翌月へ  『がん・人工肛門からの出発』トップヘ  『山岳巡礼』トップ