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2021.12.31() 大晦日 ・ 御礼 

今朝は新雪を踏んで1時間30分のウォーキング。今年も休日なしで早朝ウォーキング続け、大晦日を迎えることができました。健康に感謝です。
八十路の坂に取りついて半分が経過、何とか人様の手をお借りせずに過ごしてきました。

この一年をふりかえっても、これという大きな出来ごともなく、平穏無事に大晦日を迎えられたことに感謝。


ふと脳裏をかすめる言葉は
 「人は生まれるときも一人 死ぬときもまた一人」 
所詮人は孤独なもの・・・そのことぱが
年の瀬にはことさらに身に沁みます。老いの坂道をとぼとぼとたどる老人の共通する姿かもしれません。
大晦日にふさわしくないことを綴って申し訳ありません。大過なく過ごせた一年に感謝しています。
 

◆今朝、1時間半のウォーキングのあと雪かき・・・何とか健康を持ちこたえられた1年でした。

御礼
  よまやま日記へお運び下さいましたみなさま、一年間ありがとうございました。
  どうか良い年をお迎えください。
  新年が皆さまにとって穏やかな年でありますようお祈りいたします ―平爺ー


2021.12.30(
) 一理塚
 

狂歌 「門松は  冥土の旅の 一里塚 めでたくもあり ・・・ 

 寒 月

あまりにも有名な小林一茶の狂歌。「冥土」とは死後の霊の行く世界。俗に言えば「あの世」 
◆めでたいはずの門松も、立てるたびに年を重ねるから、また一歩死に近づく道標のようなもの?
狂歌のつづきは「・・・めでたくもなし」

いかにも一茶らしい。イヤミはまったく感じません。さらりと素直に頭へ入ってきます正月早々から書くような話ではないので、その前に書かせてもらいました。

◆年の暮れの寒波、一昨日早朝は-9℃の厳しさ。
あと一日で365日休日なしのウォーキングが完了。平爺さん・・・よくガンバッタね~
・・・自分で自分を褒めてはお笑いですね
誰も褒めてくれないから、せめて自分で褒めてあげないとかわいそう()
(昨日のウォーキング 1時間10分 自転車0 )

2021,12,29(
) 気の抜けた年末年始

雪 景 色

今日も入れて今年も残すは3日だけ、過ぎてみれば早いもの。
この正月は孫も来ませんし、老夫婦二人だけ。静かすぎる正月になります。
例年だと孫娘たちの来宅を楽しみに、オセチ材料の買い出し、ねじり鉢巻きでお勝手にこもっていたカミさんは、この正月は様子が違います。台所にこもって「あれを食べさせてやりたい、これも喜ぶに違いない・・・」
それこそやる気満々で動き回っていたのに、この暮れは何となく元気がありません。何を作っても食べるのは料理をした本人と、味もよくわからない「味音痴」の平爺の二人だけ。

平爺も家の内外をきれいにして、気持ちよく迎えようといういつもの気力がありません。年末に相応しくない ふだんと変わらいな時間が、ただ過ぎていきます。
コロナの関係もあるとはいえ、老夫婦二人だけの寂しい年末年始です。

(昨日のウォーキング 1時間15分 自転車35 )

2021.12.28(
) 松飾り

我が家の松飾り

日本列島はまれにみる寒波・大雪との報道。寒さは零下10度にせまるものの、雪は思ったより少なく、ウォーキングはいつもと変わりなくできてヤレヤレ・・・。

今日はお正月の松飾り。しめ縄は近隣のおじさんが手作りしてくれたので、それを門、玄関、神棚に飾り付けるだけでほとんど手間はかかりませんでした。

うろ覚えですが、子供のころ、確か28日か30日に松かざりと餅つきをやっていたような気がします。裏山へ行ってサカキと松の枝を取ってくるのが子供の役割だった記憶があります。

飾り付けはなぜ28日か30なのか・・・

29日は 「二重苦」と重なって縁起が悪い
   31日は 「一夜飾り」で縁起が悪い 

28日・・・「8」は「八」・・・末広がりで縁起が良い日ということのようです。敢えて逆らうこともないので我が家も末広がりの28日を恒例にしています
(昨日のウォーキング 1時間35分 自転車0分 )

2021.12.27() バカの一つ覚え・・・早朝ウォーキング 

 ウォーキングが終わるころ
   白銀が陽にかがやいてきます

夜明けがいちばん遅い時期です。夜が明けたかどうかは関係なくウォーキングの時間がくれば自然に目がさめます。その時刻は概ね4時ころ。ためらいはなくガバッと布団から出ます。
身支度をした上で前夜準備しておいた「よもや日記」をアップロードしてからウォーキングに。365日変わわらぬ日課。 

昨朝、一歩外へ出るとブルッと震える冷気、月もない夜の帳の中、日課のウォーキングスタート。暗くても段差やデコボコはたいていわかっているので、つまずいたりすることはまずありません。
いつもよりやや早いペースで歩けば、寒さはすぐに苦にならなくなります。1時間~2時間歩いてくると体は温まり、今日もノルマを果たしたという満足感に浸れます。
363日変わることのない決まったパーターンの日課・・・よくも飽きず続けているものです()

もしも、早暁のウォーキングが出来なくなったら、平爺はどうなるのでしょうか?
(昨日のウォーキング 1時間35分 自転車0分 )

2021.12.26(
) もういつくねると・・・♪

あと六つ眠るとお正月・・・振り返るとあっと言う間に時が過ぎ去ったという感想。
昨日は最高気温が0℃すれすれ、寒い一日でした。
 

◆平爺のウォーキングルートはいいろいろ、久しぶりに掲示板のある寺院の前を通りました。

  新たなことに 気は移り
    
今年も暮れて 空しく終わる


空しさが加速したような・・・真の意味は?
過ぎたことは過ぎたこと、気持ちは既に明日へと移っている?

残すは数日。でも特別やり残したこと、思い残したことがあるわけでもなし・・穏やかな新年を願うことにします。
(昨日のウォーキング 1時間35分 自転車35分 )


2021.12.25(
) 年賀状の手抜き
 

師走の声を聴くと「年賀状の準備をしなくては・・・・」一―――

 
墨絵のような道祖神

一昨年まではその準備に気が重かったが、昨年は大幅に縮小させていただき、今年はさらに縮小・・・おかげさまで楽をさせてもらいきまた。 

八十路の半ば。できることから身辺整理に取り組まなくては・・・手をつけるのもためらうような写真アルバムの整理、不要となった登山用具の処分。年賀状のやりとり縮小。おかげで今年は気の抜けたような暮れ。ふだんと何も変わりません。

年末年始、子供や孫たちの来宅予定もなく、改まった正月準備も不要。
正月飾りはご近所で親しくしているおじさん(と言っても平爺と同年代)の手作りの正月飾りをいただき、それを取り付けるだけ。暮れ・正月とは関係のない時間が流れてます。
(昨日のウォーキング 1時間35分 自転車35分 )

2021.12.24(
) クリスマスイブ
 

今日はクリスマスイブ・・・それって何? と聞く人はいないほど浸透しています。
一方、国民の大半が、最後にお世話になるのが寺院とお坊さんですが、仏教開祖のお釈迦様の生誕を祝う48日の花まつりを知らない人が大半だと思います。 

早暁 苅田の雪模様

それはそれとして、特に若者にとっては生涯でも思い出に残るXmasイブ、今日は大いに楽しむのでしょうネ。平爺の二十歳のころ、今ほどXmasイブと言って大騒ぎしていた記憶はありません。時は流れています。

コロナのせいで、あてにしていたXmas景気の稼ぎがふいになっとしまった・・・と肩を落とす商人も多いと推測。老夫婦二人だけのイブ、世間の動きとは無関係に、いつもと同じテレビでも見て、そのあとは電気アンカで温めた布団にもぐりこみ、眠気が兆すまで昨日の続きの本を読み、翌朝4時頃目が覚め、身支度を整えて凍てつく道をライとの光を頼り1時間半~2時間のウォーキング。こんな暮らしですが不満もなく、今日もまた静かに時は流れていきます。
(昨日のウォーキング 1時間10分 自転車40分 )

2021,12.23(
) 冬至
 

ゆずゆ

昨日は「冬至」、知っているのは「一年で最も昼間の時間が短い日」と「ゆず湯」に入る日ということだけ、難しいことはわかりませんが、webを見ると「ゆず湯に浸かる風習は、お湯に浸かって病気を治す「湯治(とうじ)」と「冬至」の語呂合わせからきている?
スーパーで柚(ゆず)を購入、一応ゆず湯には入りましたが、これで風邪もひかずに冬を越せれば安いものです() 

◆昨日は本年最後の認知症介護施設のボランティア。正月明けまで休ませてもらう旨を届け出てきました。
今年もほとんど休むことなく週2回(火曜日
・水曜日)のボラをやりとげました。ささやかなボラですが、それなりの達成感はあります。お年寄りたちと再会するのは松の内が終わってからです。

◆年が明ければすぐに満85才、いずれかのタイミンクでボランティア辞退の申し出をしなくてはなりません。平爺には大きな決断、どのように伝えたらよいのか今から苦慮しています。そのとき、お年寄りたちはどのような顔をするだろうか・・・勇気が要ります。
(昨日のウォーキング  3時間05分 自転車0  雪片付け35分)

2021.12.22() 満月と老い 

寒 月

一昨日未明、肌を突きさすような寒さ。湿った路面は凍てついて油断すると滑ってすってんころり。いつもより歩幅を小さく、足元だけに神経を集中してのウォーキングでした。
夜明け前にしてはいやに明るいな~・・・空を見ると大きな真ん丸お月様。寒さの源のような凍った月。

冬でないと味わえない月影に見とれていて足が滑ってツルッ・・・危ういところでリカバリーできました。
馴れてはいても、寒気厳しい冬の早朝ウォーキングはやはり厳しい・・・が、冬でなくては味わえない体験でもあります。

強がってみても所詮は80才台も中ば。いつまで未明のウォーキングが続けけられるのかな~ 根性だけで支えられる時間はもうないことは分かっています(笑)
(昨日のウォーキング  1時間45分 自転車0  雪片付け35分)


2021.12.21(
) 雪
 
  
処女雪を踏んで
ウォーキングの足跡
     ♪ やこんこ あられやこんこ          
       降つては降つては ずんずん
        山も野原も 綿帽子かぶり
              枯木残らず が咲く

本格的な積雪を目にして「いよいよ冬将軍到来か・・・」という気分・・・感慨?
子供だったら歌を唄い喜んで飛び回るところ。いつお迎えがきてもおかしくないこの歳になると「どうかつもりませんように・・・・」と願ってしまいます。
寒いと云っても昔とは大違い。一つのコタツに家族が寄り集まり、すき間風をこらえて冬をしのいだ昔とは大違いです。
介護施設のお年寄りたちと、窓の外の雪景色を眺めがら昔をしのぶ・・・・つらかった記憶が次々と出てきます。「昔のつらさを知っているから今がありがたい・・・」認知症になっても昔の記憶をしっかりと覚えています。
平爺だって、今を生きている幸せをしみじみと感じます。

雪の積もった日は「雪かき」、そのあとの好天は道の脇に寄せた雪をまたn道へ投げだして融けるようにする作業。降った日だけではなく、雪が融けるまで作業はあります。それでも雪の無い冬は寂しい。降るものが降ってくれてこそ冬だし春を待つ気持ちがわかる。こんな田舎暮らしもまた良し。
(昨日のウォーキング  1時間15分 雪片付け35分)

2021.12.20(月) 初積雪

昨朝、ウォーキングの身支度をして玄関を出る、何と雪が積もっている。やらなくてはいけないのはウォーキングではなくて雪かき。作業時間は約1時間25分ほど・・・ウォーキングの方が楽です(笑)

  拙宅の雪景色(昨朝)

今シーズンの「初雪」と言ってもよさそう。
雪は止んでいたが積雪は15cmほど。自宅前の道と庭の通路を除雪、作業時間は1時間余り。ウォーキングの代わりと思っての作業、終わると体は温まってポカポカ・・・。加齢にともないきつい作業ですがヤルしかない(笑)

◆昨年の日記をみると、雪かきは去年より一日遅れでした。風景は一夜にして白銀の世界「来たか・・・冬将軍」と身構えた朝でした。

早朝ウォーキングは休みましたが午後から1時間ほど歩きました。雪かきよりウォーキングの方がよほど楽しい。3月までは忍耐・忍耐。
(昨日のウォーキング  1時間15分 雪かき40分)

2021,12.19() 本日の日記はお休みさせていただきます

2021,12.18() 平爺が好きな芭蕉の句

カヤの種類でしょうか?


◆野道をウォーキングしていると、空き地にはカヤ科の植物でしょうか、稲に似た枯れ草が冷たい晩秋の風にそよいでいます。ふと頭に浮かんだのは芭蕉の句

   【旅に病んで 夢は枯野を かけ廻る】

中学か高校で習ったのだと思いますが、なぜかこの句が好きで何かにつけて頭に浮かびます。

Webで句の解説を読むと

「辞世の句と捉えられがちですが,結果とし最後の句となっただけで、芭蕉本人は『辞世の句』として詠んだつもりは無かった・・・」
重い病を得、その心情を読んだもので「辞世」を読んだものではないようです。

日本海から吹き付ける冷たい風を病身に受ける孤独な俳人芭蕉の姿が目に浮かびます。
(昨日の ウォーキング 1時間5分 自転車50分)

2021.12.17() 厳しくなる真冬のウォーキング  

昨日の日ノの出652分 日の入り1633 気温マスナス4℃ 。 

早朝ウォーキングスタートは525分。
外に出ると身震いするような寒さ・・・エイッ 気合でスタート。毛糸の帽子に毛糸の手袋。これが冬場のウォーキングスタイル。首からは小さな照明灯をぶら下げます。良い男?だいなしのダサイ姿ですが寒さには勝てません。果樹園や田畑で働く農夫の姿もなく、山の端がわずかに白んできた様子を目にしながら、まさに「無の世界」 行き交う人の姿は皆無、かすかに薄明がきざし始めた道を、憑かれたように歩くだけ・・・修行僧に見えないこともないか()
帰宅するころ、ようやく空に明るみがきざし、今日も寒い中を歩いたことに自己満足(笑)

誰に強要されるでもなく、自分勝手にやっているだけ、それにしても冬季未明のウォーキングはご老体には厳しいな~。あと何年もつか?
(昨日の ウォーキング 1時間15分 自転車55分)

2021.12.16() いよいよ冬本番か 

ここ北信濃へ住みついてからほぼ20年。
生まれ育ったのは長野県でも南信州(略して(南信=なんしん)と呼ばれる天竜川上流部です。

寒空

現在の住まいは同じ長野県でも北信と呼ばれ長野県北部地域。冬の気温は生まれ育った南信の方が寒く、一方雪は現在の北信濃の方が多く積もります。生家は海抜800mほど、現在の居住の長野市は300mほど。長野市は日本海北陸に近く、それなりに雪も積もります。 

寒さと雪・・・どっちも歓迎できませんが逃げ出すことはできません。今週後半はいよいよ雪かきが本番になりそう・・・それと積雪はウォーキングの敵。これまで通り休まずに続けられかかどうか?老体にムチ打つより方法はありません。フントジを占め直して冬将軍と迎え撃ちます。
♪雪やコンコ 霰やコンコ 降っても降ってもまだ降りやまぬ・・・・
そんな気分にはなまれません(笑)

神様、どうか雪の少ないでありますように・・・・(スキー場関者には叱られる
(昨日の ウォーキング21時間50分 自転車0分)

2021.12,15(
) 我が家のぺっと「スズメ
 

我が家のペット「雀ちゃん」 田んぼの稲刈りが終わったあと、自然界での食べ物探しは容易ではないようです。我が家の庭に飛んでくるスズメの数が急増しています。とりわけ午後3時ころになると庭に大挙して押し寄せるスズメで大混雑。その数100羽以上。「早くエサを出してくれ・・・」と云わんばかりの混乱状態。その様子を見ていると、まるで我が家の腕白ども(笑) 

エサと言っても食べ残しの残飯ではあません。しかるべき業者から10㎏ほど入った袋ごと購入。その分は平爺自身の食い扶持を減らすよう心がけています()

◆夕暮れ前、大挙した群れが「早くくれ・・早く出してくれ・・・」と鳴き騒ぐ様子は、まさにダダをこねる子供です。
寒くてエサの少ない冬を無事に越せる数は少ないと知ったこともあり、つい多めにエサを与えてしまう平爺です。これという道楽も持たない平爺、スズメを可愛がる程度のことは許してもらえますよネ(笑)

(昨日の ウォーキング 2間20分 自転車0分)

2021.12.14(
) 時代は変わる

北アルプス・・本格的な冬模様

師走も早や中半、年賀状の準備を・・・という方も多いと思いますが、平爺は「俺は関係ないよ・・・」と言わんばかりに呑気な歳の暮れです。

昨年、「これを最後の年賀状にさせていいただきます」との添え書きで出させてもらいました。年賀状が「虚礼」とは言いませんが、ケータイ電話・インターネットの普及などで年賀状の役割も終わったのかもしれません。
「便りの無いのが無事の知らせ」という俚諺もあります。それをいいことに、年寄りの筆不精を正当化?するという姑息さは許されないかもしれませんが、楽な道を選んでしまうのは歳をとった何よりの証。
諸々のかかわりがあってゼロにはできませんが、今年の年賀状出状は実質ゼロとなりました。

◆郵政省資料によると・・・年賀ハガキ発行枚数 2013年 44億枚  2020年 19億枚     

年賀状からの解放はありがたくもありますが、ちょっぴり寂しさがないとも言えません。時は流れて生き方も付き合い方も変っていきます・・・。
(昨日の ウォーキング 1時間15分 自転車40分)

2021.12.13(
) 草紅葉=クサモミジ
 

「くさもみじ=草紅葉」 目にする機会はあまりないかもしれません。平爺も意識したことがなかったような気がします。
秋の高原や湿原など、登山・ハイキングの際に枯れた植物を眼にしますが、それが草紅葉と言うことのようです。これまでは「草も枯れて秋だな~」というくらいの受け止めしかたしかしませんでした。草紅葉・・・風流な印象。 

草紅葉

◆昨日夕刻、千曲川の堤防を歩いていると、西日に照らされ茶色がかった草が、いち面風にそよぎ、夕日に照らされているのが目を惹きました。ああ・・・秋も更けたな~。

待てよ「これって草紅葉といのではないか・・・?」茶色と言うより赤に近い色あい。風になびくさまに風情を感じる。何枚かカメラに収める。これまで気にもせず見過ごしてきたのに「草紅葉では・・・」と思ったとたん、風情と美しさを感じました。

日ごろ、何気なく目にしている植物が、ふと見方を変え、好奇心を抱くとまた別物に見えてきます。今まで見過ごしていた美しさを知った夕刻のウォーキングでした。
(昨日の ウォーキング 1時間20分 自転車55)

2021.12.12(
) 寒夜の三日月
 


日の出が遅くなり、ウォーキングから帰宅するころようやく夜が明け始めるという感じ。寒さもひとしお厳しくなってきました。80才台
も半ばの身にはこたえるようになりました。
体はついてこない・・・気力だけでどこまで頑張れるか・・・弱気は覆えなくなってきました。


数日前の宵、外へ出たついでに空を仰ぐと三ケ日月と並ぶように火星らしい星がまたたいていました。寒夜の星も乙なものですが、長くは見ていられませんでした。

肌をさすような寒気はいよいよ本番・・・日課のウォーキングも寒さとの戦い。この冬も休まず続けられるかな~・・・? 根性だけではネ~。何とかつづけけたいと思ってはいますが・・・?どこまで気力がもってくれるか? 歳をとりました。

もったいない捨てられたリンゴ
売り物にならない落第生?

        ♪ 追憶 ♪

    星影やさしく またたくみ空を

      仰ぎてさまよい 木陰をゆけば

       葉うらのそよぎは 思い出誘いて

        すみ行く心に しのばるる昔

           ああなつかし その日

  童心にかえって口ずさんでみました。
 (昨日の ウォーキング 1時間10分 自転車15分)



2021.12.11(
) 師走雑感

昨夜は病院で一晩過ごしてきしました。医師のすすめで何とかいう?全身検査でした。何か自覚症状があったわけではなく、加齢の伴う医師の勧めによるもの。

◆年が開けると平爺は85才。根拠もなく漠然と、自分の寿命は80才台の半ばまでと勝手に想像していました。先のことを考えるとき何となく「85才」を仮定?その85才は目前・・・しかし焦りや悔いのようなものはなく、変わらない毎日を淡々と送っています。
親としてなすべきことは一応やってきたと思いますし・・・?  それでも年の瀬を迎えると、ふだん思っていなかったことが脳裏をかすめたりします。

写真の整理は一昨年完了、場所をとるだけだたっ書籍もまとめて古書店に引き取ってもらったし、年賀状も昨年でピリオドを打たせてもらいました。

二人だけの孫は成人となり、正月の楽しみだった来宅予定もなし。年の瀬が近づいても老夫婦二人だけの時間が静かに過ぎていきます。「師走」にはほど遠い静かな静かな時が流れています。
(昨日の ウォーキング 1時間20分 自転車30分)

2021.12.10(
) 早々とお正月準備?
 

   5日ほど前の写真
  今は枯れ落ちています

師走になったと思ったら、もう上旬が過ぎる。今のところ雪かき作業のないのがありがたい。たかが雪かきですが意外な重労働。当家前の車道、それに庭などの作業が終わると汗が流れます。以前はそれほどの負担感はなかったのに、加齢とともにきつくなります。
転居してきた当時、老人宅になどの除雪ボラもやっていましたが、今は我が家だけでも負担、よその分までは到底無理。歳をとりました。
 

ご近所に、何ごとにもコマメに動くお爺さんがいます。そのおじいさんが、例年通り手作りの「しめ縄一式」を届けてくれました。器用なおじさんで専門家が作ったような出来栄え。玄関用、ガレージ用、神棚用、お勝手用・・・。能なしの平爺はまったく頭が上がりません。当地への移住の際に現在の住まいを紹介してくれたのがこのおじさん。今でも何かとお世話になっています。早々とお正月準備が出来てしまいました(笑)
(昨日の ウォーキング 1時間10分 自転車1時間5分)

2021.12.09(
) ボラをどうするか・・・退くか続けるか・・・
 

キリッとした冬空

昨日は介護施設ヘのボラ・・・妻に「今日だけ施設まで自動車で送ってくれないかな~」とおそるおそる打診。10年以上、週2回のボラでこのようなことは始めて。冷たい雨、つい弱音が出てしまいました。『人の力をあてにするようならやめるべき・・・』平爺の持論ですがつい・・・。 

冷たい師走の雨がシトシト降り続いている。駅から施設まで徒歩1時間弱、今まで苦にならず出来ていたことが重荷に感じ、つい弱音が。

◆ボラ卒業は満85歳の誕生日を目途として頑張ってきました。この歳になると確かに楽ではありませんが、出来るうちはガンバラなくちゃ~・・・それも限界かもしれない。
あと2ケケ月で満85才、迷いつつ答を出さなくてはなりません。10年以上続けてきたボラ、進むか引くか・・・平爺にとっては難しい課題、でも答は出さなくてはならない時が迫っています。
(昨日のウォーキング 1時間55分 自転車0分)

2021.12.08(水) 平和


     1941,年12月8日、日本空軍の爆撃機がハワイ島を奇襲爆撃 悲惨な太平洋戦争へと
        突き進んでいった日。平爺が4才の時、勿論記憶はありません。
             世界を敵に回し 完膚なきまでにたたきのめされた日本は
                  爾来、平和憲法の下
            外国と武器を構えて向き合ったことはありません。
      徴兵制度もなく 平和があたり前と思える時代に生きていられる幸せを感じます

      *************************************************************************

日ごとに寒さがつのります。自分で言うのもおこかましいが、一日も欠かさずウォーキングを続けるには根性が要ります。何年無休で続けてきたことか。
連日氷点下ギリギリの朝が連日続くようになり、この冬も無休で乗り切れるだろうか・・・。

ウォーキングのスタートは1時間繰り下げて5時ころ。それでもまだ暗く、寒い・・・何のために・・・答はないまま、あるのは「意地」?だけ。凍った道で転ばないように、いつも以上に気をつけ、まるで修行僧もどき(笑)? 「ウォーキングなんかなくなってしまえばいいんだ・・。あるからいけないんだ」
何十年も続けてきたのに、今さら愚痴が出るのは歳のせい?

◆無理をせず、昼間の時期帯に変えるべきときが来たのかもしれない。ランニングからジョギングへ・・・そしてウォーキングへ・・・次は昼間のお散歩か・・・そこまではまだ納得できません()

(昨日のウォーキング 2時間15分 自転車0分)


2021.12.07(
)  むなしい

「顔じゃないよ心だよ」という言葉があります。美男美女でなくても、清く澄んだ心・気持ちの方が大事とう意味かと思います。

このところ連日テレビ・新聞で大きく取り上げられている新潟県での政治資金問題・・またか、うんざり。松下幸之助のことばがまた頭に・・・。

「国民が政治を嘲笑しているあいだは嘲笑に値する政治しか行なわれない」
「民主主義国家においては、国民はその程度に応じた政府しかもちえない」


耳が痛いというのか、情けないというのか、政治においては日本は二流国?
一方、規模日本一を誇る某大学で財務を仕切るボスの横領にも似た不適切な巨額金銭問題・・・詳細はよくわかりませんが、マスコミ報道を見る限りガサネタということはありえないと思います。日本は「先進国」などと胸を張っているのがおこがましい。


良識ある国会議員を送り出すのは、民主主義のもとでは結局は国民である

礼儀・規律・規則を真面目に守り、10円 百円 を大切に、つつましく暮らしている私たち一般庶民としては、このような事件を知るとハラワタが煮えくりかえります。
正直者がバカを見るような社会・国であってならない・悪は必ず断じられるということばを思い出し、われわれは鬼となって厳しい視線を浴びせなくては・・・そう思うこのごろです。

◆昨朝のウォーキング、氷点下近い寒さ・野鳥のために取り残した民家の柿が、枝先で凍えていました。


(昨日のウォーキング 1時間20分 自転車30分)

2021.12.06(
) 晩秋の酒・・・

「忘年会」となるものから縁が切れて二十年余・・・巷ではコロナ禍の影響を受けて忘年会を「ヤル・ヤラナイ」で戸惑うケースも多いようです。ためらわずにド~ンと威勢よく打ち上げてみたら・・・コロナなんか吹き飛んでしまうかも???

◆宴会らしきもので心ゆくまで?酒を飲む機会はまったくなくなりましたが、嫌いではない酒、夕食前の1合ほどの晩酌だけはいまも欠かしません。これがないと一日が終わらない・・・生活習慣病?
酔いを気にせず飲んだ昔が懐かしいが、1合ほどの日本酒を大事にチビチビ味わう晩酌もまた良し。

  白玉の 歯にしみとほる 秋の夜の
 
       酒はしづかに 飲むべかりけり   牧水

(昨日のウォーキング 1時間10分 自転車35分)

2021.12.05(
) 冬将軍

「冬将軍」・・・積雪が多かったり寒気が厳しい地方での言葉かと思います。東京や九州では使わないでしょうネ。
その将軍がいよいよお出まし、気温のいちばん下がる夜明け時、何も好んでその時間帯にウォーキングをしなくても・・・カッコいいと思っているわけでもないし、これは習慣。その時刻になると目が覚めてしまう。カミさんも「せめて明るくなってからにしてよ・・・」何回言われたことか。何十年とつづけてきたこの習慣は簡単には変えられません。

 雪?・・・先日の山歩き、
山頂の露岩、先は垂直の断崖?

キリッと身にしみる寒さ・・・習慣になってしまえば、はたから見るほど当人はつらいとも感じていません。むしろサポってしまったときの自己嫌悪のほうが大きい。見えるのは星かお月様、人に出あうことはまずなし。行き倒れになっても誰も気づいてくれない?

当人はそれなりに身支度も整え、気持ちも引き締め、迷惑をかけないよう心がていますが・・・。
本ものの寒さ、凍結した道・・・厳しいからこその達成感・・・「今日もよく頑張ったネ・・・」と自分を褒めるのもまた心地よいものです()
(昨日のウォーキング 1時間10分 ハイキング約2時間)


2021.12.04(
) 忘年ハイキング 

昨日は山友Мさんとの忘年里山ハイキングでした。好天に恵まれ、例年通りのしめくくりができました。

東山から白銀の北アルプスを望む

登ったのは長野県上田市郊外の無名に近い「東山」という低山。里山にもかかわらずルーとが荒れ、一般のハイカーが立ち入るのはためらうよいな不遇の山。山友のМさんなどの有志が立ちあがり、かなりの月日を重ねて一般ハイカーの立ち入りが可能な状態に復元した山。Мさんの説明を聞きながら楽しく歩いてきました。
山頂付近では北アルプスなどの展望に優れ、忘年登山に相応しい山行でした。


(昨日の早朝ウォーキング 1時間30分 山歩き約2時間)

2021.12.03() ランニング→ジョギング→ウォーキング→?

◆未明のウォーキングはマイナス4℃の寒さだったものの、山歩きをスタートする10時ころには絶好の登山日和。寒くもなし暑くもなし、まさに雲一つない絶好の「天高く馬肥ゆる秋」そのものでした。

(山行報告は、前回の同氏との登頂記録とあわせて下記。
  
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/h-nebashi/hkk-1216.htm 
夜明けの気温が氷点下ギリギリの朝が続くようになりました。

昨朝 明け方のお月様

ウォーキングのスタートは430分ころ。いちばん気温の下がる時刻。凍結した足元に注意しながら、空には寒気をつのらせるような三日月。景色も見えず、つまづいて転ばないよう、いつも以上に足元に気をつけながら黙々と・・・・。まるで修行僧になった気分()
季節の良いときは、時間のたつのも忘れますが、景色も見えないウォーキングは「早く終わって温かい家に転がり込みたい・・・」はオーバー? そんな弱気がかすめるようになったのは、やはり加齢の結果ということでしょうね

何十年も休まず続けてきた早暁のランニングやウォーキングですが、見栄や外聞は捨てて、昼間の時期帯に変えようか・・・と思います。
ランニング→ジョギング→ウォーキング→そして杖にすがる老いぼれ姿が目に浮かびますが、哀れ過ぎて想像できません。でも避けては通れない道?
(昨日のウォーキング 1時間45分 自転車50分)

2021.12.02() 揺れ動く重い課題

認知症介護施設でのボランティア・・・施設は二つのユニットに別れていて、お年寄り達の感じもかなり異なります。

冬仕度の終わった天を突く巨木

◆Aユニット・・・一から十まで、平爺の誘導がないと1cmも進みません。
Bユニット・・・自発的行動が見られ、お互いに注意したり、たしなめたり、協力・協調したりする様子も見えます。

「どうして認知症なんだろうか」と思わせる場面もあり、ときには平爺をかばったり、平爺のいうことに耳を傾けるよう促したり・・・どうしてこの方が認知症なの? そんな場面もしばしば。平爺にはまたとない勉強をさせてもらっています。

◆ボラ引退の目途は85才と思ってみたり・・・・気持ちは揺れ動いてきましたが、今が分岐点の満85才直前。どうしたらいいでしょうか・・・。直前に「今月で終わりにしたい」と言うわけにはいかないし、また週一回の訪問を楽しみにしいてくれているお年寄りたちの顔を思い浮かべると「まだガンバレル」との思うもことも。

どっちにしても、社会では役に立たなくなった平爺が、存在している最後の小さな意義。迷います。引くか続けるか・・・決断は年末までにと思料中です。
(昨日のウォーキング 1時間55分 自転車0分)

2021.12.01(
) 師走

師走ですネ―。Web12月の異称を牽いてみました。すると「師走」のほかにもあるはあるは

   黄冬(おうとう) 親子月(おやこづき) 限月(かぎりのつき)

建丑月(けんちゅうげつ) 極月(ごくづき)暮来月(くれこづき)

見たことも聞いたこともない陳腐?な名前が続々。驚きました。どれも初耳。それぞれに謂れはあるのでしょうが、面倒だから細かいことを検索するのはやめました()

ハトにも厳しい冬が・・・

◆コロナで年内再開は無理かと思っていた老人施設へのボラ、半年のブランクを置いて不安もありましたが再開して半月余り、以前のペースに戻りました。初対面のような警戒感を持たれるのではと案じましたが、まったく稀有でした。以前と変わらぬペースで続けられそうです。

とは言え、自らの体力・気力を考えると退け時を失しないようにとの思いに変わりはありません。親しんでくれるお年寄り、施設従業員さんの暖かいお気持ちを考える、引退を言い出す機会は難しい・・・悩んでいるうちに気がつけば半年・・・一年なんていうことにも。それはそれで良しとしましょう。
(老いぼれが役に立てる場面があることに感謝しながらの師走です)
(昨日のウォーキング 1時間05分 自転車0分)

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