エジプト徒然草
 
其の5


1998.03.22(日)
『王家の谷』(という本)を買う


 先日、行き付けの本屋で、『王家の谷−テーベの神殿とネクロポリス』という本を発見し衝動買いをしてしまいました。 例によって、写真が多い、大型な本なので高かったのですが、各墳墓の通路や、各室でそれぞれどんな壁画があったかがビジュアルに分かりやすく載っているところに惚れました(笑)。 ツタンカーメンは基本型としても、ヌト女神で有名な、ラムセス6世の墓、ホルエンヘブ、延々と潜ったセティ1世の墓等など、懐かしい気分に浸れました。 各々の壁画自体は、色々な本で見れるのですが、こういう風に各墳墓毎という構成は、実際に『王家の谷』に行ってみたことのある者には、違った楽しみ方ができて徳をした気分です。

 それにしても学生時代は時間があったので、文字だらけの本も、のんびり読めましたが、最近は、ついぱっと見て楽しめるビジュアル系(バンドの様だな^^;)の本に手を出しがちです。 学生時代は貧乏でそんな高価なものに手を出そうとも思わなかったというのもあるでしょうが。 モノグサになっているのでしょうね。
 ただ、写真集的な本も、複数読んでいくと、毎度おなじみの写真というのも出てきます。 最近はやたらにエジプト関係の本が増えましたが、独創性のある作りで目新しいというのは、なかなか…。 『エジプト誌』の完全復刻版なんてあったら是非欲しいなぁ・・・しかし、入手は無理そう…。

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