WshUrlShortcutオブジェクト

[概要]

　インターネットショートカット(*.url)を作成したり、変更を加えたりするオブジェクトです。
　Wscript.ShellのCreateShortcutメソッドでWshUrlShortcutオブジェクトを作成します。

　なお、このオブジェクトはWshShortcutオブジェクトに比べ、プロパティが少ないですが、これはurlファイルがテキストファイルであるためと思われます。内容を変更したい場合は、FileSystemObjectオブジェクトのTextStreamオブジェクトを用いてください。

[機能を提供するファイル]

WSHOm.ocx
Windows Scripting Host Runtime Library

[呼び出し方]

Set WSHShell = Wscript.CreateObject("Wscript.Shell")
Set objSc = WSHShell.CreateShortcut("C:\filename.url")

※CreateShortcutメソッドの引数は、存在しないファイル名も指定できます。

[主なメソッド]

• Save
  　インターネットショートカットをFullNameプロパティの場所(すなわちCreateShortcutメソッドの引数の場所)に保存します。
  　この際、Modifiedという最終表示日時、最終変更日時を示すコードも付加されます。
  
  

[主なプロパティ]

• FullName
  　インターネットショートカットのパスを返します。
  　CreateShortcutメソッドの引数と同じ値になります。
  
  

• TargetPath
  　ショートカット先のURLを設定します。
  　ローカルのパス(C:\など)を指定すると、自動的に file:///c:/ のようにURLに変換されます。
  設定する前は、値の参照はできません。
  
  

[関連オブジェクト]

• WshShellオブジェクト
• WshShortcutオブジェクト

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