ダンゴ釣り

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ダンゴの配合

1.現在のダンゴ配合
 
いろいろ試していますが、「これ」というダンゴ餌に巡り合っていません。今はコストダウンに力を入れています。現在、および過去のダンゴ配合を示します。コストダウンした今の配合でも余り釣果に差はないようです。

(1)現在のダンゴ配合
  ヌカ(ボール6杯)+砂(2杯)+チヌパワー+生サナギミンチ+押し麦

(2)以前の配合
  チヌパワー2倍+オカラダンゴ2袋+粗挽きサナギ半袋+オキアミ1kg +アミエビ1kg+砂(バラケ調節用)

2.ダンゴの成分
 
ダンゴにはしまりとバラケのバランスが必要です。基本的にダンゴに使う成分の粒が細かいとしまりやすくなり、粒が荒いとバラケ易くなります。
 また、クロダイを呼び寄せる匂いの成分、および寄ってきたクロダイを居着かせる足止め成分が必要と考えています。

 

(1)ヌカ
 
ダンゴのベースです。近所のコイン精米所からタダでもらっています。

(2)砂
 
ダンゴのバラケ、沈降速度を調節します。粗い砂の方がバラケ易く使いやすいようです。ヌカ/砂=3/1(容積)が基本です。

(3)チヌパワー
 
配合餌のスタンダード的存在です。チヌパワーなしでダンゴ釣りをしたことはありません。 

(4)サナギ
 
足止め餌として使っています。乾燥サナギ(粗挽きサナギ等)より匂いが強い生サナギミンチが良いようです。

(5)押し麦
 足止め餌として使用しています。また麦を使うとバラケ易くなります。九州では釣り用の押し麦が売っていましたが、関東では売ってないようです。鯉ムギ、ムギコーン、オカラだんご等を使っています。

(6)オキアミ
 
半解凍の状態で潰して使います。オキアミを使うとバラケ易くなります。オキアミを付け餌にする場合は混ぜたほうが良いようです。

(7)アミエビ
 集魚力の点ではアミエビが最高だと思います。アミエビを使用するとダンゴが硬くなり、バラケ難くなります。

(8)チヌにこれだ
あの匂い(ココアのような匂い)はいかにも効きそうです。
厳寒期には使用した方が良いようです。
しかし活性が高い(餌取りが多い)場合は意味がないのでは?

(9)酒カス
 未確認情報です。酒カスをミキサーに掛けたものをダンゴに混ぜると良いという話を聞きました。

撮影中

3.ダンゴの仕上げ

 ポイントは水の入れすぎに注意することです。水の量は計っているわけではないので良くわかりませんが、パサパサの状態(水分少なめ)に仕上げます。また水分にムラがあるとダンゴが割れやすくなるのでバッカンの底まで均一にかき混ぜます。 ヌカを使うとダンゴが硬くなりやすいので水を少なめにします。