ダンゴ釣り

     始めに   仕掛け    タックル     ダンゴの配合    付け餌    釣り方のコツ
 

付け餌

 実際に自分で使って釣ったことがある餌について、餌取りに取れやすい順に並べてみました。 オキアミを中心に餌のローテーションを行いながら、餌取りの活性の程度を探ります。付け餌が時々帰ってくる餌を多く使うと良いでしょう。とにかく針に付け餌が付いていないと話にならず、いつまでも残ってくるような餌も好ましくないと思います。付け餌と同じ物をダンゴに 少し混ぜると良いようです。

1.オキアミ
 
付け餌の基本です。まずはオキアミから釣りをスタートし、餌取りの多少を判断します。

2.岩イソメ
 
オキアミで食いが悪い場合に使います。餌取りが多い場合、岩イソメの頭が効果的です。フグにかじられて小さくなったものでもクロダイは食ってきます。

3.食わせエビ(ムキミ)
 
オキアミよりいくらか餌取りに強い。大きなムキミで大型が狙えます。

4.ジンガサ
 岩場に付着している小型の貝です。小判型のものと、星型のものがあります。身が硬く、餌取りに強い。学生時代に大型にのされてバラした悔しい思い出がジンガサにはあります。

5.ネリックス
 
ネリックスサナギがネリックスアミより餌取りに強い。餌取りが少なければ水を付けて練り直して柔らかくして使います。効果がある時とない時の差が激しい(時期、釣り場による)。 写真はネリックスサナギ。

6.サナギ
 
沈むものを選んで使います。食いが悪いときは3分割して針に付けます。袋入りの方が柔らかい。ダンゴにもサナギを混ぜて魚を餌付けします。これも効果がある時とない時の差が激しい。

7.カラス貝
 
当たればほぼ100%クロダイで、大型が釣れます。カラス貝は落とし込み専用の餌ではありません。カラス貝を潰してコマセにします。カラス貝に寄ってきたクロダイは他の餌に見向きもしないようになることがあります。

 

 サナギ、カラス貝は餌取りに強いので退屈な釣りになります。ダンゴをコンスタントに投入することがポイントです。また「絶対釣れる」という信念が必要です。