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2017年09月

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2017.09.30() 「君の名は」
刈田に舞い降りたシラサギ?

認知症ボラで平爺が大切にしていること・・・それは「利用者の皆さんと一緒に何かをすること」、一人芝居の自己満足では意味がありません。テーブル、冬ならコタツを囲んで5~8人が一緒に楽しむひとときです。

◆唱歌や4~50年前に流行った懐メロをよく歌います。皆さん歌が大好き。数えたことはありませんが、誰でも知っている歌100曲以上をPCでプリント、訪問時には必ず携行。

リンゴの唄・青い山脈・緑の地平線・人生の並木道・湖畔の宿・南国土佐をあとにして、鐘の鳴る丘・・・・赤トンボ、紅葉、月の砂漠、おぼろ月夜・・・その日の気分で数曲から10曲近く歌います。歌いたい曲を利用者の方に選んでもらうこともあります。歳を忘れて満足げに一生懸命に歌う姿がとても素敵です。

(想像してみてください・・音痴で鳴る平爺が先生ずらして歌っている様子を。おおいに笑っちゃいますよネ)

春樹と真知子の「君の名は」もときどき歌います。

「君の名は」は、今から60年以上前、NHKの超人気連続ラジオドラマの歌。ドラマの冒頭に「忘却とは忘れ去ることなり、忘れ得ずして忘却を誓う心のかなしさよ」がナレーションとして流れます。皆さん、最初はこのフレーズが言えませんでしたが、今はほとんど全員が空で言えます。先週の訪問時にも「歌の前に出てくる言葉を言ってみてください」というと、間髪をいれず何人かが「忘却とは・・・・」と得意げに言い出します。

「故郷―兎追いし・・」を作詞したのはだれでしたか・・・「高野辰之」と何人かから返ってきます。そのあとみんなで合唱。ふと、認知症って何だろうと思ってしまいます。

◆怒りっぽい、被害妄想、暴言につながりやすいレビー小体型認知症の方がいないのも、私ごとき者がボラを続けていく上で幸いしています。

2017.09.29(
) 予定外の3時間ウォーキング

カマキリ

◆昨朝のウォーキングは雨降り。気乗りしないな~それでも休むという選択肢は浮かばない。こうもり傘にゴム長靴でスタート、いつもより30分ほど遅い4時35分。歩きなれたいつもの道は暗くても問題なし。
雨も降りつづいているし、いつもより少し手前で折り返して千曲川堤防の道へ上がる。ウサギの好物「アカツメクサ」の生えている場所は目をつむっていても分かるほど。適量を摘み、待っているウサギちゃんに食べさせて帰宅。所用時間は1時間30分。
◆肩からタスキがけにかける小物用の小ケース、はずそうとしたらヤケに軽い。チャックが開けっ放しでケータイが入っていない。いつもはデジカメも一緒だが、雨降りのため持って出なかった。
ケータイは家に置いたままだったのかな~?ケータイ宛に電話をかけてみると「電源が切られています」というメッセージ。家の中を探すが見当たらない。途中で落とした可能性が高い

◆もう一度同じルートを歩いて探してみるか・・・・。
強くなってきた雨の中、今度は逆回りで探しながら歩く。ウサギの好物アカツメクサを取った場所はおおよそわかる。落としたとしたらそのときだ。歩道を外して土手の草むらに目を凝らす。折り返し点が近づいたとき、草の中にケータイ発見。目立つ白色のガラケイだったのが幸いだった。電源ONボタンを押すと電池切れの表示。使用するのは1カ月にせいぜい2~3回。ふだん電池チェックもしない。

ウォーキングに携行するのは万一事故などに遭った時の連絡のため・・・そう妻から強要されているから。
というわけで昨朝はほぼ3時間の雨中ウォーキングになってしまいました。

2017.09.28(
) 秋ナス

畑の脇を歩いていると、季節がら大きくなりきれないナスが目につきます。
我が家の庭の片隅に植えた2本のナスは、老夫婦二人では十分すぎるほど収穫できましたが、半月ほど前に抜きとりました。

この時期のナスを「秋ナス」と言いますが『秋ナスは嫁に食べさせるな』と言われます。私の知識では、特に美味い秋ナスは憎い嫁に食わせてなるものか・・という姑の意地悪を誇張したもの。そんなにうまいとは思いませんがネ。姑も自分が嫁入りした当時の嫁いびりの仕返しを・・・そんな世代連鎖?

昔から嫁と姑の確執は定評もの、平爺の母も同じ辛酸をなめてきたようです。可哀想だから娘は長男のところへは嫁にやりたくないい・・・そんな願望が世間の親にはあったようです。長男と結婚して親と同居という割合は、今は4分の一程度とか。「秋ナスは嫁に・・・」は、もはや死語となりにけり・・・ですね。

◆実は「秋ナスは嫁に食わすな」の本当の意味は別にあるとか
「東洋医学によると茄子は体を冷やすので子供を産む女性にはよくない」という嫁思い説・・・いかにも取ってつけたような感はぬぐえません。

単なる嫁いびりなのか、それとも嫁への思いやりか。ものには何でも裏と表がある。単純ではないようです。


2017.09.27(
) て・に・を・は

日記のネタメモに「てにおは」?。かなり前に書いたものらしい。どういう脈絡でメモったのか記憶がない。たぶん文章に関する話を耳にしてのことだろう。Web検索してみる。

◆初っ端に『外国語には見られない日本語特有のもので、日本語の基礎』ときたもんです。そしてもの書きなら一度は目にした事がある・・云々。
てにおはも知らないということは、図々しくこの日記を通して恥をさらしていたことになる。恥さらし・・・

アオサギ?
えさ探しはどっさちへ行こうか

◆「は」「を」「が」「も」「に」など、語句と他の語句との関係を示したり、文章に一定の意味を加えたりするのを、「てにをは」という・・・何だか難しそう。

「てにをは」を間違えると意味が伝わらないという。まさに「基礎」ということか。

   ◍ て…泣い「て」、笑っ「て」
   ◍ に…先生「に」、みんな「に」
   ◍ を…テスト「を」、消しゴム「を」
   ◍ は…私「は」、この国「は」
な~だ、それだけのこと・・・?

◆「てにをは」の使い方を誤ると、文章のつじつまが合わなくなったり、ニュアンスが異なってくるので要注意・・・というが???。
   ① 私は本を読むこと好きです。
   ② 私は本を読むこと好きです。
     ①は、複数ある好きなモノの1つとして好きだというニュアンス。
     ②は、好きだという感情が強く伝わる。   いまいち????

  ①私はこの本を30分で速読することできます。
   ②私はこの本を30分で速読することできます。
          速読することはできるが、他の何かができない。
          30分以下で速読することはできないような印象。

訳の分からないことを書いてすません。よもやま日記はかろうじて意味が通じているものと勝手に推測しながら、肩の力を抜いて綴っていきたいと思います。

2017.09.26(
) ―その2―国難 

『国難突破解散』ですって・・・本気? 笑えるよね、この人、何考えてんのかな~?
今の日本の国難は安倍晋三という方が総理大臣でいることこそが最大の国難・・・平爺はそう思っています。
  憲法違反の集団的自衛権行使を「憲法解釈」と称して閣議だけで決めてしまう。
  多くの問題を残したまま共謀罪を強引に成立させてしまう。
  自衛隊の隠蔽問題は大臣の首を切って・・・はいこれでおしまい etc  

数の力で有無を言わさず何だってやってしまう。そして窮地に追い込まれ、旗色が悪くなってきた森友・加計疑惑・・・これはやばいと審議もせずに国会冒頭解散という暴挙。総選挙にかかる公費は500億円ほどとか。
国難、それは「安倍」が総理で居つづけることこそ真の国難。ここで幕を引いてほしい。

◆今朝のウォーキング。車に轢かれた蛇が道の真ん中にのびていました。はたして『国難突破解散』の結果は吉と出るか凶と出るか?

2017.09.26() 星空

秋たけなわ、これから冬に向かって星空が美しい季節。
堀内敬三作詞の小学唱歌「冬の星座」が浮かんできます。特に女性コーラスで人気かと思います。

   ♪木枯らしとだえて さゆる空より
  ♪地上に降りしく 奇(くす)しき光よ
   ♪ものみないこえる しじまの中に  ♪きらめき揺れつつ 星座はめぐる

何日か前、夜明けにはまだ時間のある未明ウォーキング。秋冷の空に零れ落ちんばかりの星のまたたき。視力の良かったころならこの倍も3倍もの星が見えたに違いない。

◆星空で忘れられないのは、南アルプス南部縦走の時に泊った百間洞の山小屋(約2600m)で仰いだ星空。プラネタリュウムと見まがうような満天を埋めつくす無数の星々。山行記録には次のように記してあります。
『朝3時、外に出てみると人工の灯ひとつとしてない漆黒の闇の中、無数のダイヤモンドをまきちらしたような荘厳な星空にしばし目を離すことができなかった。百間平、中盛丸山などが、空から降りて来たように黒々と横たわり、幽鬼の凄みさえ漂う。どうやら今日は絶好の登山日和になりそうだ。』

1日目―椹島-千枚小屋
2日目―千枚小屋-悪沢岳-中岳-前岳-赤石岳-百間洞山の家泊
3日目―百間洞山の家-中盛丸山-兎岳-聖岳―聖平小屋-椹島泊

1998年夏―北アルプス薬師岳山荘にて

◆ついでに夕焼けの記憶もひとつ

北ア薬師岳肩の薬師岳山荘(2701m)で眺めた夕焼け、その後それ以上の夕焼けは見たことがない。山行記録の2日目には下記の記述があります。

『小屋の前に出て落日に見入った。西の空を真っ赤に焼き、天空いっぱいにオーロラのような夕焼けを演出してくれた。こんなに素晴らしい夕焼けを見たのはいつのことか思い出せない。里では見ることのできない素晴らしい落日だった』

1日目―折立(6.50)---太郎兵衛平---祖母岳---雲ノ平山荘---祖父岳---雲ノ平山荘(15.252日目―雲ノ平山荘(5.20)---高天原山荘---高天原温泉---高天原峠---薬師沢小屋---
    太郎兵衛平---薬師岳小屋---薬師岳---薬師岳小屋(15.40

3日目―薬師岳小屋(4.15)---薬師岳---薬師岳小屋---太郎兵衛平---折立(8.35

2017.09.25(
) カノコガ(鹿子蛾)

カノコガ

半月ほど前、夏の名残りの暑かった正午ころ、網戸に小さな昆虫がとまっていた。1時間ほどして見みると同じ場所にとまったまま・・・さらに2時間、動いた様子はない、よほどそこが気に入ったらしい?
蝶を思い切り小型にしたような虫。胴の長さは1.01.5cm、羽を広げたら3㎝余りだろうか。これと同じ虫を以前にも見た記憶がある。何という虫だろう?写真に撮り、それを頼りにネット検索。なかなかヒットしない。やっと見つけたサイトで「カノコガ」という蛾の一種と言うことがわかった。

漢字で『鹿子蛾』、翅()は確かに鹿の子模様。『ヒトリガ科カノコガ亜科の蛾で昼行性。幼虫はタンポポの枯れ葉を食草、成虫は花の蜜を吸う・・・』云々。

◆世の中、虫嫌いの人は結構多いようです。我が家のカミさんもその手合い。小さな虫でも部屋に侵入したら大騒ぎ、ましてやゴキブリや蜘蛛でもいたら戦争騒ぎだ。その点平爺は気にならない方。ただし一つダメなのは『蛾』、大きな奴は絶対に触れない。カノコガは蛾の仲間とは言え小さくて可愛くて、とても蛾の仲間とは思えない。平爺にはミニサイズの蝶に見える。「平を思い切り困らせたければ大きな蛾一匹あれば十分()
夕ぐれどき、気がついたらカノコガの姿は見えなくなっていた。

◆脈絡もなく「一寸の虫にも五分の魂」が思い浮かぶ。長いことこの言葉耳にしてないな~。凶悪犯罪、テロ、ミサイル、核兵器、戦争・・・人の命の重みも軽くなりつつ・・・

2017.09.24(
) 孫の文化祭へ

中二の孫娘が通っているのは中高女子校。学校の文化祭とうことで見に行ってきました。

フジバカマ

何とあのダサイ平爺の孫がダンス部?想像がつかない。猛練習してきた(させられてきた)らしい。そういえば小さいころから飛んだり跳ねたりするのがけっこう好きだった。テレビなどでカッコよく踊っている姿に憧れを抱くのは、今どき平均的な女の子というところかもしれない。
ステージ上で飛んだり跳ねたり、上手い下手はわからないが、それなりに楽しそうに精いっぱい青春を爆発させているようには見えました。

◆考えてみれば、平爺は社会人になる前「青春」と言えるようなものはなかったよな~  思い出せるようなピカピカのひとコマも見当たらない。しかしそれを残念がったり不満として抱えてきたこともなかった。そういう時代だったということでしょう。
孫娘も、この青春の一時期に熱中できるものがあれば、それが何であうと良いこと、長い人生でマイナスになることはあるまい。

ちなみに今年大学へ進学した孫娘はスキーサークル。ゲレンデデビューは3歳のとき、それ相応の技量は身につけています。サークルでは「新人のホープ」と言われているとかいないとか・・・?

2017.09.23()はお休みさせていただきます。

蟋蟀(こおろぎ)の合唱が最高潮です。
  ●其中(そのなか)に金鈴をふる虫一つ (虚子)
  ●盆過ぎて宵闇くらし虫の聲      (芭蕉)

2007.09.22()  ロマンと好奇心をそそる宇宙―惑星探査機

9月20日の月

平爺がテレビで90%見ない番組はドタバタバラエティもの。たまに笑点を見るくらい。どうして?と聞かれても「面白くも可笑しくも関心もないから」というより説明のしようがありません。
一方、見逃さないのが星とか宇宙が絡む番組。まったく宇宙音痴なのになぜ?これも説明できない。敢えて言えば面白いから・・・ロマンが感じられるからということでしょうか。

◆13年にわたり土星を観測してきた探査機「カッシーニ」が15日、土星の大気圏に突入して役目を終えたという報道。衛星エンケラドスでは地球外生命につながる発見があったと言います。地球に初めて生命が誕生したのと同じような生命だろうか。
◆土星への距離は15億㎞、秒速30万㎞の光速で83分ほどかかります(間違っていたらゴメン)

カッシーニは打ち上げ後7年ほどの年月を経て土星軌道に入り、その後土星の近くを回りながら観測をつづけ、土星の衛星・エンケラドスに生命が存在する可能性がある「海」が見つかったと。もし生命が存在しているとすれば・・・興味津々です。

宇宙ほど大きなロマンはありません。理数系がダメな平爺が宇宙の話が好きというのも不思議なことですが、ただ話として楽しむだけのことです。

2017.09.21(
) 向日葵から秋桜へバトンリレー

◆炎暑の真夏、暑さが楽しくてならないように咲く花は「向日葵=ヒマワリ」、あの明るさがまさに夏の代表選手。小さかったころ、子供の目線からはやたらと背の高い花だった記憶が残っている。
思い出しました。中学の理科の授業。ヒマワリの花はほんとうに太陽の移動に合わせて向きを変えていくの・・・当番を決めて24時間観察。その結果は記憶にありません。

◆秋の気配とともに次の主役は秋桜(=コスモス)。山間の田舎道を歩いていると、自然石を積んだ石垣の民家の庭に、何株かのピンクや白の花が風にそよいでいた風景が目に浮かぶ。昨今は観光用に広大なコスモス園があっちこっちにある。それはそれでみごとですが、昔のような風情は感じません。似合う咲き場所というものはあるものです。コスモスが終わると冬も近づきます。

山口百恵の「秋桜」が好きです。 花も好きです。

 ♪ 淡紅の秋桜が秋の日の何気ない 陽溜りに揺れている
  ♪ この頃 涙もろくなった母が 庭先でひとつ咳をする
  ♪ 縁側でアルバムを開いては 私の幼い日の思い出を
  ♪ 何度も同じ話くりかえす 独り言みたいに 小さな声で
  ♪ こんな小春日和の穏やかな日は あなたの優しさが浸みて来る
  ♪ 明日嫁ぐ私に苦労はしても 笑い話に時が変えるよ 心配いらないと笑った

2017.09.20(水
) オリンピック

昨朝4時45分、気持ちよく澄んだ空に糸のように痩せた下弦の月。その斜め上には明けの明星「金星」、そして月のすぐ左下に光る星は?
気持ちいいウォーキングでした。
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水をさすつもりはありませんが・・・。
何日か前のニュース。東京五輪の次と、そのまた次のオリンピック開催都市がパリとロスに決定したとのこと。最初に手を挙げた都市ハンブルグ・ローマ・ブダベストは、巨大化する一方の費用負担が大きすぎるとの理由で手を下ろし、結局残ったのは前記の2都市のみ。昔のような誘致競争は過去の話になってしまったようです。

残った2都市パリ、ロスを「次とその次」に決めておかないと、手をあげる都市がないかもしれない。そんな危惧があって異例の2回分を決めたということでしょうか。

◆東京五輪の総費用は3兆円とか。確かに膨大。それだけの値打ちがオリンピックにあるのだろうか。国威発揚の場と化したオリンピック、「参加することに意義がある」と信じている人はまずいないと思います。私自身、オリンピックと聞いても、気持ちはぜんぜん昂りません(へそ曲り?)。規模縮小(競技種目の削減や施設の簡素化等)がない限り、オリンピックをこの先長く続けていくことは難しくなるのではないか。そんな気持ちで傍観しています。

◆ロス開催の2028年、平爺は91才。生存の可能性は限りなくゼロに近い。オリンピックがどうなるか案ずる必要もないが(笑) ――(東京五輪の総費用3兆円かどれほど膨大かと言えば、県別の財政規模と比較するとよくわかります。兵庫・千葉・福岡県など比較的上位県それぞれの3年分の県財政規模に匹敵します)


2017.09.19()  記憶は日々に遠くなりにけり

台風一過  18日am.6時ころ

太平洋戦争に関係したテレビ番組は、その大半か夏に集中します。今年の夏も番組表から選び、録画したりして極力多く見るようにしました。過酷なインパール作戦の実態、広島の悲惨さを描いた多数の原爆の絵、原爆死-ヒロシマ72年目の理真実、満州開拓民のこと、本土空襲、置き去りにされ自害して果てた樺太の邦人女性たち、人体実験の731部隊の真実・・・・
ほかにもあったと思いますが、メモの残っていたものたけでもこれだけあります。まだ広く世に知らされていない、あるいは隠蔽されたままの真実がたくさんあるのではないかと思います。

◆真実があまり語られない特攻=特別攻撃隊。その次元はイスラム国の自爆テロと同列。若者が爆誕を積んだ飛行機もろとも敵艦に体当たり、あるいは回天=潜水ボートを操縦して敵艦の船腹に体当たりして自爆。軍はこれを作戦と呼ぶも、自殺強要とどこが違うのでしょうか。時の軍指導者は戦後、若くして散って行った若者たちや遺族に、公の場で謝罪表明したことがあったでしょうか。戦死すれば靖国の神となる・・・そう叩き込まれ洗脳され、青春も知らずに散っていった若者たち。

◆何日か前のラジオで耳にしました。特攻隊員の宿舎で身の回りの世話をしていたある女性のことば。明日は特攻に飛び立つという夜、部屋をのぞくと少年兵士が「お母さん」と言って泣いていたと。上官に知れたら「女々しい」と活を入れられたのだろう。密かに母を思い身の不運を嘆かずにはいられなかった気持ちか痛々しい。

◆「戦争」に対する拒否反応が、年月と共に次第に薄くなっていくような気がするのは平爺だけでしょうか。
悲願の如く平和憲法改正(改悪)に拘る安倍総理、支持率が多少好転、民進党のゴタゴタ・・・この機を逃がさずと大義なき衆議院解散が囁かれています。

日本の行く末を案じ、太平洋戦争は遠くなりにけり・・・の思いがぬぐえません。

2017.09.18() 危機を煽る?

連日つづく北朝鮮核実験と核弾頭ミサイル報道は、あたかも戦争前夜の感、。明日にでも日本が攻撃されるかのような錯覚に陥ります。

平和の朝・それが当たり前でありますように

◆72年前、日本海軍が密かに作戦を練り、真珠湾奇襲攻撃をしたときも、米国は予想もしていなかったでしょう。日本から煮え湯を飲まされたトラウマの名残か、アメリカの反応は過剰過ぎないか。アメリカが本気になれば、小国北朝鮮など赤子の手をひねるようなもの・・・と想像するのだが。
確かに北朝鮮の国家指導部は狂っているとしか見えません。行くぞ行くぞと言っているうちはまだ可愛いのかもしれない。そのうちにこぶしの下し時を失うのではないか。自滅を待てばいい・・・(楽観的過ぎる?)

北朝鮮の日本へのむき出しの憎悪感、それはアメリカと一体となって行動し、同盟を結ぶ日本は「アメリカの傀儡」という見方しかないのかもしれない。

◆今いちばん気になるのは、この危機を利用して軍備増強、さらなる軍事行動の許容範囲拡大、ひいては憲法改正によって「戦争のできる国」へと突っ走る可能性はないのかという危惧。虎視眈々と機をうかがう憲法改正就中憲法九条に手を付けようとしている安倍政権を見ていると、あながち杞憂とは言っていられない気がします。

◆去る15日、山へ登ったとき、市の拡声器から何か聞こえてくるが言葉は聞き取れない。児童登校の見守りをしているおばさんが「また何か放送していたが意味がわからなかったよ・・・」どうやらアラートのことらしい。帰宅してケータイを見ると同じように注意報が入っていました。子供のころ体験した警戒警報が甦りました。

◆戦争だけはまっぴらです・・・、ラジオで老婦人が言っていました。そして
 『戦争というのはみんな勝てると思ってやっている。スポーツではない』
 『戦争で一人の命も失ってはならない』と。素直に同感します。

2017.09.17() ポケモンgoと隠居

気温13℃の秋冷・・・ウォーキングも長袖に薄手のウインドヤッケ
◆1年ほど前のよもやま日記を見直していたら、こんなことが。

「わからん???ポケモンGO。迷惑・苦情も含めてテレビではその過熱ぶりを話題にしていた。ちょこっと解説はしていたが、平爺には何のことやらさっぱり・・・

◆それから1年余、結局平爺が理解に行き着く前に巷の話題から消えてしまった。あの騒ぎはいったい何だったのか・・・流行のサイクルは1年と持たない、代わり身の早いこと。
◆チョビ髭にヒョウ柄マフラーの中年おっさん、名は確かピコ太郎。何語か意味不明のしゃべりとヘンテコリンなパフォーマンスが、世界中の耳目を惹きつけたのはわずか1年くらい前だったかな~今はどこへ消えてしまったのか。移ろいやすいのは人の世のさだめ・・・・とは言えあまりに早い。

     ******************

   ひよこの口ばし?

80を超えた平爺には、時の流れについて行くのは容易ではない。そろそろ隠遁の時期ということか・・・。そう、昔は「隠居」というのがありました。「隠居」を広辞苑で引くと
     世をさけて山野などに隠れ住むこと
     官職を辞し、または家督を譲って閉居すること
     戸主が自己の自由意思によってその家督相続人に家督
   承継させて戸主を放棄し、家族の一員となること・以下略

妻とたった二人の家族では家督も戸主も関係なし。だとすれば「隠居」もできないということになりますが・・・さてどうしましょう(笑)


2017.09.16(
)  健康ウォーキング・一日も休まず1000

山て記念写真をと思って、重い三脚
まで持参したのにカメラは電池切れ

昨日のよもやま日記末尾に、暗号めいた「丘丘丘+1」と書きました。何だこりゃ・・・と思われたでしょうか。「99911000」です。

ウォーキング連続1000日目の昨日、川中島古戦場史跡「八幡原」をスタート、上杉謙信が陣営を設けたといわれる小高い山=妻女山(411m)からその先の藪っぽい斜面を天城山(695m)方面へとたどりました。歩行時間3時間40分、1000日仕上としては、まあこんなものか・・・という感じ。
(山での汗はまさに快汗、9カ月ぶりです)

◆10年日記を見ると、74才(2011)まではほぼ毎日30分~1時間程度の早朝ランニングを実行。
◆74才(2012)のとき、1200四国遍路通し打ち(下記参照)を計画し、ランニングとウォーキング混在のトレーニング。そして遍路出発を3カ月後に控えた12月からは、8kgのザックを背負い、夜明け前の道を一日も欠かさず1時間半~2時間の歩行訓練。マイナス10℃の寒さも風雨降雪も関係なし。
◆そして75才(2013年)3月中旬に四国巡礼を開始。36日を要して1200(一日平均36)+遍路沿いにある山25座を登って無事に結願しました。

◆結願後は気抜け状態、ランニングはときどき、ウォーキングが主体。ときにはズル休みもあり。そして気が付くとランニングは稀となり、ウォーキングのみになって現在に至ります。
◆先月、ふと気になって休みなしでウォーキングが何日続いるか調べてみると、今年9月15日で1000日になることが分かりました。最初から意識した1000日ではありません。(登山・スキーの日はウォーキングをしたことにしています)
◆昨年1217日、登山中に圧迫骨折のケガ。痛みをこらえてようやく15分という日もありました。

●かつて(1984年・47才の頃)、多忙な現役サラリーマンの身で、一日も休まず平均10kmランニング1000日続けたことがあります。それに比べたらウォーキング1000日連続など語るも恥ずかしいほどのことです。今振り返ると1000日連続ランニングは私にとっては生涯最高の誇らしいイベントでした(自我自賛―笑―)

◍最近の一日平均ウォーキング時間
  4
月―1:00   5月―1:02  6月―1:11  7月―1:28  8月―1:47
9月の日別記録

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

1:42

2:20

1:38

1:41

2:20

2:15

2:12

1:54

2:20

2:09

1:55

2:00

1:55

2:20

3:40

平爺の三つの座右の銘(下記)をかみしめ、これからも歩けるうちは健康ウォーキングをつづけるつもりです。
  「つづける」 「生きがいを持つ」 「命には限りがある」
☆「通し打ち」とは、四国八十八か所を一回で全部巡礼することですが、かなりの体力が必要、何回かに分けて巡礼するお遍路さんが多い。

山火事のような今朝(9/16))5時20分ころの朝焼け、

台風来襲の兆しでしょうか






2017.09.15() 丘と岡

穏やかな丘陵










読書中、あるいはウォーキングのときなどに、脈絡もなくどっちでもいい疑問が生じることがある・・・それが気になって仕方ない。認知機能低下のなせるところか?

何日か前のこと、本の中に「丘」という字が出てきた。「岡」と「丘」の違いは何だろう?字が異なるということはそれなりに違う意味があるはず。腐りかけた脳を使って考えてみても見当がつかない。

◆「丘岡」と書いた何日か前のメモがある。「そうだ未解決」・・・広辞苑を手に取る。すると「岡・丘」と載っている。つまり両者は同じと言うことだ。それなら、まだ未解決、それで悩むことはないが、広辞苑の解説は「土地の小高いところ・低い山・小山」。意味も同一なのになぜ漢字が二つあるわけ?疑問は解けませんでした。

◆「岡田」という知り合いはいますが、「丘」のつく姓は見た記憶がない・・・。
昭和歌謡や唱歌の「丘を越えて」 「丘は花ざかり」 「みかんの花咲く丘」・・・みんな丘です。
「岡」は姓に特化しているのかな~。岡田・松岡・岡本・花岡・森岡・・・・静岡県・福岡県・岡山県・・・みんな固有名詞、「丘」は砂丘・丘陵・・・普通名詞?

「丘」のつく姓は・・・web検索したが出て来ませんでした。

◆地名で「丘」のつくものはたくさんあります。特に新興開発住宅地などには桜が丘・百合ヶ丘・緑ヶ丘・泉ヶ丘・・・これには「岡」は使いません。何か法則のようなものがあるのでしょうネ。

◆音読みは、丘―「キュウ」  岡―「コウ」   くだらない話はここまで。
 ところで今日は 【 丘丘丘+1 】の日?

2017.09.14() お金の話回答

突然お金の話ですみません。「お金」は誰しも大好き・・・かな?

問1通貨の国名・・・紙幣―NLPPON GINKO   貨幣―日本国
問2―日本中にある紙幣・硬貨は・・・およそ100兆円で年間国家予算ほどの額
問3―平成27年大卒初任月給は約20万円 明治40年頃の教員は50円。約400倍です。
   (お米の値段もほぼ約400倍になっています)
問4―般家庭では、現金はどのくらい置いているか(某地銀のアンケート調査)回答数の多い順に並べると

 1万円~5万円 ●  5万円~10万円 ●10万円~20万円  置かない   ●1円~ 1万円
20万円以上は省略。  
いちばん多いのは1万円~5万円です。「置かない」というのはよくわかりません?

(家庭にある現金は推定25兆円、1世帯あたり5万円余)

47年東京五輪記念貨

問5―古い500円紙幣や硬貨などは今でも使えますか?たとえば板垣退助の百円紙幣、東京オリンピック記念10万円金貨、EXPO記念500円貨、国会議事堂図柄の10円紙幣、穴あき50円貨幣・・・など
      ◍使えます 
日本銀行券と昭和20年以降の硬貨は、今のお金に替えることも、また買い物にも使えます。ただし受け取る方は疑うかもしれませんがね。

問5―日本中の紙幣160億枚を積み重ねると富士山の約425倍の高さ
それにしては、なぜ我が家にはこれしかお金がないのだろう?


昨日はスズメが数羽戻ってきました。今も庭の方からチチチチ・・・囀りが聞こえます。


2017.09.13(
) お金の話

突然お金の話ですみません。「お金」は誰しもが大好き・・・かな?
実は平爺は銀行員でした。お金に縁がありましたが、それはすべて他人様のおあし、「円」とは「縁」のないまま人生最終コーナーを回っているところです。

写真は平爺が保管している何十年も前のお金です。今も使えるのでしょうか。
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 御在位六十年記念10万円金貨  50円硬貨 昭和31年 EXPO85記念500円硬貨 
500円紙幣―図柄岩倉具視  100円紙幣―図柄板垣退助   御在位六十年記念1万円銀貨

◆毎日見たり触ったりしているお金ですが、意外と知らないこともあります。そこでお金のクイズ

問1―紙幣・硬貨には国名が印刷または刻字されています。どのように表示されていますか?
問2―日本にある紙幣・硬貨の総額は?
      おおよそ  10兆円  50兆円  80兆円  100兆円
問3―平成27年大卒初任月給は約20万円 明治40年頃(110年前)の教員初任給はいくらくらい?
問4―一般家庭に置いてある現金はどのくらい(某銀行のアンケート。回答の多かった順に順番をつける。
      置かない、つまり0円  ( )・・・ゼロなんていうことがあるのかな~
       1円~ 1万円    ( )
      1万円~ 5万円    ( )
      5万円~10万円    ( )
    ・10万円~20万円   ( )
    ・20万円~30万円   ( )
   30万円以上は省略。
   総額は推定25兆円で、1世帯あたり55万円ほど。多いと見るか少ないと見るか・・・・
問5―古い500円紙幣や硬貨などは今も使えますか?たとえば板垣退助の百円紙幣、穴あき50円貨幣
   東京オリンピック記念10万円金貨、EXPO記念500円貨、国会議事堂図柄の10円紙幣・・・など

問6―日本の紙幣枚数は160億枚、積み重ねると富士山の何倍の高さになりますか。
(お断り―webから拾い出した情報です。真偽の責任は負いません)

2017.09.12(
) 「スズメちゃん浮気」の原因

大賑わいだった8月の写真です

昨日の日記で「スズメがエサ台に来なくなった、もしかすると稲の稔るこの時期、それをちょっと失敬して満腹しているのかもしれない」と書きました。

昨夕、案山子の写真が欲しくて徒歩15分ほど先の、小学校運動場に隣接する田んぼ道を歩いていると、平爺の姿を見て稲の中から50羽、いや100羽以上のスズメが一斉に飛び立ち、運動場の高いフェンスにずらりと止まりました。

我が家に来なくなった原因は、思った通り稔った稲の穂があったから・・・それに違いありません。お百姓さんにはお気の毒なことです。稲刈りが終われば、また我が家のエサ台へ戻ってくると思います。
スズメは米が大好きなんですね。ちなみにエサ台に出すのは多分粟の実だと思います。パンくずなどでは足りなくて、アマゾンから「小鳥のエサ」を購入しています。癒し料と思えばこの程度の出費は苦になりません。

2017.09.11(
) 昔、雀は害鳥だった

文明進化した今どき「案山子―かかし」?・・・と思ってしまいますが、実りの季節を迎えた田んぼには、ところどころ案山子が立っています。効果があるのかな~。


    ♪山田の中の 一本足の案山子
    天気のよいのに 蓑笠着けて

     朝から晩まで ただ立ちどおし  
     歩けないのか 山田の案山子

昔、案山子と言えば、敗れ半纏に穴の空いた麦藁帽子、顔は“へのへのもへじ”が定番。今はアニメに出てくるような身なりでハイカラ、時代が変われば案山子も変わります。
その上、稲田を網でそっくり覆っている田んぼもあって、これではスズメも手出し不能、ちょっと失敬・・とはいきません。

◆ところで、何日か前より我が家のエサ台にスズメが寄り付きません。原因はエサを変えたためか、それとも猫にでも襲われて用心してしまったのか・・・・ちょっと淋しくなりました。もしかすると稲の稔るこの時期、それをちょっと失敬して満腹しているのかもしれません。案山子なんかにゃ騙されないぞよ・・・の心意気かも。

◆子供のころ、1月に「烏追い」という行事があったのをおぼろげに記憶しています。子供たちが口々に何か叫びながら田んぼの周りを歩くだけです。鳥とは、秋の実りを食い荒らす害鳥―主としてスズメの食害が無いようにと願う行事だったと思います。

◆もう一つ思い出しました。カーバイトを爆発させ、打ち上げ花火のような音で威嚇していた方法。驚いたスズメがいっせいに飛び立つ様子が目に浮かびます。

2017.09.10(
) 季節は進んでいます

◆7日から二十四節気は「白露」、七十二候の初候は「草露白―クサツユシロシ」。それに合わせるように昨早朝の寒暖計は13℃で寒気を感じました。季節が移り変わったのがはっきりとわかります。

桃の節句、端午の節句など、節句は1年に5つあります。
  1月―人日  3月―桃の節句  5月―端午の節句  7月―七夕
  そして昨日9月9日は重陽の節句・・・・「九」という陽の数が重なることから。
  昔、中国では奇数を陽の数とし、陽の極である9が重なる99日は大変めでたい日とされた云々     

     9月9日早暁  左から 明けの明星「金星」 お月さま  黎明     

◆昨日のウォーキングはいつもより20分遅い4時半スタート。長袖トレーナーにごく薄手のウインドウヤッケ。照明のない千曲川堤防の道。何日ぶりかの快晴。視力の弱ってきた目にも散りばめられた星々が見えます。西の空には満月を過ぎたばかりの月が白々と浮かび、その方角にひときわ目立つのがオリオン座の二つの星。かすかに白み始めた東方には明けの明星「金星」が輝いています。秋を告げる冷気がきりりと心地よく、ウォーキングには絶好。

◆胸骨圧迫骨折のケガは、その後順調に回復途上・・・2時間ほどのウォーキングも問題ない感じになってきたのに、昨日は背中から腰部にかけて気になる痛み、なぜ?まだ油断は禁物かもしれません。もしかするとこの状態が死ぬまで続くのかも・・・それならそれで諦めるか覚悟をするより仕方ありません。

2017.09.09() 幼な子は天使

◆幼児虐待のニュースや記事が珍しくない時世。人々の心がすさみ、荒廃しているのでしょうかね。どんな理由があるにせよ、涙がでるほど可哀想。平爺には孫が二人います。女の子です。目の中へ入れても痛くないほど可愛い孫です。上は大学1年、下は中学2年になりました。小さい頃はおじいちゃんを友だちと思ってたみたいです。

◆赤ん坊のころの孫娘を撮った動画は、VHSテープに保存しておきましたが、現在は再生機器がありません(製造されていな)。代わりにCDへダビングする業者があり、20本ほど送ると1週間ほどでCDになって戻ってきました。
このところ夕食の時間は、妻と二人CDを見ながら和やかな時間を味わっています。もう可愛くて可愛くて何回見ても飽きません。

我が子のときはまだ動画で残す手立てはなく、生まれて10年ほどしてから8ミリフィルム映写機が市販されるようになり、それで撮った動画が10巻ほど残っていました。しかし映写機が使えなくなってしまいて見ることができずに放置。調べてみたらCDへダビングしてくれる業者があることがわかりました。近々にお願いしようと思っています。

◆一方、幼児虐待のニュースがあとを絶ちません。見聞きするのもつらいです。天使のような可愛い子供をどうして・・・我々には理解できない深い闇があるのでしょう。

◆朝日新聞「あのね」から。子供って純粋ですよね~

 ・電車が大好き。保育園の帰りに飛行機雲を見つけて、ママに「あ、飛行機のせんろー」
 ・車で出かけた時、ママが「こんなところに占いのお店ができたんだね」と言うのを聞いて、
  「なんにも売らないお店? へんなお店だね」。

 ・車で移動中、目的地を通り過ぎてしまった。運転手の祖父に向かって「じいじ、この車、巻き戻しできる?」 ・おじいちゃんがヘアスプレーするのを見て、「頭に虫いるの?」・・・(平爺はハゲです)
 ・赤ちゃんが生まれると聞き 「ママ 子猫もいっしょにうんでね」

2017.09.08()  「明けない夜はない」

先日、久しぶりに「いわずに おれない」を手に取り、あらためて染み入るような心地よさを味わいましたが、もう1冊、書棚に眠っていた「くじけないで」(柴田トヨ著 105才没)を手に取ってみました。下記の詩は亡くなる2年前のもの。 一語一語ゆっくりお読みになってみてください。「/」は改行です。

 【 朝はくる 】

    一人で生きていく / と 決めた時から
    強い女性になったの / でも 大勢の人が
    手をさしのべてくれた / 素直に甘えることも
    勇気だと わかったわ

    (私は不幸せ・・・・) / 溜息をついている貴方
    朝はかならず / やってくる

   朝陽も / 射してくる筈よ

◆この詩とは関係ありませんが、ラジオ深夜便で耳にすることばが浮かびました。
何日か前のラジオ深夜便「明日へのことば」は、頭木弘樹氏によるシェークスピアの絶望名言。その中でマクベスに出てくる「明けない夜は無い」と云う言う言葉の解釈に耳を傾けました。

『嘆き始めたばかりなのに「明けない夜は無い」は早くはないですか。「明けない夜は長い」と云う意味でもあるわけで、泣きだしたばっかりの人に涙はいずれ乾くよといきなり云うのはおかしいと思う。覚悟を促す言葉ではないかと思って、「朝が来なければ、夜は永遠に続くからな」と松岡さんは訳した。私としては更に「明けない夜もある」と訳したい。自然現象のように時間が経てば自然に消えてゆくと思われるが、心の闇はそうはいかないと思う。(時間とともに癒されない悲しさもあると思う)そういったことを知っておくことも必要だと思います』

   

なぜこんなことを書くかと言えば、深夜便担当の某女子アナ。番組終了の締めことばは『明けない夜はありません。やがて夜が明けて、日が昇り明るくなって、活動的な一日が始まり・・・』論理的には確かにそのとおりですが、本来、それを言うときは、悩みや苦しみを抱え、早くそこから抜け出したいという葛藤があっての言葉かと思います。
この番組を聴いている人すべてが葛藤を抱えているわけではないし、どこかしっくりしない感じ、あえて言えば「明けない夜はありません」を一般的な人々の向かって軽く口にする言葉ではないような気もするし、少々
キザっぽくて違和感を感じて前から気になっていました。
トヨさんの「朝はかならず やってくる」は、ため息をついている人への言葉かけなんですね。
(批判することが趣旨ではなく、これは平爺の浅はかな感じ方の問題に過ぎません)


2017.09.07() よもやま日記は認知症防止のため?

ハツユキソウ

先だって、あとひと月で1000日連続ウォーキング実現と書きましたが、あと1週間となりました。昨日は雨の中、傘をさして1時間40分、少し秋めいてきて一番歩きやすいときです。

◆ウォーキングの時間はよもやま日記のネタを考える時間でもあります。とりわけ夜明けが遅くなって、風景が見えないときは考えるのに適しています。何となくラジオ深夜便を聴きながらですが、その中にネタになりそうなヒントがあると単語だけメモっておきます。ベンと紙は必携品です。

メモはときどき整理・廃棄しますが、机の上にたまったメモを数えてみると102枚。何を書くつもりだったのか思い出せないものばかり。

たとえば

 ・ごくつぶし   ・人間落ち目   ・ローセキ ・ラッセル平和宣言   ・カミハサミイシ
 ・漢字??食  ・反省のポーズ猿  etc.

暗いところで感で書くため、日にちが過ぎると判読不能のものもかなりあります。こんなことを繰り返しながら、面白くも可笑しくもないよもやま日記を、性懲りもなく続けています。ページを開いてくださる方々には、実に申し訳ないことですが、目的の一つは平爺の認知症予防脳トレ・・・少しは効果が上がっていればいいのですが?

2017.09.06(
) 七十二候 禾乃登

8/239/6頃は二十四節気の処暑。それを三つ(初候、次候、末候)に分けたのが七十二候で、今は末候の「禾乃登(こくものすなわちみのる)」です。ラジオ深夜便で毎朝教えてくれます。
「こくもの」とは穀物の事。秋になり、さまざまな穀物が実るという意味で、水田も徐々に黄色が増してきます。「禾」は粟(あわ)の穂が実った姿が漢字の原型とか。古代、穀物と言えば主に粟のことだったそうです。コメは年貢としてほとんどが武士に召し上げられ、農民が食べていたのは「アワやヒエ」だったと言います。
ウォーキングのおりに通る田中の道、ここ2、3日でかなり黄色が濃くなり、稲穂も垂れてきました。

◆昨日はボラの日、相手は7名。最初は恒例により「故郷」を合唱。次いで綾取り(あやとり)やお手玉で少し遊び、次はいろはかカルタの下の句を見て、上の句を思い出す遊び。8割がた誰かが正解を出します。上の句から下の句を思い出すのはほぼ100%できます。
そして皆が好きな歌の時間。音痴の平爺には似つかわしくないのを承知で。

今回は秋の歌を選定。赤トンボ・紅葉・りんごのひとりごと・旅愁・故郷の空・村祭りなど
音痴の平爺には似つかわしくありませんが、みなさん一生懸命に歌ってくれます。

ボラの時間はおおよそ1時間15分。「あれ・・・もう帰っちゃうの」と言うのは職員さん。でもけっこう緊張の1時間15分、今日一日だけなら2時間でも3時間でも・・・しかし毎週となるとこのくらいが限度かな~と自分では決めています。

2017.09.05(
) 「今月のことば」

寺院の掲示板が書きかえられました。今月のことばは

『失敗して 失って 大事にものに 気づいていく』

俗人の脳裏に真っ先に浮かぶのは≪失恋≫でしょうか。失恋の経験もない平爺には無縁ですが・・・・
平爺がもっと大切に思うものは「平和」・・・・それは「妻や子供や孫たちが幸せに生きてほしいから」というとカッコ良すぎるかな。

◆お金は何とか食べていくだけなら足りているし、大病もしたが80歳まで持ちこたえて平均寿命はクリアできたし、マラソンや登山など夢中になれる趣味の快感・達成感も味わえたし・・・細々とした人生かもしれないが、失うものに恋々として後ろ髪を引かれる気持ちはありません。
最期を迎えたとき、「良い人生だったよ、みんなありがとうな」と言って目を閉じられたらそれで十分。

ガンジーのことば
 「握り拳と握手はできない」
 「平和への道はない。平和こそが道なのだ」

2019.09.04(月
) すごすぎる話と、みっともないほどミミッチイ話

旧聞ですみません

今朝 4時55分 気温15度? 

◆最初はアメリカでの話。52才の女性が880億円宝くじ大当たり。
凄すぎて、もう羨ましいとか妬みとか・・・そんな感情も湧いてこない。この世のできごととは思えずただ茫然。平爺が茫然とする必要はありませんネ(笑)

他人の財布勘定をするつもりはありませんが、仮に…仮にですよ100才まで生きたとして残り48年。880億円を使い切るには「¥8800000000÷48年=1833333333円」、つまり毎年18億円以上使わなくてはならない。一日換算500万円、使うことも大変、覚悟がいりそうです。

このお方、お金に埋もれてこれからどうやって生きて行くのでしょうか。使うお手伝いなら喜んでさせていただきますが(笑)。他人事ながら気になるのが貧乏人の性。

◆次は、神戸不倫市議ハシケンの話。自民党今井絵理子参議院議員との不適切な交際と『政務活動費の不正受給』のことが茶の間にかっこうの話題を提供中。不正受給の880億円に比べたら実にいじましいたったの720万円。しかし世間に与えたインパクトはこのいじましい方が格上、断じて許されない。
議員活動で家庭経済がひっ迫しているのか、ただお金が欲しい守銭奴に過ぎない低俗人類なのか・・・880億円の女性に1万分の1でもいいから恵んで下さいと頭を下げてみたら。それでも880万円になりますよ。



2017.09.03(
) 勘違いの「権威」

平爺は、昔から「権威」というものには抵抗感があります。それは振り回す「権力」と表裏の関係になりがちだからです。広辞苑で「権威」を見ると 
  ・他人を強制し服従させる威力

  ・その道で第一人者と認められている人

稔るほど 頭を垂れる 稲穂かな

◆世界的トランぺット奏者の日野氏のニュース。それは衆目の前で行われた暴力行為。それを真っ向から否定する意見と、ある程度は容認してもいいのではないかという意見。
平和主義者を自認する平爺の目には許しがたい蛮行でしかありません。

 
日本が軍国主義国家だったころ、死を恐れぬ強くて立派な軍人に育てるためと称して、理由もなく殴る、蹴る、怒鳴る・・・あくまでそれは新兵本人のためという理屈で、常習的に行われたと言います。
あるいは高校生の体育系部活での暴力やいじめ同然の指導も、かつてはよく話題になりました。

指導者の熱心さが少し行き過ぎただけ・・・という弁解もありますが、本当にそうでしょうか。素直には受け止められません。テレビに映ったあの光景は、自分の意のままに動かない腹いせに、切れた大人のヒステリー行為にしか見えませんでした。
「俺は有名人だ、偉いんだ・・・何をやっても許される」という自惚れ・驕りと錯覚。周囲も何となくそれを容認するという風潮もあります。
威力の前にいさめる人がいなくなり、当人は「裸の王様」になっていき、一般社会では通用しない行動を、ためらいもなくやってのけるようになっていく。
暴力や権威で中学生をマインドコントロールするような手法は、真の指導者の在り方を知らないが故の恥ずかしい行動。

「2018.08.30()の日記「まど・みちお」 ― こころあたたまる詩」とは対照的なできごとだと思います。
◆一強多弱政治の中で総理がおごり高ぶっていった構図に相通ずるものを感じます。

2017.09.02() モグラ昇天

◆数日前のこと。小雨降る中のウォーキング。歩きはじめて3~40分するとようやく薄明が兆してきた。堤防の道、足元に小さな動物が仰向けに横たわっている・・・踏んづけそうになり、あわてて足を避けた。よく見るとモグラの死骸・・・どうしてこんなところに死んでいるのか。車がやっと通れるほどの道、もしかすると耕運機にでも轢かれたのか?耕運機程度の速度なら容易に逃げることも可能だったろうに。

それにしてもなぜ地下が棲みかのモグラが地上に出てきて事故に遭ったのか。たぶん運が悪かったのだろう。ほおっておくとカラスのエサになってしまう。それは可哀想、そっと指でつまみ、草の茂みの中へ移しておきました。そこが昇天したモグラの墓。

・モグラは漢字で「土竜」。土竜は漢名でミミズのこととか。モグラがミミズを好むことからの誤用で、古名では「もぐらもち」、地にもぐって土をもち上げることからきた・・・webより


◆毎年受けている人間ドックで、前立腺ガンの腫瘍マーカーPSAの数値が少しづつ上昇傾向をたどり、今年はついに警戒ラインを超えてしまった。転移可能性が高い肺と骨の検査(CTと骨シンチ)を実施。結果は再発・転移の兆候は認められず、PSA値もやや改善。やれやれ・・・・前立腺の全摘手術を受けたのは2004年、67才のときでした。これからも数値の動向を見守っていくことになります。(その経緯はこちらへ)


2017.0.9.01(
) ―関東大震災から94年

91日は防災の日。1923年のこの日、首都東京を中心とする関東大地震が発生、死者行方不明者は105千人にのぼると言われます。

(地下壕)

◆このとき、大混乱のなかで「朝鮮人が暴動を起こす」とか「朝鮮人が井戸に毒を入れた」等のデマが流れ、朝鮮人を虐殺するという事件が起きたと伝えられています。その数は1000人以上とか。

毎年この日には、朝鮮人犠牲者の追悼式に東京都知事名で追悼文を送ってきたが、小池知事は「今年は控えたい」との表明があったと新聞が伝えていました。小池知事としての理由や思いはあるのでしょうが、追悼することが悪いこととは思えません。なぜ控えるのでしょうか。これがまた韓国の日本への反発にならなければいいのですが。

◆太平洋戦争末期、日本は連合軍に押されて敗戦は決定的。それでもなお本土決戦において最後の一兵まで戦うという気ちがいじみたことを言って、戦争犠牲者をどんどん増やしていくという窮状。

その本土決戦に備え、長野市郊外の皆神山周辺に巨大な地下壕を掘り、そこへ大本営を移動する計画を立案。地下壕には政府、日本放送協会、中央電話局など軍・政の中枢を移転、地上部には天皇御座所、皇后御座所、宮内省の使う建物も造ることになった。

この大工事には、周辺住民のほか、多くの朝鮮人が徴用され、過酷な作業にあたった。数字は不明ですが、多くの朝鮮人労働者が死亡したと言われています。
今は、地下壕入口にハングルで書かれた慰霊の碑が立ち、毎年お盆のころに地元の日本人も参加して慰霊祭が行われています。
平爺も地下壕の見学に行った折、碑に向かって手を合わせてきました。

あの戦争の傷跡は、知らないところで、さまざまな形で残されているのです。

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