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12cmx12cmx2.5cmの小品。天目と錆陶を結びつけた最初の器。 この作品は私と共に一生を共にする作品。 生まれてからもう10年以上の時が過ぎ、ようやく形が見えてきたような気がする。 |
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荒削りの岩肌、河原の石のような丸み、それぞれの質感を醸し出す錆陶の能力の奥深さに感謝。 | ||
古典的な天目の世界から、いつの程にか辿りついたところ。 | ||
古代の町の地籍図、岩肌に掘られた石窟寺院、いろんな風景が頭をよぎり膨らんでいく。 手のおもむくまま、面を作り線をひく。 いつしか形が出来上がっている。 |
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