エジプト徒然草
 
其の11


1998.04.17(金)
古代の星座(2)-天空のカバ


 前回の続きの星座の話です。

 どうも、あの河馬がイシスと言う気がしないのです。 どちらかというと、カバの頭の女神、 トゥエリス女神と言われた方が、姿から言うと納得できるのに、と一日過ごしてしまいました。 トゥエリス女神は、イシス女神とも同一視された場合もあった様なので、あながち外してはいない のかもしれません。 しかし、どうも、シリウス=イシス説の方が有力に思えてしまいます。  シリウス星=イシス・ソティス女神という説もあるので、さらに、ややこしい。 イシス女神は あらゆるところで、色々な女神と習合してしまっているのでいたしかた無いところです。

などと、つらつら書いて(打ち込んで)いたら、私の説を支援してくれる様なことが、『オリオン・ミステリー』に…  現在の竜座がトゥエリス女神の姿だそうです(^^) ということはあの河馬はトゥエリス女神と思って 良いのですね〜良かった良かった(自分好みの説を見つけて喜んでいてどーする^^;)。
 簡単?ではありましたが 前回のエジプトの星座につきましての補足でした。

 ☆さらに、補足・・・北斗七星は、ミイラに死後の生を与える儀式、”口開けの儀式”で使われる『手斧』にも見立てられています。

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