
其の20
1998.05.26(火)
スフィンクス修復完了
| Yahoo!のニュースを見ていたら、エジプトのスフィンクス、修復完了というニュースが
ありました。 10年間修復の為、側に寄れない状態だったそうです。 しかし、正直な感想は、「たった10年でなんとか終わったか(^^;)」でした。 エジプトで見た 普通のもの、の写真でお分かりの様に、私の見たスフィンクスはまさに工事中状態。足場を組まれた 遊園地の小山状態でしたから、周囲の囲いの無いスフィンクスというのは見たくなります。 全く、エジプト行きたい病を引き起こさせてくれる様なニュースです。 そんな気分で、本屋を覗けば、エジプトな表紙の本が私を誘惑。 最近のエジプト関連書籍の 乱造はどうにかしてくれないかなぁ、色々種類豊富なのは嬉しいのですが、給料をつくづく本に費やして いて、これでいいのかと不安になります。場所も取りますし(^^;) そのような次第で、本日、買ってしまったのは、 「図説古代エジプト1 【ピラミッドとツタンカーメンの遺宝】篇」 「図説古代エジプト2 【王家の谷の神々の遺産】篇」 の2冊。 大きさはA5変形(と言うのでしょうか?)、割と手ごろな大きさですが、 “図説”の名の通り、写真充実です---というか、それも道理、写真家の方が編著者です。 1の方はそれ程でもありませんが、2は、大判の写真集で無いとなかなかお目にかかれ無い様な類の、遺跡の壁画のカラー写真が目をひきます。 星座関係の話題で取り上げたセティ1世王墓の 天体図も、全体像、北天の空、南天の空と載っています。そして、何度見ても美しい、 ネフェルタリ王妃の墓の壁画。 ヒエログリフの1つ1つにまで彩色されていて、溜め息ものです。 この王妃の墓こそ、生で是非見たいものです。 そうそう、1巻の方で、おもしろいと感じたのは、“日本人とエジプト”という章です。 なんと、「阨日多國尖形高(だい)」(えげふてこくせんけいこうだい)という題名の浮世絵と して、江戸時代にエジプトは紹介されていたのだそうです。 「せんけいこうだい」=ピラミッドです(^^) そして、明治時代に紹介された、かのスフィンクスは・・・ おかっぱ頭の女の人(^-^; |
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