内部工事3

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2002.10.5(土曜日)

今日はいい天気だった。
先週中に入れなかったが、今日は入ることができた。既に壁紙貼りが始まっていていよいよ部屋らしくなってきた。
ここは1階キッチンだ。L形(210×185cm)のキッチンユニットが取り付けられている。L形のせいか結構巨大に見えた。

 

1階中央和室だ。この部屋は工事が遅れていたのだが、もう床の間や仏間はもちろん、クロスまで貼り終えていた。ここのクロスは薄いグリーンで和紙のような質感のものだが、全体で見ると白くしか見えない。サンプルでは結構グリーンが強く感じていたので少し部屋が暗くなるかなとも思っていたが、全然問題はなかった。でももう少しグリーンに見えても良さそうなものなのに・・・。
色の他にも模様などサンプルでは大きい模様であっても壁全体で見ると凄く細かく見えるから、サンプル上で小さく見える模様だと殆ど無地に見えるんじゃないだろうか。

 

 2階のキッチンユニットも入っていた。
こちらはI形(255cm)だ。そうそう、1階と2階ではキッチンのメーカーが違う。1階はトステムだが2階は永大産業だ。特にどっちがいい悪いは別になく、細かい仕様で選択した結果である。どっちも今時は引き出し式収納が常識のようだ。

 

 うちはオール電化にしたので、IHクッキングヒーターである。写真左が2000W、右が2500Wのパワーだ。200V電源だから、2500Wフルパワー時で12.5Aだ。電気代が心配になるが、一応事前に調べた限りでは金額ベースではガスと同等らしい。昇温時間がガスより短いのでそんなに変わらないらしい。
メリットとしては火が付かないので安全であることと天ぷら油などの温度調整が自動でできること、また部屋の温度上昇や酸素消費が少ないことが挙げられる。デメリットとしては鉄かステンレスなど磁石がくっつき、底が平らな鍋しか使えないことが挙げられる。あとはやっぱり大量の電磁波が出ることだろう。人によっては長時間前に居ると気分が悪くなることがあるそうだ。
しかし元々身の回りの電化製品は電磁波だらけだ。携帯電話しかり、テレビや電子レンジしかりだ。結局まだ電磁波の人体への影響は判っていないし、長時間この前にじっと居ることは少ないので問題ないと判断したわけだ。

 

 レンジフードの写真。
レンジフードのファンには大きく分けてプロペラファンとシロッコファンの2種類がある。これはシロッコファンだ。プロペラは文字通り扇風機のような羽根を回して排気するもので一般的なのはこちらの方だ。価格もプロペラが安い。
一方シロッコファンはドラム式でドーナツ状のフィンが付いたドラムを回して排気する方式だ。排気のパワーはこっちが大きく、プロペラ式と比較して外からの風の影響を受けないのが特徴だ。
 あと、フード自体わざわざ3万円程プラスしてお掃除楽々仕様のものを選んである。フード内側の鉄板が一体成形されているので凹凸が少なく汚れがふき取りやすくなっている。フード内部に吸い込まれた油も一カ所(フィルター下の小さい箱)に集められるだけなので定期的に棄てるだけだ。

 

 2階寝室の写真。作り付けの特注テーブルができていた。横幅が285cmと大きなものだ。実際見た目も大きかった。ここにパソコンなどを置いて書斎コーナーとする予定だ。LANやテレビなどの配線もこの机の所に集まっている。

それから今日、この部屋の西側窓を開けて外を眺めていて気付いたのだが、この西側窓は危険だ。開口部が大きく、大人の腰あたりの高さで開いているのだが、この窓の位置にはベッドを置く予定なのだ。そうなると子供が落下する危険がある。この窓の下には屋根もなく地面まで直通だから落ちるとただでは済まない。
ちょっと図面では窓の高さのシミュレーションが足りなかったと反省。安全対策として、窓の外に柵を付けたり、窓の鍵を子供が手の届かない高い位置に増設するなどしなければならない。

 2階北側バルコニーから外を眺めてのショット。うーん、実にのどかな風景だ。

いよいよ今月末で完成だ。うちは11月頭の連休に完成見学会のモデルハウスとして使用される。広範囲に新聞折り込みチラシを入れて大々的に行うそうだ。(小規模の見学会はちょこちょこ行われている)
是非たくさんの人に見に来て貰いたい。それで少しでもいい家造りの参考になれば幸いである。

 

2002.10.12(土曜日)

 さあ10月も半ばとなり、いよいよ月末の完成に向けて工事も追い込みに入ったようだ。
 今週末は日曜日も返上で外構工事が急ピッチで進められていた。
駐車場のコンクリート打ちや写真のように門が作られている最中だった。外構デザインはこの団地の規約で統一化することが決められているので門のデザインはどこも同じである。せいぜいタイルの大きさや色を選ぶだけだ。ちょっとさみしい気もするが、無数の選択肢があると迷うし、後から隣りが良く見えたりするだろうから個人的には望ましかった。ただコスト的に削りようがないのが難点である。

 これはメイン玄関ホールの写真だが、見ての通りクロスが貼り終わっている。床の養生シートが外れれば室内そのもののイメージとなる。
玄関ポーチのタイル張りも終わっていた。

 一階キッチンから西方向の和室を向いても一枚。和室とのしきりは引き戸なのだが、ここは開口部を大きく取って開放感を出したかったので、二連引き戸としてある。写真では一階世帯の玄関に通ずるドアが開いているので分かりにくいが、これだけ開いていればちょっとは広く感じるだろう。

 設備関係でまだ設置されていないのが、トイレと洗面台だが、それも写真の通り、物は搬入されているので、あとは設置するだけだ。
ちなみにトイレはTOTOのウォシュレット付きだ。ただ乾燥機能はないタイプが標準だった。ちょっと欲しい気もしたが、別に必須とも思わなかったのでそのままにしといた。あと暖房便座も標準だ。冬場便座に座った時にひんやりしないのがいいが、常時通電なので電気代が気になるところだ。洗面台はミカド製で脇に物入れが付く。くもり止めヒーターまで標準で付いてくるが、これはできれば電気を使わないタイプにした方がいい。TOTOなどでは表面処理で電気なしでも曇らない加工のされた製品がある。これから建てる人はこういったランニングコストがかからない製品もチェックしておいた方がいいだろう。もちろんその分大きく割高ならわざわざ導入する価値はない。

 

  二階にも上がってみたがLDK以外はクロスが貼り終わっていた。やはりクロスがある方が明るく見える。
しかし前回も書いたが、写真で見ても実際に見ても大して変わらないというのが正直なところだ。サンプルをめくりながら、あーだ、こーだ検討したのがばかばかしい感じだ。今回4つの部屋の写真を載せているが、全てクロスは模様や色あいが違うものである。でも違いは全く判らないだろう。近寄ってみれば模様や色合いが違うのは判るが、遠目には全く同じだ。でもサンプルでは全然別物に見えたのだ。
断言しよう。模様や色は余程変わったものを選ばない限り、時間をかけて選ぶだけ無駄!
そもそも今住んでいる家の例えば洗面所のクロスがどんな模様か言える人は殆どいないはずだ。人の家など尚のこと知ったことかい、である。後で貼り替えは簡単だから、適当でいい。


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