上棟 

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上棟@(2002.7.21日曜日)

  遂に棟上げの日を迎えた。
朝10時少し前に現場に到着したが、既に左の写真のように1階部分の柱は組み終わっており、2階部分の組み上げが行われていた。朝8時から作業されていたそうだ。ご苦労さまです。

昨日まで結構激しい雨が続いていたので、今日棟上げが行えるか心配していたのだが、丁度タイミング良く梅雨明けし、結果的にはベストな日となった。これからは晴れた日が多いので、屋根瓦と外壁が施工されるまでの間に、柱が雨に濡れることも最小限で済むだろう。工務店の話では強制乾燥木材使用なので、少々の雨水ははじく特性があるそうだ。

 

 上棟A(2002.7.21日曜日)

 着々と柱が組み上がっていく。うちは建坪60坪くらいだが、部屋数が多いこともあり、柱が多いのだそうだ。だから、1日で棟上げまで終わるかどうか微妙だと聞いていたが、この分だと大丈夫そうだ。

柱をクレーンで持ち上げ、大型の木槌でトントンと手際よくはめ込んでいく。単純に良くまっすぐ綺麗に組み上がるなぁと思う。コンピュータ制御によるプレカットだから当たり前かもしれないのだが、自分が日曜大工でやったら絶対曲がるだろう・・・。

 

 上棟B(2002.7.21日曜日)

 間近で見ると、やはり4寸(約12cm)柱は太い。写真で見るとそうでもないように見えるが実物はかなりがっしりした印象があり大満足だ。まだ筋交いなどは付いていないのだが、これだけ柱が多いと構造的な強度は充分なように感じる。

今日は柱を組んだだけだが、後日、構造用金物でがっちり柱と柱を固定して、強度を確保することになる。

 

 上棟C(2002.7.21日曜日)

 正午過ぎに一段落したので、内部に入り昼食会の準備をする。もう部屋の間取りがほぼ分かるようになっており、広さの感触も掴める。贅沢を言えば、もっと広々した部屋が一つは欲しかったのだが、贅沢は言うまい。

 昼食は、工務店側が17名と親戚関係が9名の計26名だった。正直仕出し弁当とお酒を一人ずつ用意するのはお金の方でもかなりの出費だった。まあ大工さんたちに気持ちよく仕事してもらうためにもこういった金は惜しまない方がいいだろうね。

 

 上棟C(2002.7.21日曜日)

 屋根の頂点部分まで組み終わって、文字通り棟上げが終了した。暑い中ご苦労様でした。

昨年の10月頃からうち合わせを重ねてきて、遂にこのように建物の形が見えてくるまでになったのは結構感慨深いものがある。あとはどんどん工事が進んで、10月終わりには完成する予定だ。工務店側も、今回のうちの家は特に完成を心待ちにしているようだが、自分たちももちろん早く見たい。

2002.7.26金曜日−@

 構造用金物が入った。左の写真のように各柱の接合部分を補強することで耐震性を高めている。写真のものは主に横方向の力が加わった際に、その力を分散させて耐えることで倒壊しにくくなっている。この辺は国の基準で定められており、もちろん我が家もその基準以上である。
あまり知られていないことだが、この基準自体は結構古く(年度は忘れた)、阪神大震災前から施行されていて、実際、震災時も法令が施行後に建てられた家は手抜きがない限り倒壊していない。しかし震災後に更に基準が厳しく改正されているので、今真っ当に新築される家は例え木造でも真下に活断層でも無い限り倒壊まではしないはずだ。

2002.7.26金曜日−A

 天井を向いてのショット。
屋根板がきれいに張り終わっていた。奥に写っているのが2階の天井裏で、手前が1階天井部分の梁である。既に縦の亀裂が入っているのが確認できるが、縦の亀裂は特に強度的な問題はないし、そもそもきちんと乾燥済み木材を使用していることの証明であるから、むしろ現時点で亀裂が入っている方が望ましいくらいだ。
まだ水分を多く含む木材は亀裂など入らないが、後で乾燥した際にやせて細くなってしまうのが問題なのだ。そうなるとせっかくの構造金物もネジがゆるんでしまうし、第一木材同士のかみ合わせがゆるゆるになって構造体強度ががた落ちになってしまう。表面的な亀裂にクレームなど付けないよう注意しよう。どうしても亀裂が気になる人は一本柱ではなく集成材(複数の木材を張り合わせて加工したもの)の柱を使う方がいいだろう。強度的にも一本柱よりはるかに丈夫だし狂いも生じない。ただ値段もピンきりで粗悪なものもあるようだから、その点注意が必要だ。

2002.7.26金曜日−B

 基礎スリット換気口の写真だ。基礎の上に横たわる柱と基礎コンクリートの間に黒いものが挟まっているのが見えるが、この隙間があることで従来型の長方形の換気口が不要となっている。基礎の全周に渡って隙間があるため、従来型換気口より遙かに換気効率が良い。だから最近は殆どこの方式に変わってきている。基礎自体も切れ込みがないだけ丈夫だという利点もあり、デメリットがないので当然のことかもしれない。あと、この隙間には防虫ネットが貼られ、白蟻対策となっている。ただ蟻の入る隙間を完全にネットだけで防げるとは思えないので何か対策を別途考えようと思っている。あ、それから写真でコンクリート上に横たわる柱(”ねだ”だったかな?)の色が違うのは防虫剤と防腐剤を染み込ませる加工をしてあるためで、こちらも白蟻対策となっている。

2002.7.26金曜日−C

 揺れる足場を伝って2階部分にも上がってみた。手前に途中で切れている柱が見えるが、これはバルコニーの立ち上がり部分である。まだ床の支えとなる束柱は仮置きの段階だ。しかしこのバルコニー部分まで4寸柱をたくさん組み合わせて造られていて、見るからに頑丈そうだ。仮に家が倒壊しても、バルコニーだけ残りそうにさえ見える。ま、面積が小さいので当然ではあるのだが・・・。

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