２００２．９．１５（日曜日）

　今日は薄曇り。だいぶ涼しかった。嫁さんが仕事でいなかったので、娘と母親との３人で家を見に来た。工事関係者が誰もいないかと思ったが丁度昼休みで裏の足場で昼食中だったので、声をかけて誰も居ない室内をじっくり見ることが出来た。
外観上は、防水のためのコーキング処理（壁サイディングボードとボードの間の隙間を埋める）もきれいに終わっていた。また屋根と壁の間の部分にも茶色い塗装がされていた。外見はあとは雨樋と玄関ポーチのタイル張りが終われば終わりとなる。（車庫や門などはまだだが）

　これは一階中央和室の写真だ。床柱などが入っていて、床の間や仏間などがもうすぐできる。そうなると随分と和室らしくなるだろう。天井も張られている。ここはコストダウンの影響で木目風のクロスを貼ると聞いていたが、ちゃんと普通の化粧合板が貼られていた。話と違うが、グレードアップだし、見た目こっちの方が全然いいから良しだ。

　またまた階段上部の天窓写真だ。今日は階段途中から撮影してみた。写真中央に横に伸びる梁が見えるが、この部分のみ構造体の柱が見えることになる。本当はもっと木を多く見せたかったが結局はここ以外は隠れてしまう。せっかく県産の４寸柱（杉）を使っているのだから、せめて一カ所くらいは見せたかったので、見せることにした。工務店側は柱の節やヒビを気にしていたが、全然気にならないし、それが自然なのでニスを塗るだけにした。という話を現場で、営業、設計、現場施工責任者全てが揃っている時に話をして、合意していたはずだったが、どういうわけか写真のように合板で柱が覆われ、クロス貼りされることになっていた。どうも工務店内部で意識の食い違いがあったようだ。
一応、希望通り、柱を見せるように変更してもらった。

　二階キッチンから、寝室を背にしての写真。
階段に続くＬＤＫの戸が付いているのが見える。ここは設計締め直前に幅が広いタイプに変更してもらった場所だ。これは嫁さんの希望で、子供を抱いて買い物袋などの荷物を持っていると今のアパートの入り口が狭くて通りづらいからというものだった。確かにそれは言えるので直前に変更したというわけだ。実際それが付いてみると８８センチの幅（通常は有効幅７０センチくらい）はかなり広くて満足だ。
手前に見える開口部は階段に光りを運ぶ為の明かり取り窓だ。実際今日確認したところ、ちゃんと階段に光りを運んでいたので、充分実用になっていると言える。

　上の写真から９０度左を向いてのショット。洗面所と浴室への入り口が見える。奥にサービスバルコニーへの勝手口が見える。
この洗面所のスペースが意外に暗かった。ここに載せている各写真は大体肉眼で見えた明るさと同じくらいに補正をかけているのだが、写真でもちょっと暗いのが分かると思う。勝手口ドアがガラスだし、スペース的に居室に比べれば狭いからドアの光だけで充分だと思っていたのだが、洗面台や洗濯機を置く場所が結構暗い。クロスが貼られれば今よりは少し反射して明るくなるだろうが、勝手口左に小窓でも付けておけば良かった。やはり図面上だけではなかなか分かりにくいということだろう。結構自然採光に拘って、窓や入り口の配置には気を付けたつもりだったが、こういう場所できてしまった。これから建てる人は平面図上で時間帯によってどのように光の入りが変わるのか十分に検討することを薦める。日中は電灯を全く点けなくても過ごせる明るさが理想だ。
同時に風のながれについても同様だ。
　しかし、ここ以外の部屋は充分に明るさが確保されていると思う。今日みたいな薄曇りの日でも電灯なしで読書だって充分できる明るさだ。

 ２００２．９．２９（日曜日）

　遂に足場が外された。雨樋やベランダ手摺りも付いており、外観上残る工事は玄関ポーチのタイル張りと基礎の仕上げ（モルタル塗り）だけである。
しかし随分とすっきりした印象だ。
 玄関ドアはまだ保護段ボール紙に覆われていて見ることができないが、どんな感じか早く見てみたいものだ。

　今日は工事関係者が休みだったので残念ながら室内を見ることができなかった。だから撮影も一階の窓越しショットのみである。
これは一階ＬＤＫだが、キッチンが入っているようだ。水道の蛇口とアルカリイオン整水器が見える。あと暗くて写真だと解りにくいがレンジフードも取り付けられていた。うーむ見たかった。
今度は工事関係者が休みでも鍵を借りて見に来よう。やっぱり工事関係者がいる中でみるのは邪魔をするようでじっくり見れないから。

　南側の庭となる部分の写真だ。
中央部に門と二つの玄関へのアプローチ（Ｙ字形）がある他は駐車場になるイメージだ。前の道に対して直角に３台駐車できる。写真手前は建物脇にももう一台（縦列）駐車できるので、計４台の普通車を停めることが出きる。できればもう一台来客用として欲しかったが、それは贅沢というものだろう。（予算の限界）
幸い家の前の道が広いので短時間の来客は路上駐車でも問題にはならない。

 　家の前の道を挟んでの一枚。
道幅は６メートルあり、対向車が来ても緊張感なくすれ違える広さがある。それに家の脇に路上駐車してあってもムカ付かない。さすがに両脇に同じ場所に路上駐車してあればムカ付くだろうが、それでもまだぎりぎり普通車であれば通れると思う。
今住んでいる町が道が狭いだけに、この点は大きなポイントだった。通勤が車なので毎日対向車が来やしないかと気を遣う必要がないのはいい。更に国道や県道などの幹線道路に出るまでの道も全て普通車が離合可能な広さがある。会社へ行くルートも幹線道路中心で２パターンあり、裏道を組み合わせたルートは無数のパターンがある。唯一保育園へ行く道が狭いが、回りが田んぼで見通しがいいのと離合ポイントはいくつかあるので慣れれば問題ないだろう。