屋根工事

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屋根@(2002.8.4日曜日) 

 屋根瓦が付いた。
ずいぶんと白っぽく見えるのだが、薄めのグリーンである。実際完成した同じ色の屋根と比べても明らかに白っぽい・・・・。瓦を間近に見てみるともっと濃い色に見える。よく見てみると全体に白い粉のようなものやら、足跡やらが付いていて実際より白っぽく見えているらしい。一度水で洗い流すと印象も変わるだろう。
 あとこの瓦の色は、工務店の話によると外壁の色に多少引っ張られる傾向があるそうだ。例えば暗い壁の色だったら、瓦も濃く、壁が明るければ瓦も明るい感じになるらしい。
今は白いシートで壁が覆われているせいもあるのだろう。

 

屋根A(2002.8.4日曜日) 

 家の前に近づいてのショット。こうして屋根ができると随分家らしくなってくるものだ。壁にも仮の防水シートが貼られているので尚のことそう見える。一階部分にも屋根があるのが見えると思うが、これは断った他の工務店の薦めがあった。総二階構造にした方がスペース効率は高く、コスト的にも有利なのだが、一階部分も一部屋根を見せた方が家の外観に変化が付き、落ち着きと風格が出るということだった。確かにこの角度から見るとそうかもしれない。(自己満足!)

 この日は日曜日のせいか、工事関係者の姿は一人も見えなかった。それをいいことに内部に侵入してみよう。(何度も言うが、不法侵入とは違います!)

 

屋根B(2002.8.4日曜日) 

 1階から2階へ上がる階段付近から上を向いての一枚。トップライトのサッシが既に取り付けられているのが見える。この階段は家の中央に配置されたため、壁側に窓が設けられない欠点があったので、トップライトを付けてもらったのだ。ここには更に階段右側の壁にも明かり取りの窓を設けてあり、2階LDKからの光も採り入れるようにしてあるから、むしろ普通の階段以上に明るいかもしれない。
 ちなみにこのトップライト窓は電動開閉式で雨滴関知によって自動で閉じる仕様だ。あと網戸も付いている。

 

玄関(2002.8.4日曜日) 

 母方玄関の扉が付いていた。まだ2階世帯用玄関は取り付け枠しか付いていない。
この扉はトステムのアルベーロという製品で、標準仕様ではないものだ。標準はごく普通のアルミ製ドアで黒かブラウンしかないのだが、コストアップを承知で樹脂製の木目カラーのものにした。
何故かというとアルミだと冷たい印象だし、実際冷たいので、触った感じが暖かい樹脂製にしたわけだ。ただ樹脂製の場合、質感が心配だったのだが、細かいエンボス加工がしてあり、まずまずだった。質感の面ではパイン材などの本物の木製扉がピカイチなのだが、あまりにも耐久性に劣るので、ちょっと採用できなかった。
あと標準には付かない断熱材も充填してあるので玄関の冷えも軽減されることが期待できる。
 あと初めて知ったのだが、鍵が上下2カ所に付いている。防犯上その方がいいだろうね。

 

窓(2002.8.4日曜日) 

 窓枠も殆ど取り付けられている。この写真は2階寝室の出窓だ。この住宅の標準で一つは出窓が付くことになっている。この窓の裏には作り付けで壁全面に木の机が付く。このコーナーがささやかな書斎というわけだ。本当は寝室に隣接した独立書斎が欲しかったが、建坪を抑えるのとレイアウトの難しさから断念した。ま、個室にこもるのもどうかと思うから、いいだろう・・・と自分を納得させてみる・・・。

 

北側全景(2002.8.4日曜日)

 そう言えば北側から見た写真が無かったことに気付いたので、反対側に回って一枚撮ってみた。う〜む、でかい!写真では分かりにくいが、近くで見ると、ちょっとしたアパートのようだ。こちら側は壁が一二階で面一だから余計にそう感じるのだろう。(ちょっとこの家の裏には建てたくないかも)他の家を見ると大概は二階部分が一階より小さく奥まっているので、圧迫感がうちほどじゃないのだ。ま、こういった事情もあって北側の土地価格は南側よりかなり安く設定されているから、仕方ないということにしよう。

 二階部分に洗面所と繋がっているサービスバルコニーが見える。物干し金具も付けたから陰干ししたりできる。あと灯油缶や生ゴミなどの汚れ物置き場として利用しようと考えている。

 

2002.8.11(日曜日)

 今日はあいにくの天気。お盆恒例の食事会を近所の料亭で行った後で皆で見に来た。
外観上は先週とさして変わっていない。ベランダの造作がされて形が判るようになった点が目に付くくらいだ。でもこれで家の外側の形はほぼ見えてきたことになる。
今日は日曜日にもかかわらず2名の大工さんが作業されていた。

 

  室内に入ってみると早くもユニットバスが1,2階とも入っていた。でも確かに今の段階で入れないと組み立てられないのかもしれない。
写真は1階のものでINAX製。入り口の三連引き戸がポイントだ。開口部を広くすることで将来車椅子なども入れるようにしている。
尚、この浴室の手前の方には母寝室が配置されているのだが、将来的にここの洗面所・浴室まで壁をぶち抜いて繋げることも可能な構造にしてある。設計時からここの壁がなくても問題ないようにしておけば、改造も簡単だ。このことは別に注文したわけではないが、工務店側が提案してくれたのでそうした。こういった提案はうれしい。いくら施主側が勉強していても全部気付くことは無理だから、助かるのだ。この他にも図面を見ると将来手摺りを付ける可能性がある部分の壁はこっそり補強してあったりする。確かに手摺りは体重かけるから、どんな壁にも取り付けられるわけではない。うーん気付かなかった。

 上の写真の天井部分のショット。2階ユニットバスの底面裏が見えている。1階とは浴槽の方向が違っているのが判る。(右側に縦になって見える黄色いのが浴槽の裏側。左側が洗い場)
 浴槽にお湯が入ると結構な重量になるから、ユニットバスの下は鉄骨(赤い塗装がしてあるやつ)で補強してある。この辺はよく確認していなくて最近ちょっと不安に思っていた場所だったが、これなら重量の問題はないだろう。ちゃんとやってくれていたのね。
 あと上の写真の方が分かり易いが、浴室左に見える柱が赤っぽいのが見えると思う。これは防腐防蟻塗装をしてあるためだ。ユニットバスだから湿気の影響はまずないそうだが、念のためそうしていると聞いた。うむうむ素人は気付きにくいこういった点で手を抜かないのは結構なことだ。

 

 母方LDK。壁全面に防湿シートが貼ってある。これは室内側からの湿気を壁内部に入れない為に内断熱工法では必須のものだ。相手は湿気だから隙間無くテープで留めてある。冬場に気温が下がると室内と外気の温度差が大きくなり、壁の中で結露を起こす。これを起こりにくくするためには室内側の湿気を壁内部に入れないことが必要となるのだ。正直これが嫌で外断熱工法の家にしたかった。いくら隙間無くシートを貼ったところで隙間を完璧に塞ぐことは不可能だと思うからだ。九州は東北、北海道などと比べれば壁内結露の危険は少ないとは言え、見えない場所だけに知らず知らずのうちに構造体の柱が腐る可能性だってあるのだ。これが外断熱であれば壁内および構造体の柱は室内と同じ環境にあることになるので結露することがない。しかし残念なことに外断熱をきちんと施工できる工務店は増えつつあるものの現状まだ少ないのだ。自分が検討した3工務店のうち、一つは外断熱だったが、価格面で折り合いが付かず断念した。
最低限の妥協として、壁内部に通気層があるこの工務店にしたというわけだ。一応は自然に排湿する仕組みがあれば少しはましかと・・・。
 この辺のことは非常に大事な割に一般の人は無頓着なのが信じられない。木造軸組の家は構造体の柱さえ無事ならあとはどのようにも取り替えがきくが、構造体の柱が腐れば建て替えるしかないのにだ。この辺、施主側が正しい知識を持たないといい加減な施工がこれからも続くだろう。

2002.8.16(金曜日)

 今日は天気も良かったので母親と妹を連れてまた見に来た。
写真は2階世帯用ドアである。まだ段ボールで保護されているのでどんな感じかは見ることができない。でもドアの中から配線が顔を覗かせているのが見える。これは電気錠の為の配線である。普段2階にいるため、玄関の鍵をかけたかどうかを確認するのにわざわざ階段を下りて確認するのが嫌で付けてもらった。これがあれば2階から鍵をかけたり、開けたりできるし、開閉状態も確認できるので色々と便利だ。
あと車のキーレスエントリーのようなリモコンも2つ付属するそうだ。別にそんなものまでは不要なのだが、セットで付いてきた。ま、荷物で両手がふさがっている時なんか、リモコンのボタンを押すだけで鍵が開くのは便利と言えば便利かもしれない。

 母方LDKの写真。中央部にシステムキッチンと吊り戸収納を取り付ける為の柱が作られていた。ここに対面式のL型キッチンが入ることになる。
一番奥の部屋が母寝室で、この部屋の右側(東)窓が図面と違い、腰窓が付いていた!ここは掃き出し窓でないと外に出ることができないから不便だ。この窓の外に洗濯物を干す予定にしているから、是非とも掃き出しでないと困る。早速工務店に確認すると、既に気付いていたようで掃き出し窓に付け替えるとのことだった。一安心。
 あと床に捨て貼り用合板が敷かれていた。この板の上にフローリングを貼ることになる。この合板の下には写真にも写っているピンクの発砲スチロール系断熱ボードが敷き詰められていて、床下からの冷えを低減することになる。
 実家はこれがないから、冬は床がすーすーして非常に寒かった。寝ころんでいるとストーブがあるのに下からしんしんと冷えたものだ。新居はこれで大丈夫だろう。まあ今時の家は当然の仕様みたいだが・・・・。

 1階天井部分にグラスウール断熱材が仮置きしてあった。これは今時の家でも、まだ標準仕様としている会社は少ないものだ。というのも1階と2階の間は室内だから、わざわざ断熱材を敷き詰める必要性は少ないからだ。あるとすれば1階の熱を2階に伝えないようにすることだが、一番の目的は遮音である。通常、ローコストの家だと2階フローリング床と、1階天井板のみという仕様の会社もまだ結構ある。その場合、太鼓のように足音が間の空間で響いてしまい、非常に1階住人はやかましいこととなる。だからこれを回避するために、この工務店ではフローリング下に合板の捨て貼りをし、更にグラスウールで隙間を埋めて太鼓効果が起きないようにしているのだ。
 会社によってはグラスウールではなくボード系断熱材を使ったり、防音シートを敷き詰めたりして対策しているところもある。
 うちの場合、間取り上からも寝室の上にLDKなど居る時間の長い部屋を配置しないよう工夫した。どうしても間取りで工夫出来ないときはフローリングでなくコルク床にしたり、カーペットを敷くのがいいだろう。後、音対策としては水周りの配管も1階寝室に聞こえないよう工夫が必要だ。

 外観上は8/11と特に違いはない。バルコニーが出来たおかげで2階部分を見たいのだが、なかなか見ることができない。大工さんたちは一体どこから2階に入っているのだろう?窓かバルコニーをまたいでだとは思うが・・・。
他の工務店では室内に仮の階段が取り付けられていたのだが、そうはしないようだ。
 左の奥に少しだけ見える家は既に外壁が付いていた。うちと屋根の色は同じだが、壁は全然違うので見た目の印象もだいぶ違うだろう。

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