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  第四日 その2

 昼食

  さて、さっきガイドのお姉さんから教えてもらったソウルフェスティバルの会場に早速移動がてら、お昼を食べるお店も探し始める。 移動距離にして一駅くらい、地図を見ながらその方向へただふらふらと歩くもんで、裏道ぼいところもいっぱい通る。そんな通りに意外と食堂もあって、そのひとつに入る。
  最初のひと言目は韓国語で声をかけられるが、すぐに察してしまわれてそのあとから日本語で対応を受ける。席につくなり「釜飯?白ごはん?」。どちらか選べということらしい。詳しく尋ねると、とうふチゲがメイン料理でご飯は選べるということらしい。出て来たものは、なかなか美味そう^^。 贅沢気分の昼食 食べ方も教えてくれて、どんぶりにごはんと薬味代わりの具を入れ混ぜて食べる。お茶もかけるそうな。そうするとおこげもほぐれていい感じ。先に出ていたサイドメニューだけでもそこそこお腹いっぱいになりそうだけど、メインはとうふチゲですから。食べ切れないほどの品数にうれしくなっちゃう。

  おかずが辛いだろうと唐辛子味噌をごはんにかけずに食べていたら、すぐ隣のテーブルで食べていた奥様らしき方が、店員さんに「この日本人に入れて食べるように言って…」と口添えしたようで、再び店員さんこちらに言いに来る。奥さん、入れずに食べるのがどうも許せない様子。「辛くて食べられなくなるから…」と抵抗するも、入れたほうがおいしいから是非にと勧められ、ほんの少し入れることになった。奥さんはほかの調味料も出して勧めてくれるが、何なのかもわからないままつい拒否してしまう。元々辛いものは苦手なので過剰反応気味の自分。「ごま油」と奥さん日本語で教えてくださる。だったら大丈夫かも…こちらの早とちりだぁ。
  残すなんてもったいない。時間をかけて食べる食べる。。。山積みになった青菜はさすがに残っちゃったけどね。

 ソウルフェスティバル

  店を出て、お祭りが行われている光化門からソウル市庁までの通りにぶち当たる。 通り沿いに並んだ出店を途中から見つつ、市庁前広場へ。そこには色とりどりの民族衣装を着た女性だらけ。 お茶会全国大会 茶道の大会が行われているらしい。韓国の茶道・・・見ていると、日本と同じで抹茶もあれば煎茶もあるよう。作法もそっくり(@_@)。起源はきっと同じなんだろうな〜。お菓子も羊羹とか、いわゆる「和菓子」だよ。韓国語で言葉をかけられないのだか、気になる人のところに行ってお手前を頂戴してみる。どうやら「そば茶」らしかった。

  しばらくすると舞台のほうで民俗音楽のコンサートが始まった。民謡歌手による「アリラン」などのステージ、そして横笛奏者による演奏会。こんな機会を逃すな!と、出来るだけステージ近くで見ることにする。民謡歌手の歌声は、日本で活躍している韓国の演歌歌手の人の声によく似ている。これがこの国の歌い方の特徴なんだろうか。

  自分のすぐ前で見ていたおじさまが日本の浴衣を着ていて、よーく見ると、このお祭りの日本語ガイドを持っている。さっきもらったのは英語のガイドで、日本語のものもあるのか〜。思わずおじさまに声をかけ、どこで手に入れたのか尋ね自分ももらいに行く。韓国語・英語・中国語・日本語などで発行していた!!
  おじさまはリピーターなのか物知りで、この国でのコンサートでのしきたりのようなものも教えてくれた。また、このあと行われる「民族衣装のファッションショー」を楽しみにしている…なんて話もしてくれる。 ガイドを見ていると、ここにずっといるだけでひととおり韓国のことを知ってしまえる勢い。最終日には、有名俳優などのパレードもあるようで、年に一度の大きなイベントらしい。こんな催しをやってたなんて、教えてもらってラッキーでした。

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 ◆ 韓国ひとり旅 ◆
 1.出国〜国際航路
 2.釜山〜ソウルへ移動
  仁寺洞など
 3.南怡島、明洞、
  南山公園
 4.昌徳宮、宗廟、
  ソウルフェスティバル

 5.釜山へ移動
  東莱温泉
 6.チャガルチ市場、
  国際マーケット、繁華街
  出国〜国際航路
 7.日本に帰着