■ 第四日 その1
昌徳宮
この日はソウル観光の最終日にしようと考えていた。
ゆっくり起きて朝食。そして近場にお出かけ〜。
宿から徒歩5分もかからない昌徳宮(チャンドックン)へ。朝鮮王朝の離宮として建てられた広々とした敷地のお屋敷で世界遺産。ここはガイドツアーでしか入ることができないので、入り口で日本語ツアーの時間を待って出発。民族衣装をまとったお姉さんが30〜40人の日本人を案内して下さる。
王室の暮らしぶりを見ながら、どんなことを考えていたのかも同時に教わる。一般庶民とまではいかないまでも、両班(リャンバン・お役所勤めの人)の生活を体験するための建物もあり、王の心の深さも感じられる。お屋敷はいろーんな知恵を駆使して作られたとても素敵なところ。
ツアー終了後、ガイドのお姉さんと一緒に写真を撮らせてもらい少し話をする。興味深いことをたくさん聞かせてもらう(内容は秘密)。どうやら今年のGWは竹島問題などがあって、日本人観光客が随分と少ないらしい。そうなの?これで少ないってことは普段はものすごい数やってくるということか。ここ数日は「ソウルフェスティバル」というお祭りが行われているので行ってみるといいよ〜と、いい情報教えてもらっちゃった。
宗廟とその周辺
今度は昌徳宮のすぐ隣にある宗廟(チョンミョ)へ。代々の王の位牌を祀っている建物でこれも世界遺産。とても静かな雰囲気で人気もまばら。建物の規模があまりにも大きくて、写真にはなかなか納まりにくい。年に一度はこの広々とした正面の平地で大規模な行事があるとのこと。
宗廟の外に出る。前の公園では人だらけ。おじいちゃんたちが、囲碁・将棋の会??で対局中。中には自分の作品(書道・絵画)を青空展示して即売会を開いているおじいちゃんもいる。別の一角では、健康相談会?身体のツボが描かれた絵を出してちょっとした体操を教える団体まで。みなさん活力あります。お元気そうです。
この辺は宿のすぐ近くなんだけど、ずっと同じ地下鉄の出入口を使っていたらわからないもんだね。観光ガイドに載っているとおり、鐘閣3街は貴金属のお店だらけなんだなぁ。どこ見渡しても似たような商品が並んでるよ。
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