設計事務所&工務店様からのQ&A


1.Q C値・Q値・K値
 
C値及びQ値やK値のデータが欲しいので、ありませんか?
1.A
 「赤外線バリア」システムでは、熱エネルギー(赤外線)を反射しますのでC値・Q値・K値を対象としません。
このAIRINシステムにおいて、Q値(熱損失係数)やK値(熱還流率)は、通常の熱伝導における
 断熱材ではなく、熱=赤外線反射による射熱によるものなので該当しません。放射の科学的理論
 を基に、これからの断熱性能が赤外線抜きでは考えられなくなる実態が来る事を認識せざるを得ません。


 赤外線技術及び赤外線の知識をもっと高めたいものです。


2.Q 古民家住宅
 現在も残っている多くの古い民家をお手本に考えて、「昨今の高断熱高気密住宅はよくない、
昔ながらの適度に隙間があるつくりがよい」という 主張は、現代人に「どんなに寒くても痩せ我慢して寿命を縮めよ」と言っているような気がします。

2.A
 古民家は大切な日本の財産だと思います。ただ現存のままだと冬は寒く耐えがたいとお思いでしょう
 このような住宅こそ「赤外線バリア」システムをお勧めいたします。古民家はそのまま、壁・床・天井と 外観を損なうことなく赤外線反射素材を使用し冬は暖かく、夏は涼く暮らせるようになります。
茅の隙間から銀色に輝く赤外線反射シートが!!

3.Q 在来工法
 将来リフォーム・増築を考えて在来工法で住宅を建てたいが、断熱が心配です。
3.A
 在来工法に「赤外線バリア」システムをした場合高断熱住宅以上の断熱効果を発揮します。
 「赤外線バリア」システムで、SPU・SPTは、真空断熱材を超える断熱効果を、赤外線反射により実現しました。


4.Q 壁の中の結露
 エンドユーザ様には言えないが、高断熱高気密住宅で換気効率が落ちると結露が発生する。
 冬の停電などあった場合と、年数の経っている住宅などでのクレームが心配。
壁体内の
結露による
断熱材の
末路
4.A
 結局、現在建築で使用の断熱材の種類は、伝導を重視し、
 放射(赤外線)を蔑にした結果で、今までの断熱材は、
 断熱材の中に蓄熱もするというギャプを生じている。
 したがって蓄熱効果により内外の気温差による換気不良などあると、内壁に結露が起こります。
 「赤外線バリア」システムは、放射を重視する為、蓄熱効果は起こりません。
 つまり結果的には結露も、しにくい訳です。

5.Q 熱交換型換気扇のメンテナンスは必要?
 
熱交換型換気扇は、メンテナンスは必要ないように思います。
 停電など年間に1時間もあったら大きい方で心配しなくても良いのでは?

5.A
 確かに、停電は年間を通して非常に少ないと思います。しかしながら、熱交換型換気扇というものは、
 まだ熱の交換率が低く、対流式の熱などは、かなり逃がしてしまうため、経済的とは言えません。
 熱交換型換気扇のメンテナンスは、定期的に行わないと、その効率は著しく降下します。
 したがって、新築引渡しの時にフィルターの清掃等のメンテナンスは契約するべきです。
 当地区に於は、メンテナンス契約が、ほとんどなされていないのが現状です。
 新築後、大きな財産として30年以上お住まいになる住宅が、
 結露に対するメンテナンスが一度も無い、そんなことが起こり得るのです。
 そのためにも、『AIRIN断熱工法』が必要ではないでしょうか。 


6.Q 結露は夏と冬では違う
 壁体内の結露は、夏と冬では違いがあるのでしょうか?
 また、対策はあるのでしょうか?

6.A
 
結露のおこる訳をまず参考にしてください。
  その構造を「防湿層」と言い室内側にAIRINまた、夏型結露を考えると外側には、タイベックシートが必要になります。
 特に注意しなければならないのは冬の結露です。水蒸気が外部に抜けていくように通気層を設けることも有効です。
 いずれにしても、熱を反射させることが一番効果的で「赤外線バリア」システムが最適でしょう。


7.Q 宇宙服に使用されるわけは?
 
宇宙服には断熱材でなく蒸着アルミを使用するのはなぜ?

7.A
 
宇宙服は特殊な布が何層にもなって構成されており、宇宙服の内部に熱が伝わらずかつ、
 人間の体温が外部に奪われない性能が求められます。この条件をクリアーできるのが赤外線反射構造なのです。
 やはり、住宅にも同様なことが考えられ、反射技術も応用の対象とするのが一番だと思います。
宇宙服の中身が断熱材だったら・・・
熱の抵抗体でしかない断熱材では、外部の温度が内部に伝わり、また体温で温まった温度も外部に逃げてしまい宇宙服内部の人間は、数分として生きていないことでしょう。

これらの熱の基本的な動きを考え、できたのが「AIRIN」断熱構造 (赤外線バリア)です。断熱材では抑えきれない熱の動きを反射してしまう。
この原理により夏場の冷房負荷、冬場の暖房負荷を下げて、今より大幅に省エネルギーにすることができるのです。
参考 宇宙服の不思議 


8.Q 施工は簡単でしょうか?
 
施工方法は簡単に出来ますか?
  施工例

8.A
 SR-PL(ロール状タイプ)に関しては、断熱工法により異なります。
 詳細はお問合せください。なお、手掛けて頂くと直ぐに慣れます。
 AIRIN−SP(ソフトパック)に関しては、単体で使用
 手軽にAIRIN構造が施工できます。
 施工方法として、グラスウール等の断熱材と一緒で簡単施工ですが、赤外線技術の何たるかが、解らないと、失敗の原因になります。
 ただし、AIRIN構造には、静電気が起きる可能性がある為アース工事が必要となります。
 詳細は、お問合せください。


9.Q 現在、使用されていますか?
  現在どのような所で使用されていますか?  施工例

9.A
  熱を遮断する技術の最先端は、「宇宙産業」ここでは『赤外線』の技術を除いての
  断熱はありえず、また、その技術の応用として航空産業、自動車産業、家電業界
  にも普及しつつあります。
  唯一建設業界が従来の技術から脱皮できずに熱の伝わり方の最も基本的な三原則を見直そうとしませんが、
  最近、住宅に施工しつつあり、もう、すでに取り組みがなされており住宅事情に疑問をお持ちの方々により、
  施工実績が上がって来ております。
  


10.Q AIRINはすぐ手に入りますか?

10.A
 8.Aでお答えしましたが、即納は出来ますが、AIRINが直ちに施工できると勘違いしているようです。
 施工方法を勉強して頂かなければなりません。また、赤外線技術を習得していなければ、失敗します。
 赤外線反射断熱材は、確実に使用頻度が多くなってきています。
 それに伴い、現場からの声が多く聞かれるようになって来ています。 
 詳細は、お問合せください。


11.Q アースは何箇所も取らないとダメでしょうか?

11.A
 SPT・SPUは、上と下でアルミの部分を重ねて連結し、アースは1箇所(安全の為2〜3箇所)に出来れば良いと思います。
 また上下の部分は、
 渡りをつける特殊なテープを用意しております。お問合せください。
 SR-PLは、重ね張りにて、アースは連続していきます。また、SPT・SPUの渡りにSR-PLを使用しても同じになります。
 この場合は、テープ状にして渡らせる事が出来ます。
 エピソード
  ある工務店様が資材会社に問い合わせた時の事でした。アースの渡りは鉛の板で接続しないとアースが取れず、
  その鉛の板が、非常に高価なもので、採算が合わない、将来もっと安くなるだろうと答えたと言う
 (笑)  

 但し、安全のため2箇所以上アースを落として下さい。

AIRINのSR-PLを使用した切れ端でアースを渡す。
写真は、玄関壁面から居間壁面へアースを渡す。
ごく簡単にSR-PL同士を接続していきます。

施工例を確認して下さい。

 


12.Q 温度や断熱効果は、実際的には如何なんですか?

12.A
 赤外線技術の4.AIRN断熱システムの性能に比較グラフが記載されています。
 また、光気密と赤外線バリアお客様の声の施工例の下部に記載されていますので、ご参考にして下さい。


13.Q 新築の床暖房にオンドルを考えております。AIRINで施工できますか?

13.A
 オンドルの床暖房は、輻射熱により床面を暖める方式です。
 したがって、その熱を無駄にせず住宅全体にも生かすためには、AIRINで赤外線バリアを有効に使う事ができます。
 床下にオンドルはありますので、床下には、AIRINを入れず、壁面に使用する。


14.Q  恥ずかしながら赤外線反射と断熱材の区分けが解らない。簡単な説明をお願いします。一設計士

14.A
 まず、赤外線の特徴が簡単に説明されているページをご参考にしてください。赤外線の断熱とは?
 温度が同じ場合でも、赤外線の量により、体に感じる熱量の変化が、ある事を確認できると思います。
 赤外線の特徴が簡単に、お解かりになると思います。
 断熱材に関しては、7.Qまたは、1.断熱材は熱を遮断しない?を参考にしてください。


15.Q  我が家は、高断熱高気密のオール電化住宅です。夏場、午後2時頃から立ち上がると天井の方が暑い
     感じを受けます。この場合も赤外線が影響していますでしょうか?

15.A
 14.Aと同様です。簡単な対処法方としては、天井敷設工事を参考にしてください。
 この対処法方により、天井面からの赤外線を防ぎ結果室温の低下及びエアコン等々の負荷を軽減するようになります。
 特に高気密高断熱住宅に於いては、使用している断熱材の熱伝導率により、午後から夜にかけて、室温が上昇して行きます。
 この事は、建築に関わっている方々、承知の上で、施工されているはずで、面だって言わないだけです。


16.Q  御社の商品ではございませんが、○○○○フォームの○○mmと同じ効果を発揮と広告が、あります。
     御社の物は何ミリに匹敵するのでしょうか?(工務店様よりの質問)

16.A
  ここで弊社は、○○mmに相当しますとの答ならば、何も解らない場合は納得してしまうかも?
  しかし、根本的に、断熱材と、赤外線反射素材とは、異質なものであり、断熱材の○○mmに相当しますと、掲げられる物ではない。
  もし、そのような広告が存在するならば、赤外線技術のイロハが、お解かりに、なっていないと思います。
  1.Aでも述べております。
  また、赤外線反射材は全て同じではありません。確かに1つだけ捕らえて反射率97%すごいと思われる方々、これに手を加えて
  商品化し、SP-T・SP-U・SR-PL などの種類があり、使用目的に合わせて選ぶ様に設計。
  では、住宅に使用するには、どの様にして良いか、使用目的や施工を誤ると、全くのアルミ箔で、終わります。
  建材店や、建材卸会社を通していないのは、施工方法に間違いの無いよう、弊社で指導して行く為です。
  もし、建材店がお取扱している場合は、赤外線技術のイロハを熟知して頂いている人間が数人いると思って下さい。
  施工方法等々に関しては、お問合せ下さい。


17.Q  一般のお客様よりのご相談
     お客様の住宅は、高断熱高気密住宅で築3年との事です。
   ご相談内容は、以下のようなものです。
   冬になると、2階の軒からツララがのび出し時々窓からツララを落しています。勿論、屋根は、スノウストッパールーフ仕様です。
   屋根には、断熱材を入れていますが、なぜか、ツララが出来ます。
   施工した、建設屋さんに相談しました結果、住宅内の温度を下げました。
   しかし今度は、寒いこれでは私の考えている住宅ではないとの事
   ツララを融雪ヒーターで取って頂きたい。
   

17.A
   最初は、屋根融雪のご相談と受け取り、お話を聞かせて頂きました。
   お話の内容から、ツララが出来る様子まで一貫して、住宅内の熱が屋根面からの放射によるもので、
   融雪ヒーターより、屋根から熱放射させないように、したほうが良い事をお伝え致しました。
   後日、赤外線反射断熱材SP-Uのご使用をお勧めし、施工させて頂きました。
   今年の冬が楽しみとの事です。

18.Q  一般のお客様よりのご報告
   Webでこんなの見つけました。
   http://plaza.rakuten.co.jp/zoukaiya/3002 
   御社で取り扱いの製品ですか?
   建設屋さんでも驚きの? と言うよりも建設関係でもまだ知られていないのでしょうか?
   Web最後に「楽天」とありますが、楽天でも販売されていますか?  

  

18.A
  確かに、雪国科学の商品です。
   Webは楽天ブログに記載されているもので、楽天では販売されていません。
  また、建設関係に於いても、やっと周知されてきてはいますが、古くからの建設屋さんには、受け入れる体制自体がない。
  大型建築物にも取り入れられている昨今、もっともっと広めたいですね
  ご連絡ありがとうございます。

19.Q 現場でのご質問(レイウォール)
     塗装業と左官業の業者様から、一度も取り扱って、いない商品で
     初めてでも、上手く出来るものなのでしょうか?
     とのご質問でした。


19.A
    レイウォールは、水で解くだけで、他には一切、化学物質を使用致しません。
    水の解き方や割合を指導する事により、普段、取扱っておりますペンキや壁材等と同様に作業して頂ければ
    全く、心配する事なく施工できます。
    以上の指導により現場では、スムーズに施工されました。
    レイウォール施工例を参考にしてください。

20.Q
  エアコンやFFストーブの穴開けに付いて
  穴開け用ホルソーに反射断熱材が絡み非常に取付けにくい。
  との声がありました。
  

20.A
  エアコンやFFストーブの穴開けについては、弊社にお問い合わせ下さい。
  取付工事は、素人紛いの工事業者も有り反射断熱材を絡めても知らんふりと云うこともあります。
  まずは、弊社へご連絡頂ければ、穴の開け方をお知らせ致します。
  また、工事が長期にわたる場合には、現場監督等に、最終確認して頂いた方が良い、ある現場では、
  連絡ミスがあり絡めてしまったようです。
  より良い商品をより良い環境で使用して頂くためには、双方の意思疎通を心がけましょう。


  ご質問に関しては、常時お受け致しております。 お気軽にご相談下さい。一般の方も歓迎致します。


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