北の大地で温泉に浸かる −秋のひとり旅 4泊5日−

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  《 2日目 》 たっぷり観光、ゆったり温泉

車窓   天気晴れ。千歳駅7時26分の東室蘭行普通列車で登別を目指す。1時間20分間の乗車。そこそこ乗客がいたのだけどなんとか座れて、その間はもちろん睡眠ですよ!貴重な休息タイムなのだ。学生が多くて丁度試験の最中のようでみんな勉強してた。車窓は途中、ほったらかしの草むらが広がっていてその向こうに太平洋が見え、少々北海道らしい景色が続いた。

 登別駅に降り立つや、ぷ〜んと温泉の香り。硫黄のにおいをかぐだけで、もう癒され始めてる。駅構内ではたくさんの看板で歓迎してくれて観光ムード満点。期待いっぱいで路線バスに乗り込み、15分ほどで登別温泉へ。

 今回、まともなガイドブックを持っていない。15年以上前、初めて北海道旅行をした時に使ったミニサイズの案内本だけであとは現地で買うか無料の地図を貰うかするつもりだった。バス停近辺で観光案内所は見当たらず、近くの公共施設で「薬局の近く」と聞いて探したがよくわからない。荷物を預けて、仕方なく奥地へ奥地へと進む。が、どうもなさそうだ。立て看板に地図はあるけど、道がやたら多くて覚え切れないのよね。

パークサービスセンター  そうこうするうちに、地獄谷の前まで来てしまった。そこで登別パークサービスセンターといういかにもな施設に救いを求めに入る。係りの人に地図をもらい、しばらくまわり方など相談していると、急に思い出したかのように、「ボランティアの案内人が、行きたい所へ思う通りに案内してくれるよ」とおっしゃる。そうなんですか〜〜??「10時になったらそこに傘立てて待機してるから行っておいで」って。そんな有難い話ってないよね〜。話聞かなかったら、地図だけもらってひとりで冒険してたよ。  この日の希望は、地獄谷めぐり、沼めぐりハイキング、温泉入浴。登別温泉バス停15時半出発まで時間がある。付き添って下さる女性に希望メニューと時間を伝えてさぁ出発。

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