1997年度のこちら側作業班は、以下に示す6つのテーマを設定して取り組んだ。
テーマ | プロジェクト名 | 目的/概要 | 結果 |
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モニター研究 | ◇インターネット利用モニター募集 | ・モニターレポートという形で、障害者の発言の場を確保し、障害を持つユーザーの声を社会化する契機とする。 | 1997年度のモニター応募者は、0名であった。(1996年度のモニターは、インターネットを継続利用している。) |
体験 | ☆インターネットキャラバン隊 | ・出前方式によるバリアフリーなインターネットカフェの実現 | 2施設を対象に実施するも、不調に終わる。 |
交流 | ☆tic-wel-monitor MLの運用 | ・コミュニケーションと交流の場の提供 | 1998年4月25日より運用開始。 |
社会保障 | ☆インターネットプロバイダーの障害者割引制度の現状調査 | ・障害者がプロバイダーを選ぶ時の参考資料を提供するとともに、「アンケート調査」という形式を通して、プロバイダーへ障害者のニーズを伝える。 | 5社について、予備調査を実施した。(実施日1998年3月末日) |
ノウハウ共有 | ☆インターネットホームページの設置 | ・インターネット導入支援のノウハウ(特別援助プログラム)を社会化する(共有する)ことを最終目標としながら、当面は、福祉応用専門委員会メンバー間の情報共有装置として活用する。 | 1998年2月25日より運用開始。 |
URL=>http://www.na.rim.or.jp/~kato-a/TIC/index.htm | |||
人材育成 | ☆パソコンボランティア入門講座への参加 | ・人材(パソボラ)育成の拠点(施設)との連携 | パソコンボランティア入門講座参加者の一人が、1998年4月〜9月の研修生として活動。 |
☆パソコンインストラクター研修制度の試行 | ・人材(情報技術、障害者援助技術を有したキーパーソン)を養成する。 |
◇継続(1996年度から) ☆新規(1997年度から)